太陽光パネル設置後の屋根塗装で気をつける3つのポイント
太陽光発電は近年人気の省エネ対策だと言えます。
しかし、いつまでも綺麗な状態を保てるわけではありません。
「太陽光パネルを設置しているけど劣化が気になってきた」「屋根の塗装を行うべき?」とお悩みの方へ。
広島県福山市の外壁塗装、屋根塗装ならイマガワペイントにお任せください。
一級建築士、一級塗装技能士が在籍するイマガワペイントが、今回は「太陽光パネル設置後の屋根塗装で気をつける3つのポイント」についてご紹介します。
太陽光パネル設置後は、発電量や売電価格などが気になり、屋根の劣化を気にする余裕がないという方も少なくありません。
しかし、屋根のメンテナンスを怠ると様々な弊害と共に、後の修理費用が高くつくこともあります。
太陽光パネル設置後の屋根塗装がなぜ必要なのかを知ると、ご自宅のメンテナンス方法がわかります。
また、太陽光発電と外壁塗装、屋根塗装を同時に導入することを検討中の方は下記の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
参照:太陽光発電と同時に導入はあり?外壁塗装・屋根塗装のメリットを解説-外壁塗装専門店【イマガワペイント】福山市・笠岡市
太陽光パネル設置後でも塗装は必要なの?
太陽光パネルは設置後20年から25年はもつと言われています。
その為、太陽光パネルの設置にあわせて屋根塗装を行おうと考えている人も多いのではないでしょうか。
しかし、太陽光パネルを設置した後でも屋根は劣化します。
必ずしも、太陽光パネルの交換と屋根塗装の周期が一緒だとは限りません。
屋根の劣化状況にあわせて太陽光パネル設置後も塗装は必要です。
もし、屋根が劣化したまま太陽光パネルを使用し続けていれば、性能面での低下が考えられます。
まずは屋根の劣化の有無を確認するために、定期的な点検を行う必要があります。
その上で、修繕が必要なのであれば、太陽光パネルを設置後の屋根塗装を行いましょう。
太陽光パネル設置後の屋根塗装で気をつける3つのポイント
太陽光パネル設置後の屋根塗装の気を付けるポイントについて、3つ紹介します。
①太陽光パネルに傷をいれない
太陽光パネルは精密な機器です。
屋根塗装を行う際にパネル部分に注意して作業しなければ、破損の可能性があります。
誤って職人が踏んでしまったり、乗ってしまったりすれば、簡単に壊れてしまうこともあり、塗装トラブルの原因になるので注意しましょう。
屋根塗装を行うときは、太陽光パネルの破損に気を付けるというのが大前提です。
②パネル部分に高圧洗浄機を使用しない
外壁塗装や屋根塗装では、高圧洗浄機を用いて作業を行います。
高圧洗浄を使用することにより、こびりついた汚れを落とし、塗装を綺麗に行えます。
しかし、高圧洗浄機を使用してパネルを清掃するのはNGです。
高圧洗浄機で使われる水は水道水であることが多く、水の中には不純物やカルキが含まれています。
水が乾いたあとにはカルキだけが残り、汚れとしてパネルに付着します。
汚れのある状態で発電を行えば、電力の低下は防ぎきれません。
屋根塗装をした後にかえって発電量が下がってしまえば、本末転倒です。
③作業中は発電量が低下することもある
塗装中は太陽光パネルの発電量が低下します。
屋根の塗装作業中に発電量が低下していることに気づいたら「何か不具合が起こっているのかも」と不安になりますよね。
太陽光パネルの乗った屋根で塗装工事をしている時は、発電量は自ずと減少します。
その理由は、パネルを保護するため、養生シートを張ったり、機器や人などが影となり発電を妨げるからです。
作業中はいつも通りの発電量を補えないと理解していれば、安心して施工作業を依頼できるはずです。
太陽光パネル設置後の屋根塗装の方法
太陽光パネル設置後の屋根塗装の方法について解説します。
太陽光パネルが設置してある住宅での塗装方法は主に下記のようなやり方があります。
太陽光パネルを脱着して屋根塗装する
まずは、太陽光パネルを脱着して塗装をするやり方です。
パネル部分を取り外すことで、パネル下の屋根塗装を行いやすいというメリットがあります。
脱着した後は塗装を行い、そして元の状況に設置し直します。
その為、専門的な知識を持つ業者でなければ、原状回復が難しいというデメリットがあります。
正しく塗装作業を行えても、装着まで完璧に行えなければ、施工不良となります。
塗装工事を終えても、発電できないという事例もあり、信頼できる塗装業者選びが重要です。
施工実績や太陽光パネル案件に対し、柔軟に対応してもらえる業者を探しましょう。
太陽光パネルを撤去して屋根塗装する
太陽光パネルを撤去して屋根塗装を行うやり方もあります。
太陽光パネルに問題が起きたり、すでに保証期間を終えていたりした場合は、撤去を検討される方もいるでしょう。
その場合、屋根塗装を行うべきタイミングだと言えます。
太陽光パネルを完全に撤去する形となるので、本来の屋根塗装の工程を踏むだけで、正しく作業できます。
しかし、太陽光パネルの再設置を検討中ならば、こちらも専門知識をもつ業者に依頼しましょう。
また、保証についてもしっかりと確認し、同時に塗装する時にも対象となるのかをチェックしてください。
もしもの時の為に受けられる保証があるのかの確認も重要です。
太陽光パネルが乗っていない屋根部分を塗装する
太陽光パネル設置後の屋根塗装で、一番多いのはパネルが乗っていない屋根部分を塗装する方法です。
この場合、まずパネル部分を保護するために養生シートで囲います。
その後、高圧洗浄機をかけて、屋根の補修作業へと移ります。
屋根の補修作業が終われば、下塗り、中塗り、上塗りの作業を行います。
上記でも解説したように、屋根塗装作業中も発電は行われていますが、発電量は低下します。
普段よりも電力の供給量は減少しますが、故障ではないので安心してください。
しかし、安心しきるのではなく、作業が終わったら必ず発電量は元通り維持できているのかのチェックをしましょう。
万が一、施工不良を起こしていた場合、予め発電量をチェックしておくことで、被害を最小限で食い止められます。
施工直後の不具合であれば、早急に施工業者も対応してくれるはずです。
また、太陽光パネルを設置した屋根が傷むのか、パネル設置のリスクについて知りたい方は下記の記事で詳しく観察していますのでぜひ参考にしてください。
参照:太陽光発電は屋根が傷む?パネル設置のリスクと安全に設置する方法-外壁塗装専門店【イマガワペイント】福山市・笠岡市
まとめ
今回は、太陽光パネル設置後の屋根塗装で気をつける3つのポイントについて解説しました。
太陽光パネル設置後でも、屋根塗装は重要な役割を持っています。
屋根の劣化は、太陽光パネルの発電量を妨げる可能性があるからです。
太陽光パネル設置後でも正しく屋根のメンテナンス、塗装を行うことで本来の性能を長く維持できます。
広島県福山市・岡山県笠岡市で屋根外壁塗装をご検討中の方は、
イマガワペイントへご相談ください。
お困りごとをお聞きして、お客様目線のご提案を心がけております。
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