広島県福山市 T様邸 屋根塗装・外壁塗装 外壁中塗り~上塗り 軒天塗装
広島県福山市のT様邸にて、屋根塗装・外壁塗装のご報告の続きです!
今回は、外壁の中塗り・上塗りと、軒天塗装の様子についてお伝えします。
【外壁の中塗りの様子~塗料について~】
仕上げ塗料は基本的に同じ塗料を使用し、2回に分けて塗装します。
その2回に分ける塗装を『中塗り・上塗り』または『上塗り1回目・上塗り2回目』といいます。
2回に分けて塗装をする事で、色ムラができず、均一な厚みの塗膜を作る事ができます。
仕上げ塗料には沢山の種類、沢山の製品があります。
種類には主に以下のようなものがあります。
- ・ウレタン塗料・・・汚れに強く色褪せにくい。寿命約7~10年。
- ・シリコン塗料・・・汚れに強く色褪せにくい。防カビ・防藻性の面でも高い性能を持つ。寿命約10~15年。
- ・ラジカル塗料・・・劣化因子の発生を抑制する為、耐久性が高い。寿命約13~16年。
- ・フッ素塗料・・・汚れに強く耐久性の高い、高性能な塗料。寿命約15年~。
- ・無機系塗料・・・耐久性が高く、コスパの高い塗料。寿命約15~25年。
- ・クリアー塗料・・・透明の外壁のデザインをそのままに耐候性を向上させる。寿命約10~12年。
- ・遮熱塗料・・・塗装表面の温度が上昇するのを抑え、室内に届く暑さを軽減する。寿命約10~12年。
どのお宅にも「この塗料を使っておけば間違いない」というものはありません。
お客さまのご希望内容やご予算、下地の状態に合わせて適切な塗料を提案させていただいています。
今回は日本ペイントのラジカル塗料、パーフェクトトップを使用しました。
耐候性が高く、光沢があり汚れに強い塗料です。
こちらは中塗りの様子です。
中塗りだけでも綺麗に見えますでしょうか。
いえいえ、これだけではまだ足りません。
艶良く、均一な塗膜にする為、もう1度塗装が必要です。
【外壁上塗り】
中塗りが乾燥するのを待ち、最後に上塗りをします。
中塗りの時点に比べ、ぐっと色艶が良くなっているのがお分かりいただけますでしょうか。
素人目では中塗りの時点で綺麗に見えるかもしれません。
その為、わざと上塗りをしない手抜き業者が存在します。
なんとも許しがたい事ですが・・・手抜き業者、悪徳業者にはご注意ください。
【付帯部の1つ、軒天塗装】
お住まいの屋根・外壁以外のパーツは『付帯部』と呼ばれています。
その中でも特に軒天は外壁塗装と一緒に行う事が多いです。
軒天は直射日光や雨風が当たりにくい場所です。
しかし、反対に日が当たりにくいという事は湿気がこもりやすく、カビや苔が繁殖しやすい場所でもあります。
こちらのお宅の軒天ではところどころの塗膜が剥がれていました。
外壁塗装ではこのような付帯部も一緒に塗装してあげる事で、お住まいの寿命を延ばす事に繋がります。
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