【シャッター屋根の完全ガイド】後付け費用・種類・メーカー比較と選び方のポイント

車や住まいを守るシャッター屋根は、防犯や防災だけでなく、暮らしの安心感や快適さを大きく左右します。しかし「種類が多くて違いが分からない」「後付け費用はどれくらいかかる?」と迷う方も多いのではないでしょうか。本記事では、シャッター屋根の特徴や費用相場、選び方のポイントをわかりやすく解説します。
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一級建築士、一級塗装技能士が在籍するイマガワペイントが、今回は「【シャッター屋根の完全ガイド】後付け費用・種類・メーカー比較と選び方のポイント」についてご紹介します。
外壁塗装について気になる方は、ぜひ参考にしてください。
また、外壁塗装で気をつけるべきポイントについて気になる方は下記の記事で詳しく解説していますので、チェックしてみてください。
シャッター屋根の種類と選び方
ガレージシャッターのおしゃれなデザイン
ガレージシャッターは機能性だけでなく、外観の印象を大きく左右します。最近では住宅の外観デザインと調和するように、カラーや素材のバリエーションが豊富に用意されています。たとえば、木目調のシャッターは温かみを演出でき、シンプルなアルミ製はモダンな印象を与えます。
また、スリット入りのシャッターは採光を取り入れつつ、閉めたままでも軽やかな雰囲気を演出できるのが魅力です。さらに、電動タイプであれば利便性に加えて高級感も感じられるため、デザイン性と快適性を両立できます。
ただし、デザインにこだわるほど費用が高くなる傾向があるため、予算とバランスを取ることが重要です。外観全体との調和を意識して選ぶことで、ガレージそのものが住宅の顔となり、毎日の暮らしをより豊かに彩ることができます。
簡易シャッターガレージの特徴
簡易シャッターガレージは、通常のガレージよりも設置しやすく、比較的手頃な価格で導入できる点が特徴です。軽量素材を使っているため施工が簡単で、短期間で設置できるケースが多いのもメリットです。普段から車を雨や紫外線から守りたいけれど、大掛かりな工事を避けたい方には適した選択肢といえます。
ただし、耐久性や防犯性は一般的なガレージシャッターに比べて劣ることが多いため、長期間安心して使いたい方や防犯面を重視する方には不向きかもしれません。具体的には、台風や強風の際には固定力が弱く、破損リスクが高まる点に注意が必要です。
そのため、簡易シャッターは「一時的な保護」や「仮設利用」に向いており、本格的なガレージを建てる前の中間的な選択肢として活用するのが効果的です。
シャッターゲートの特徴と門扉との違い
シャッターゲートは、ガレージや敷地の出入口を覆うシャッタータイプのゲートで、車を外部の視線や風雨から守りながら防犯性を高められる点が大きな特徴です。外観の印象を引き締める効果もあり、高級住宅や商業施設などで採用されることが増えています。
一方で、門扉は人の出入りをメインに想定しており、車を保護する機能はありません。そのため、両者の目的は似ているようで大きく異なります。シャッターゲートは利便性の面でも優れており、リモコン操作やセンサー式で開閉できる製品が多く、日常の使い勝手を向上させます。
ただし、設置にはスペースや費用が必要で、施工期間も門扉に比べると長くなりがちです。導入を検討する際には、防犯性・利便性・外観デザインを総合的に考慮し、門扉よりも高い機能性を求める場合に選ばれると良いでしょう。
シャッター屋根の後付け方法
ガレージシャッター後付けdiyの注意点
ガレージシャッターを後付けでdiyする際には、まず重量と安全性に注意が必要です。市販されている簡易的なシャッターは比較的軽量ですが、本格的なガレージシャッターになると部材が重く、一人での作業は危険を伴います。
さらに、水平や垂直を正確に保たないとスムーズに開閉できず、早期の故障につながることもあります。また、防犯性能を確保するためには鍵の取り付けや固定方法にも工夫が求められます。加えて、電動シャッターをdiyで設置する場合は電気工事士の資格が必要となるケースがあるため、無資格での施工は法律違反になる点にも注意しなければなりません。
費用を抑えたい思いからdiyを検討する方も多いですが、長期的に安心して使うことを考えると、難易度の高い部分はプロに依頼する方が結果的にコストパフォーマンスに優れる場合があります。
車庫シャッター後付けのメリット
車庫シャッターを後付けする最大のメリットは、防犯性と利便性の向上です。開放的なカーポートや屋根だけの駐車スペースに比べ、シャッターを設置することで車を盗難やいたずらから守れるようになります。
さらに、雨風や紫外線の影響を軽減できるため、車体の劣化を防ぐ効果も期待できます。電動タイプを選べば車に乗ったまま操作でき、夜間や悪天候時でも安心して出入りが可能です。また、外観デザインを意識して選べば、住宅全体の印象を引き締める効果もあります。
施工自体は大掛かりに感じられるかもしれませんが、後付け専用の商品も増えているため、既存の車庫に合わせて導入しやすいのも魅力です。一方で、設置費用やスペースの確保が必要となるため、メリットを十分理解したうえで検討することが重要です。
シャッターゲート後付けに適したケース
シャッターゲートを後付けするのに適しているのは、防犯性やプライバシーをより強化したいケースです。通常の門扉では敷地内が外部から見えやすく、車や玄関が直接視線にさらされることがありますが、シャッターゲートであれば完全に遮断でき、安心感を得られます。特に高級車を所有している方や、住宅が大通りに面している環境では有効な選択肢です。
