冬でも外壁塗装は可能?メリット・デメリットについて
広島県福山市の外壁塗装、屋根塗装ならイマガワペイントにお任せください。
一級建築士、一級塗装技能士が在籍するイマガワペイントが、今回「冬でも外壁塗装は可能?メリット・デメリット」についてご紹介します。
お家のメンテナンスは気になった時、すぐに取り掛かりたいものです。
しかし「冬場の外壁塗装は乾きづらそう」「寒い時期に外壁塗装をしても大丈夫なの?」という不安を持たれる方も多いはずです。
冬でも外壁塗装をすると良い点や注意するべきところをご紹介していますので、お家のメンテナンスの参考にしましょう。
冬でも外壁塗装を行うべき基準とは?
冬場でも外壁塗装を行うべき基準があります。
放置しておくと、その後の工事費用がかさんだり、劣化をひどくさせてしまったりする可能性がありますので注意しましょう。
ひび割れ・剥がれ・膨れ
外壁塗装の問題、最善するべき要因として、ひび割れや剥がれ、膨れがあります。
ひと目で分かる外観の痛みや劣化ですが、放置しているとさらにひどい状況に進みます。
外観のひび割れの原因として考えられるのは、塗料の経年劣化です。
放置すれば、住宅の腐食やサイディングの痛みを加速させます。
また、ひび割れや剥がれにより、その隙間から雨が侵入することで住宅の内部にカビが増殖します。
早急に対処するべき必要があります。
チョーキング現象
チョーキング現象もその一つです。
チョーキングとは、「白亜化現象」とも呼ばれる外壁に白い粉がふきでる現象です。
外壁を手で触った時に白い汚れがつけば、チョーキング現象を起こしていると判断できます。
何故白い粉がふきでるのかというと、塗料の成分の合成樹脂が分解され、粉状になるからです。
主な原因は紫外線による劣化です。
また、積雪のある地域は塩害や、住宅が道路に面している場合は、排気ガスなどによる影響も要因の一つとなります。
コケやカビの汚れ
コケやカビ汚れを放置してはいけません。
そもそも外壁塗装で使われる塗装材の耐久年数は、一般的に10年から13年とされています。
また、フッ素塗装材の場合は、15年から20年近く持つと言われています。
しかし、塗装を塗った外壁がカビやコケで覆われてしまえば、防水性の低下やアレルギーなどの人的被害を及ぼす可能性もあります。
速やかな処置が重要です。
冬場に外壁塗装ができるときの条件
冬場でも外壁塗装ができる条件というものがあります。
どんなに急務の作業でも条件を満たさなければ、工事を行うことができません。
その条件が以下の3つです。
・湿度5℃以下
・湿度85%以上
・雨や雪、結露がある
外壁塗装は冬場でも行えますが、外気温が5℃を下回ると外壁塗装工事で重要な乾燥と硬化が行いづらくなります。
塗装を行っても仕上がりに不備ができ、施工不良の原因に成りかねません。
また、湿度が85%ある時も同様に、そもそも塗装ができず、工期の大幅な遅れが伴います。
雪や結露がある場合は、壁面が濡れて塗装が行えなくなります。
上記の3つの条件が一つでもある場合は、外壁塗装ができないのです。
しかし、この条件をクリアしていれば、冬場の外壁塗装も安心して行えます。
冬でも外壁塗装は可能?外壁塗装のメリットについて
冬場に外壁塗装をするとどんなメリットがあるのかを詳しく解説します。
実は冬場だからこそ、外壁塗装を計画するべき点というのは様々あります。
天候の乱れが少ない
まず、冬場の外壁塗装では、天候の乱れが少ないという点がメリットだと言えます。
冬場には台風や大雨の被害が全国的に少なく、安定した気候条件が整います。
その為、外壁塗装工事で重要な乾燥、硬化という工程をスムーズに進めることができるのです。
外壁塗装での安定した気候を保てると、工期の遅れやスケジュール変更をする手間が省け、気候条件が不安定な季節に比べ、安心して行えるという利点があります。
空気が乾燥しており湿度も低い
冬場の特徴として、気温や湿度も低く、空気が乾燥しているというものがあります。
空気が乾燥しているので、塗装が渇きやすく、重ね塗りする作業の際にもスムーズに進みます。
夏場は気温こそ高くありますが、その分湿度も高いというのが日本の特徴です。
空気中の湿度が高ければ、乾燥させる為に時間を要します。
その点、冬場の乾燥と湿度の低さは、外壁塗装に適した環境が備わっていると言えるのです。
冬の外壁塗装のデメリットとは?
