広島県福山市N様邸 スレート屋根の塗装の際は「縁切り」をしないと雨漏りの原因に!
2024.09.14
現場レポート
広島県福山市N様邸より引き続き、屋根塗装・外壁塗装に関してレポートしていきます。
前回は、屋根塗装についてレポートしました。
前回の現場レポート→「広島県福山市N様邸 屋根塗装をすることで、耐久性・美観ともに向上しました!」は、こちらのページです。
今回は、スレート屋根を塗装する際にとても大切な「縁切り」についてレポートしていきます。
まず、上記の写真をご覧ください。
スレート屋根は1枚ずつ重なり合って敷き詰められているため、隙間があります。
「縁切り」とは何かというと、屋根材と屋根材の間に隙間をつくる作業のことです。
「隙間があると雨水が入り込んでしまうのでは?」と思われるかもしれませんが、実はこの隙間が大切なのです!
なぜ隙間が大切なのかというと、雨水がスレート屋根の内部に入り込んでしまった時に、雨水を排出する働きがあるのです。
縁切りをしておかないと、水が屋根に溜まり、カビや苔が繁殖する原因になり、最悪の場合、雨漏りに繋がりかねません。
そのため、塗装の際には屋根材同士の隙間を塞いでしまうため、「縁切り」をして隙間を作ります。
※補足※
スレート屋根の下には「ルーフィング」という防水シートが張られているため、防水機能に関してはルーフィングが担っているのでご安心ください。
では、いよいよ縁切りをしていきます。
縁切りは、カッターなどの工具で、スレート屋根の重なりが塗膜で塞っている部分を切り取っていきます。
これで雨が降っても安心ですね!
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