広島県福山市N様邸 塗装の前には塗料の密着度を高めるケレン作業を行います
2024.09.15
現場レポート
広島県福山市N様邸より引き続き、屋根塗装・外壁塗装に関してレポートしていきます。
前回は、屋根塗装の際に行う「縁切り」についてレポートしました。
前回の現場レポート→「広島県福山市N様邸 スレート屋根の塗装の際は「縁切り」をしないと雨漏りの原因に!」は、こちらのページです。
今回は外壁塗装に入る前に「ケレン作業」ついてレポートしたいと思います!
「ケレン」って聞いたことはありますか?普段生活する中では聞きなれない言葉ですよね。
ケレンとは、塗装する箇所の表面の状態をキレイに整える下地処理のことです。
上記は破風板の写真ですが、塗膜が剥がれて凹凸ができています。
このように凸凹のある状態だと塗装の際に塗料がしっかりと密着しないため、表面を研磨していきます。
ナイロンたわし等で古い塗膜や荒れた部分を除去していきます。
高圧洗浄でもある程度の古い塗料は落ちますが、ケレン作業をすることでよりキレイに仕上がります。
ちなみに、ケレン作業は木部だけでなく、写真のような棟板金(むねばんきん)やベランダの手すりといった金属部にも行います。
錆ができてボコボコした箇所を滑らかにしたり、逆に元々ツルツルした箇所は塗料が付着しにくいこともあるため、わざと細かな傷をつけて目荒しを行い、塗料を付着しやすくすることもあります。
建材と塗料の密着性を高めるために、ケレン作業はとても大切な工程なのです(^^)/
次回はいよいよ外壁塗装についてレポートしていきます!
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