冬場の外壁塗装は良いことばかりではありません。
冬におすすめできない外壁塗装のデメリットについてもご紹介します。
悪い点も把握することで、無理に工事を押し進めるのではなく、慎重なプランを立てて、冬場の外壁工事をする時の参考にしてください。
作業効率の低下
冬に外壁塗装をする時は、作業効率が低下するというデメリットがあります。
冬場は日の入りが遅く、日暮れは早くなります。
その為、工事をする時間が自ずと短くなり、一日で進める作業工程が限られてきます。
夏季ならば、一日で進められた作業も、冬場は倍の時間がかかることも珍しくありません。
雪や霜による作業の中断がある
冬場のデメリットな点としてあげられるのは、天候の悪化により作業の中断があるという点です。
外壁塗装工事は、積雪や霜が降りていれば、作業できません。
天候の回復を待って工事を再開するとその分、時間をロスする可能性があります。
工期が長引くこともある
冬場の工事で工期が長引くこともあります。
作業時間が少なく、天候に左右される外壁塗装工事は、長引けば年末年始のシーズンにかかることも少なくありません。
そもそも施工業者が休みのシーズンにまで差しかかれば、予定していたスケジュールが大幅に遅れることもあります。
外壁塗装を冬場にするときの注意点とは
続いて、外壁塗装を冬場にする時の注意点についてお伝えします。
外壁塗装をする上でのメリットとデメリットをしっかりと把握し、余裕をもったスケジュール管理をすることが重要です。
また、冬場に行う外壁塗装での注意点を抑えておけば、無理なく、必要な時に、住宅を守る為の工事を行えます。
余裕をもったスケジュールを組む
冬の外壁塗装での注意点は、余裕をもったスケジュールを組むということです。
気象条件によっては工期が長くなる恐れがあります。 その為、早めに動くということが重要です。
特に、希望の工事完了時期があるのならば、3か月ほど早めに計画、行動しましょう。
早めに動いておけば、天候の悪化による工期の遅れも、問題なく解決できます。
乾燥の早い塗装材を選ぶ
外壁塗装を冬に行う時のポイントは、乾燥の早い塗装材を選ぶことです。
早く乾燥が行えれば、その分作業がスムーズに進みます。
塗料には、フッ素やシリコン、ウレタンなどの様々な原料があり、その中から水溶性の塗料、油性の塗料と分かれています。
一般的には外壁塗装として、水溶性の塗料を使用する機会が多く、扱いやすさがあり、低刺激性と安全性の観点から好まれて使用されています。
しかし、水溶性は乾燥が油性のものに比べ遅く、時間が掛かります。
冬の外壁塗装には油性の塗料を使用すると、乾燥スピードの向上が見込めます。
また、油性の塗料には、多くのメリットがあります。
乾燥の早さはさることながら、耐久性があり、光沢性の強さも兼ね備えています。
デメリットな点としては、臭いのきつさがあるので、熟考した上で選びましょう。
まとめ
今回は、冬でも外壁塗装は可能?メリット・デメリットについてご紹介しました。
冬でも外壁塗装をすることは可能です。
乾燥、硬化が重要な外壁塗装では、気候条件が重要です。
また、冬場に外壁塗装する上でのメリットとデメリットはもちろんありますから、双方の知識を取り入れた上で検討しましょう。
外壁塗装での不安点があれば、一度実績のある業者に一度相談してみることをお勧めします。
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