屋根塗装の適切な塗り回数は?4回・5回塗りが必要な場合も?
「外壁塗装の適切な塗りの回数って何回?」「何回も塗り直さなければいけないのは何故?」と疑問を抱かれている方も多いのではないでしょうか?
屋根塗装の塗りの回数は基本は3回です。
しかし、外壁屋根塗装と言っても、その塗りの回数は家の傷み具合や塗料との関係によってさまざまです。
屋根の痛みが激しく4回、5回の塗装が必要な場合もあります。
広島県福山市の外壁塗装、屋根塗装ならイマガワペイントにお任せください。
一級建築士、一級塗装技能士が在籍するイマガワペイントが、今回「屋根塗装の適切な塗り回数は?4回・5回塗りが必要な場合も?」についてご紹介します。
外壁屋根塗装の塗りの回数やなぜ何度も塗り直す必要があるのか詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
基本は3回塗りで十分だった?その理由
外壁屋根塗装で必要とされている塗りの回数は、3回です。
こちらは一般的な塗りの回数を示すものであり、一概には言えません。
一般的な塗りの工程は、下塗り、中塗り、上塗りで形成されており、トータルで3回です。
しかし、塗装回数を増やせば、その分質の高い住宅になるわけではありません。
不必要な塗装を重ねれば、屋根の劣化を早めてしまいます。
また、機能性も損なわれる可能性があり、塗料の剥がれが生じる場合も。
正しい回数での塗装が重要となります。
外壁塗装の塗り回数について詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。
参照:多いほど良い?外壁塗装の塗り回数について解説-外壁塗装専門店【イマガワペイント】福山市・笠岡市
塗りの回数は4回、5回必要な場合
先ほどお伝えしたように、基本となる塗りの回数は3回です。
しかし、3回の塗装では、補いきれない場合もあります。
外壁屋根塗装で3回以上の塗装が必要な場合とは、どのような例があるのでしょうか。
外壁屋根塗装で3回以上の塗りが必要となるのは、劣化や痛みが激しい時です。
傷みの度合いにより、どの工程を手厚くするべきかが分かります。
例えば、下地の修復が1度では困難な場合では、下塗りを2回に増やす作業が必要です。
そうなると自ずと塗りの回数は基本よりも多いことが分かります。
もし、下塗りが2回では足りない場合は、3回塗りも行わなければいけません。
4回塗りと5回塗りをする塗装例を下記で説明します。
4回塗りをする塗装例
4回塗りをする時の塗装例は、下塗り2回、中塗り1回、上塗り1回です。
似た塗りで、亀裂などの修復をする必要があり、1回の塗装では補いきれない場合、もう1度同じ塗料を塗り直します。
実質下塗りが2回となるので、4回の塗装が必要だと言えます。
4回塗りをすることを基準としている業者もあります。
これは屋根の補強と強度を保つ為、社内で決められている工事という場合もあるからです。
5回塗りをする塗装例
それでは5回塗りを行う場合です。
5回塗りを行う場合は、下塗りを3回に増やします。
下塗り3回、中塗り1回、上塗り1回です。
屋根の下地が表面に出ている場合や雨風によるコケ、カビの増殖などが主な理由として挙げられます。
どんなに丁寧に行っても2回の塗りでは、下地が不安定になる場合は、作業回数が必然と増えます。
5回塗りはあまりない例かもしれませんが、作業が必要となったときは、それだけ痛みが激しいのだと考えましょう。
適切な塗装回数の調べ方は?
適切な塗装回数の調べ方について解説します。
住宅の適切な塗装回数を調べるのは、素人では難しいものです。
業者に屋根の点検をお願いして、見積もりを出してもらいましょう。
どれほどの痛みがあり、屋根の状態はどのようなものなのかを詳しく説明してもらえます。
その結果、塗装工事をするのなら3回で済むのか、4回、5回と塗る作業が必要なのかが分かるはずです。
塗装回数が増えれば、その分作業日数も伸び、予算も増える可能性もあります。
屋根が傷み出したら早めの対応が必要ですが、普段はなかなか見づらい部分なので放置していて劣化が進んでしまうというパターンもあります。
塗りの回数が増えてしまっても、必要な工事ならば早めに対応しましょう。
すぐに対応することにより、これ以上の劣化を防げます。
塗り回数の過不足による塗装トラブルの防ぎ方
外壁屋根塗装には、適切な塗りの回数が必要だということが理解できたと思います。
しかし、中には不必要な工事を進めてきたり、知識が乏しく塗りの回数が過不足になったりする例もあります。
外壁屋根塗装で過不足によるトラブルに遭ってしまった時、どのように対応するべきか、防ぎ方について解説します。
塗りのスケジュールと工程を確認する
塗り回数の過不足によるトラブルの防ぎ方は、スケジュールと工程の確認です。
基本の塗り回数は3回ですから、3回の塗りの場合は問題ないと考えていいでしょう。
しかし、塗り回数が多かったり、少なすぎたりした場合は、業者の立てている施工計画を確認してください。
塗りの回数と工程にないのか、施主側もチェックすることで、業者も緊張感をもつはずです。
塗りの回数を省いたり、施工不良になりかねない工事を行ったりすることを予防できます。
予定通り正しく進行できているのかチェックする
外壁屋根塗装の工事が始まったら、予定通り進行できているのかをチェックしましょう。
業者側の提示した予定表と見比べ、その日にやるべき工事は終わっているのか確認してください。
もし、工事に遅れが生じている場合は、業者側も内心焦っています。
手抜き工事に成りかねません。
施主側と一緒に進行状況をチェックしていることで、遅れていても正しい手順で工事を行ってくれるはずです。
過不足を確認した場合は適切な機関に相談する
もしも、過不足となる工事を確認し、業者側とトラブルになった場合は適切な機関へ相談しましょう。
相談する前には、業者とのやり取り、確認作業が必須です。
双方の間で食い違いが生じているだけならば、話し合いで問題が解決することもあります。
しかし、どうしてもトラブルが収まりそうにない場合は、住まいダイヤルや国民生活センターへ相談してください。
どちらも専門的な知識をもつ機関であるので、どういった経緯で何に困っているのかを伝えると、改善の提案をしてもらえるはずです。
引用:住まいダイヤル
引用:国民生活センター
外壁屋根塗装の業者選びにお悩みの方は、下記の記事で詳しく解説していますので、参考にしてください。
参照:外壁屋根塗装業者の選びで失敗しないコツ-外壁塗装専門店【イマガワペイント】福山市・笠岡市
まとめ
今回は、屋根塗装の適切な塗り回数と4回5回塗りが必要な場合の例について解説しました。
塗りの回数は、屋根の状況により変わってきます。
専門的な分野で依頼者側は無知な部分も多いかもしれません。
しかし、住宅がどのような状況にあるのか、何の工事が必要なのかを確認すると、塗りの適正な回数が分かります。
適切な外壁屋根塗装を行って、長く住める住宅リフォームを行いましょう。
広島県福山市・岡山県笠岡市で屋根外壁塗装をご検討中の方は、
イマガワペイントへご相談ください。
お困りごとをお聞きして、お客様目線のご提案を心がけております。
福山市と笠岡市に4つのショールームがございます。
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