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広島県福山市・M様邸 屋根塗装・外壁塗装 鼻隠しの役割と塗装の様子

2024.03.12 現場レポート

広島県福山市のM様邸にて、屋根塗装・外壁塗装のご報告です!

 

今回は鼻隠しの塗装の様子をお伝えします!

 

【鼻隠しとは?どんな役割がある?】

外壁塗装の際は鼻隠しも一緒に塗装することが多いです。

切妻屋根の雨樋が付いていない部分を破風板、軒樋が付いている部分を鼻隠しといいます。

建築用語で軒先を「鼻」と呼ぶことから、この名前が付いたと言われています。

 

これはM様邸での鼻隠しの中塗りの様子です。

 

「こんなところまで塗装するの?」と思われるかもしれませんし、よく言われます。

しかし、鼻隠しはお住まいにとって非常に大事な部材であり、屋根や外壁と同様に雨風の影響を受けやすく、傷みやすい部分なので定期的な塗装が必要です。

 

そんな鼻隠しの役割は大きく分けて4つあります。

1つ目は垂木や野地板の切り口などを雨水から守り、お住まい全体を湿気やカビなどのトラブルから守ることです。

2つ目は雨樋を取り付けるための下地で、鼻隠しがないと雨樋が設置できません。

3つ目は耐風性の向上のためで、屋根が飛散しないように守っています。

4つ目は垂木や野地板の切り口を隠して見た目をスッキリとさせることです。

 

このような大切な役割をしている鼻隠しですが、傷むと穴が空いたり鼻隠し自体が剥がれてしまうこともあります。

そうなれば鼻隠しの役割が担えなくなり、雨水が入ったり雨樋が歪んでしまう恐れがあります。

 

塗装工事は鼻隠しの耐久性を向上させ、紫外線や雨風から丈夫に守ります。

素材は木材、窯業系、金属など様々で、それに合わせた塗料を用います。

 

【鼻隠しの塗装の様子】

鼻隠しは塗料を塗る前にサンドペーパーやナイロンタワシで研磨しました。

これは鼻隠しに残っている脆い塗膜を削り、新しい塗料の密着力を高めるためです。

以前の塗膜が多く残っている場合はグラインダーなどの電動工具を使うこともあります。

更に下塗り材を塗布し、接着力を高めました。

 

下塗り材が乾いたら、中塗りをします。

 

中塗りはお客様が選んだ色の仕上げ塗料の塗装1回目です。

1回目である程度の膜厚を作りますが、十分な厚みではありません。

1回で十分な膜厚を作ろうとするとかなりムラができて綺麗な仕上がりにはなりません。

そのため、適量を1回、2回と塗装して均一な厚みの塗膜を作ります。

 

こちらが2回目の塗装、上塗りです。

 

写真ではわかりにくいかもしれませんが、中塗りの時点よりも大分艶が綺麗に出ています。

 

そしてこちらが塗装後の写真です。

 

鼻隠しはあまり見えにくいところなので手抜きをする業者も多いようです。

当社はは「見えにくいところ」どころか、「見えないところ」までこだわって施工しています。

塗装のことならイマガワペイントへご相談ください(^^)/

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