また、強風や飛来物から車を守ることができるため、災害対策としての役割も果たします。電動式を導入すれば日常の利便性も高まり、雨の日でも濡れずに出入りできるのも大きなメリットです。
ただし、設置には広いスペースと十分な費用が必要となり、施工期間も一般的な門扉に比べ長くなることが多いです。そのため、防犯性と利便性を最優先する場合にこそ、後付けでの導入が効果を発揮します。
シャッター屋根にかかる費用
ガレージシャッター後付け費用の相場
ガレージシャッターを後付けする際の費用は、製品の種類やサイズ、工事の内容によって大きく変わります。手動タイプのシンプルなシャッターであれば、20万円前後から設置できるケースもありますが、電動タイプや防犯性能が高いモデルを選ぶと40万~70万円ほどが一般的な相場です。
さらに、開口部が広いガレージや特注サイズの場合は100万円を超えることも珍しくありません。工事費用には、取り付け作業だけでなく下地補強や電源工事なども含まれるため、見積もりを確認する際は内訳を必ずチェックすることが大切です。
また、後付け工事では既存の構造に合わせる必要があり、追加費用が発生することもあるため余裕を持った予算設定が安心につながります。相場感を知っておくことで、複数業者からの見積もり比較もスムーズに進められます。
三和シャッター価格表の見方
三和シャッターの価格表は、製品選びや費用計画を立てる上で非常に役立ちます。価格表にはシャッターの種類(手動・電動)、サイズごとの本体価格、オプション費用などが記載されており、希望条件に合うモデルを把握しやすくなっています。特に電動タイプでは、開閉方式やリモコン機能の有無によって金額が変わるため、細部まで確認することが重要です。
ただし、価格表に掲載されているのはあくまで製品本体の参考価格であり、実際の導入には工事費や電源工事費が加わる点を忘れてはいけません。メーカー直販ではなく販売代理店を通す場合は、表記価格よりも割引が適用されるケースもあるため、実際の支払い額は変動します。
価格表を活用する際は、単に金額を比較するだけでなく、保証内容やアフターサービスの有無も併せて確認することで、納得できる選択が可能になります。
シャッター屋根と暮らしの疑問
家のシャッターは毎日閉めるべき?
家のシャッターを毎日閉めるべきかどうかは、防犯や安全、そして利便性の観点から考える必要があります。シャッターを閉めることで空き巣の侵入を防ぎやすくなるのは確かです。また、台風や強風のときにガラス窓を守る役割も果たすため、自然災害対策としても有効です。
一方で、毎日閉め切ってしまうと室内が暗くなり、換気がしにくいといったデメリットも出てきます。特に日中在宅している場合は、光や風を取り入れる工夫が必要です。最近では部分的に開閉できるスリットシャッターも登場しており、防犯性を確保しながら明るさを取り込むことも可能です。
したがって、毎日必ず閉めるというよりも、夜間や不在時、荒天が予想されるときに閉める習慣を持つのが現実的で効果的な使い方といえるでしょう。
シャッター付きガレージに税金はかかる?
シャッター付きガレージに税金がかかるかどうかは、その構造によって判断されます。固定資産税の対象になるのは「建物」として認められるものですが、シャッター付きのガレージは屋根や壁、シャッターで囲われているため多くの場合「建築物」とみなされます。その結果、固定資産税の課税対象に含まれることが一般的です。
一方で、柱と屋根だけのカーポートや簡易的なガレージは、壁がなく建物として認められにくいため課税されないケースもあります。ただし、地域ごとの判断基準や評価方法には差があるため、正確には自治体に確認するのが安心です。
税金がかかると聞くとデメリットに感じますが、その分しっかりした構造で車を守れる安心感が得られるため、長期的に見れば価値のある投資といえるでしょう。
シャッター屋根とメーカー情報
日本の三大シャッターメーカーと特徴
日本にはシャッター業界を代表する大手メーカーがあり、「三和シャッター工業」「文化シヤッター」「東洋シャッター」が三大メーカーとして知られています。三和シャッター工業は全国的な販売網と豊富なラインアップを持ち、住宅から商業施設まで幅広いニーズに対応しているのが強みです。
文化シヤッターはデザイン性や機能性に優れた製品を多く展開しており、省エネや環境に配慮した商品も充実しています。一方、東洋シャッターは堅牢な構造と耐久性を重視した製品に定評があり、特に工場や倉庫など業務用の分野で多く採用されています。
いずれのメーカーも電動化やリモコン操作、防犯機能の強化など最新技術を取り入れており、単に「閉める」ための装置ではなく、生活の質を高める設備として進化を続けています。選ぶ際には、製品の特長だけでなく、アフターサービスや地域での施工実績も比較すると安心です。
まとめ
シャッター屋根は、防犯性や快適性の向上に加え、住宅の外観や資産価値にも影響を与える重要な設備です。ガレージシャッターやシャッターゲートはそれぞれ特徴や費用感が異なり、目的に合わせて選ぶことで暮らしに安心感と利便性をもたらします。
一方で、設置には初期費用や維持管理の負担も伴うため、デザイン性だけでなく耐久性やメンテナンス性まで考慮することが欠かせません。メーカーごとの強みや施工実績を比較し、複数の見積もりを取ることで納得感のある選択につながります。
シャッター屋根を導入するかどうかは単なる設備の問題ではなく、日々の安心や暮らし方をどうデザインするかという視点でも捉えるべきテーマです。検討段階から「将来の暮らしをより快適にする投資」として考えることが、後悔のない選択につながるでしょう。
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