笠岡市 M様邸 屋根塗装・外壁塗装 ニッペファイン4Fセラミック
岡山県笠岡市のM様邸にて、屋根塗装・外壁塗装のご報告の続きです!
前回の現場レポート→「笠岡市 M様邸 屋根塗装・外壁塗装 ニッペ ファイン4Fベスト」は、こちらのページです。
今回は、外壁塗装の様子についてお伝えします。
【外壁塗装の下塗り・中塗り・上塗りとは?】
塗装工事は基本的に下塗り→中塗り→上塗りの3度塗りで仕上げます。
「一発で塗装できないの?」と思われるかもしれませんが、どうしてもできない理由があります。
まず、「下塗り材」と「中塗り・上塗り塗料」は全くの別物です。
下塗りは例えるならば糊や接着剤のような役割のものです。
外壁と、この後に塗装する仕上げ塗料との接着力を高め、塗膜を長持ちさせる役割を持っています。
他にも下塗り材によって機能は異なりますが、『下地に塗料が吸い込まれるのを防ぐ』、『下地の色を隠蔽して仕上げ塗料の発色を良くする』、『防カビ・防藻効果や遮熱効果などの機能を付与する』といった役割があります。
外壁の下塗り材は大抵ホワイトかクリアーです。
M様邸ではクリアーの下塗り材を塗布しました。
下塗りが乾いたら中塗りを行います。
中塗りは仕上げ塗料の塗装1回目です。
基本的に中塗りと上塗りは同じ塗料で重ね塗りをします。
(製品によっては中塗り用・上塗り用が分けられている場合もあります。)
ここで「同じ塗料ならそれこそ1発で塗装できないのでは」と思われるかもしれません。
もし、1回で塗料を多く取って塗装をしたとします。
すると、塗膜が均一にならず、厚い所と薄い所ができるのです。
そうなれば耐候性の高いところと低いところと、ムラができてしまいます。
見た目にもよろしくありません。
1回、2回と重ねて塗る事によって、均一な厚みに仕上げる事ができるのです。
こちらはM様邸の中塗りの様子です。
1回の塗装では艶が足りません。
塗膜も均一でない為、もう1度塗装します。
中塗りが乾燥したら、最後に上塗りです。
最終的に目に見える塗膜なので、最も慎重に行う塗装です。
ちなみに、塗料には塗料メーカーが定めた『基準塗布量』と『塗装回数』があります。
それらの仕様通りに塗装をしなければ、塗料が持つ機能(防水性や低汚染性など)の機能を最大限に発揮する事ができません。
ほとんどの塗料が中塗り、上塗りと塗装回数が2回です。
ただ、製品によって1回の場合もあります。
塗料メーカーのホームページやカタログでご確認いただけます。
【日本ペイント(ニッペ) ファイン4Fセラミック】
M様邸の外壁塗装は日本ペイントのファイン4Fセラミックで塗装しました。
耐候性が高く、耐汚染性・透湿性、防カビ・防藻性で丈夫に美しく外壁を守ってくれます。
ちなみに日本ペイントは通称ニッペといいます。
なんだか可愛らしい響きですよね(#^^#)
この続きは次回の現場レポートで!
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