外壁塗装の天敵？雨の日の影響と対処方法
外壁塗装をする上で重要な工程の１つが乾燥です。
塗料を乾かす時に雨が降れば、その分工期が遅れることも珍しくありません。
「雨が降ったら外壁塗装にどんな影響があるの？」「雨の日の対策は？」という疑問にお答えします。
広島県福山市の外壁塗装、屋根塗装ならイマガワペイントにお任せください。
一級建築士、一級塗装技能士が在籍するイマガワペイントが、今回「外壁塗装の天敵？雨の日の影響と対処方法」についてご紹介します。
外壁塗装中の雨の日でも、行える対策がありますので、しっかりとチェックしましょう。
また、外壁塗装の期間と流れについて知りたい方は下記の記事で詳しく解説していますので、参考にしてください。
参照：外壁塗装の流れと期間について解説外壁塗装専門店【イマガワペイント】福山市・笠岡市
外壁塗装の天敵？雨の日の影響とは
外壁塗装の天敵となる雨。
雨の日に外壁塗装をするとどういった影響が出るのか気になるところだと思います。
結論からいえば、雨の日の外壁塗装はさまざまな原因で施工不良が出る場合があります。
施工不良になれば、再度塗り直しや工事のリプランを余儀なくされます。
細かな理由については、下記で解説します。
雨の日に工事ができない理由①ひび割れや剝離が起こる
雨の日に工事ができない理由は、塗料がしっかりと付着しない結果ひび割れや剥離が起こるからです。
雨により水分が塗料に混じれば、塗材が薄まります。
乾いた下地に塗料を塗ることで、しっかり付着することができます。
しかし、余分な水分を含んだ塗料は、本来の成分がうまく固まらず、その結果ひび割れや剥離を起こします。
キレイに塗装しても、乾いた後に剥がれやひび割れが起こり、施工不良となる可能性があります。
雨の日に工事ができない理由②耐久性の低下
雨の日に工事が出来ない理由の二つ目は、耐久性が低下するからです。
塗料が雨の影響で、流れてしまったり、雨水という不必要な成分が混ざったりします。
本来の耐久性を著しく低下させる恐れがあります。
雨水によって液体が流れると、塗料が薄くなり、本来の性能を発揮できません。
雨の日に外壁塗装をすることで、耐久性の低下というデメリットを生み出します。
雨の日に工事ができない理由③外壁に雨が浸透する
雨の日に工事ができない三つ目の原因は、外壁に雨が浸透することで美観が損なわれるからです。
雨が降ることにより、塗装部分にムラが出来ることもあります。
また、雨は不純物が混じっており、乾けば汚れとして浮き出る場合も。
塗りたてのキレイな外壁が、所々まだら模様になってしまうと、美しさを保てません。
雨の日に無理に工事を進めてしまえば、後から再度施工を行わなければいけないのでおすすめできません。
途中から雨が降り出した場合は？
外壁工事をスタートした時は、晴れていても突然の雨に降られる場合もあります。
外壁工事中に雨が降り出した時は、どうすればよいのでしょうか。
もし、雨が降り出した時の対応について解説します。
基本的には、雨が降り出した時は、工事を中断せざるを得ません。
上記でもご説明したように、雨の中の工事に対するデメリットが大きいからです。
業者側も天候を調べ作業に取り掛かりますが、突然の雨は避けることができません。
しかし、雨だからといって作業そのものができないというわけではありません。
着手できる作業を行うことで、本来の工期を守り、スケジュール通りに進めます。
Q＆A 塗装後3時間以上経って途中から雨が降り出したら？
もし、塗装後3時間以上経って雨が降り出した場合は、塗り直しの作業は基本しなくても良いでしょう。
A、その理由としては、塗料は3時間ほどで乾くものがほとんどです。
もちろん、その日の湿度や温度との兼ね合いがあり、絶対にとは言いきれません。
しかし、基本的な目安で言えば、乾燥が完成している段階で雨に降られても性能を損なうことはありません。
逆に塗装後3時間以内の場合は、乾燥を終えていない可能性があります。
最悪、塗り直しの作業を行うことも検討しなければいけないでしょう。
外壁塗装-雨の日の対処法
では、雨の日にできる外壁工事の作業とは、どのようなものがあるのでしょうか。
雨の日に行える外壁塗装の作業を解説します。
高圧洗浄
雨の日でも行えるのは高圧洗浄です。
高圧洗浄は汚れを落とす為、水で洗い流す作業です。
汚れや古い塗膜は、塗装の妨げになります。
高圧洗浄をして洗い流すことで、塗装を効果的に施すことができます。
飛散防止シートの設置
飛散防止シートを設置する作業は雨の日も行えます。
塗装とは関係のない準備段階です。
雨が降っていても設置することは可能。
足場の組立・解体
足場の組み立てや解体作業も雨の日に行っても問題ありません。
塗装前やすでに塗装が終わっているので、天候が悪くても行えます。
事前準備や片づけをするだけなので、少々の天候不良でも実施する業者もあります。
雨の日の外壁塗装になった時のチェックポイント
雨の日の外壁塗装になった時は、どのような点をチェックするべきかを解説します。
雨の日に作業をしているか
雨の日の外壁塗装のポイントは、塗装作業をしているかどうかです。
雨の日も行える工程はありますが、塗装に関してはストップしているかをチェックしましょう。
雨の日に塗装を行えば、耐久性の低下やひび割れや剥離などの不具合が起こる可能性が高まります。
再度塗装作業が必要となる場合もあるので、確認するべきです。
業者の中には、多少の雨ならと作業を中断せずに行う場合もあります。
しかし、雨の日に塗装を行えば、結果的に施工不良を招く危険が高まるので注意してください。
雨による不具合が起きていないか確認する
雨の日に外壁塗装工事を行ったのなら、後日外壁に不具合が起きていないかをチェックしましょう。
雨の日に外壁塗装を行った場合の不具合は下記です。
- 塗料が流れている
- 塗装にムラができている
- 膨れや剥がれ、ひび割れがある
- 塗装部分が手につく など
不具合を確認した時は、すぐに業者へ報告しましょう。
放置していれば、さらにひどい状態となったり、施工不良のまま作業が終了してしまったりします。
後から問い合わせると、工期が伸びたり追加料金が発生したりすることもあるので、注意してください。
まとめ
今回は、外壁塗装の雨の日の影響と対処方法についてご紹介しました。
雨の日の塗装工事は基本的には行いません。
雨の日に行えば、耐久性の低下やひび割れや剥離などの不具合が起こる可能性が高まります。
正しく期間内に工事を行う方法としては、雨の日にできる作業を進めることです。
施主側も作業工程をしっかりと把握することで、安心できる外壁工事を行えます。
広島県福山市・岡山県笠岡市で屋根外壁塗装をご検討中の方は、
イマガワペイントへご相談ください。
お困りごとをお聞きして、お客様目線のご提案を心がけております。
福山市と笠岡市に4つのショールームがございます。
どうぞお気軽にお立ち寄りくださいませ！
