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【福山市】オートンイクシードのメリット・デメリットとは? プロが正直に解説します

「オートンイクシードって欠点はないの?」「デメリットを知ったうえで選びたい」——そう思っている方は多いのではないでしょうか。

オートンイクシードは、業界でも屈指の耐久性を誇る高性能シーリング材です。しかしどんな優れた材料にも必ず特性・注意点があります。今回はそれを正直にお伝えしたうえで、「なぜそれでも選ばれるのか」を解説していきます。

一級建築士、一級塗装技能士が在籍するイマガワペイントが、今回は「オートンイクシードのメリット・デメリットとは?プロが正直に解説します」についてご紹介します。

外壁塗装について気になる方は、ぜひ参考にしてください。

また、外壁塗装で気をつけるべきポイントについて気になる方は下記の記事で詳しく解説していますので、チェックしてみてください。

参照:外壁塗装はなぜ必要?放置すると起こる劣化のリスクとは

オートンイクシードとはどんな製品?

シーリング材の役割をおさらい

外壁のサイディングボードやサッシ周りには、パネル同士の隙間を埋める「シーリング(コーキング)」が充填されています。このシーリングは雨水の侵入を防ぐ防水機能の要であり、外壁塗装と同じくらい——いや、それ以上に重要な部位といえます。

シーリングが劣化してひび割れや肉やせが起きると、そこから雨水が侵入し、外壁材の腐食や雨漏りに発展するリスクがあります。「外壁の塗装は完璧なのにシーリングが原因で雨漏りした」という事例は決して珍しくありません。

詳しくはシーリング(コーキング)の専門ページでもご確認いただけます。

オートンイクシードの概要

オートンイクシードは、大阪オートサービス株式会社(オートン)が開発した高耐久シーリング材です。一般的なシリコン系・変成シリコン系シーリング材の耐用年数が7〜10年程度とされるのに対し、オートンイクシードのカタログ上の耐用年数は約30年とされており、圧倒的な耐久性が最大の特徴です。

LSポリマーテクノロジー搭載

通常のシーリング材が抱える「可塑剤の流出による硬化・ひび割れ」の問題を、オートンが独自開発した「LSポリマー」によって解決。長期間にわたって柔軟性を保ち続ける設計となっています。

※ここにオートンイクシード製品・施工写真を挿入してください

▲ オートンイクシード施工例(サイディング目地)

オートンイクシードの欠点・デメリット5つ

メリットばかりを強調するのは誠実ではありません。実際の欠点・注意点を5つ、正直にお伝えします。

① 価格が高い

最も大きなデメリットがコストの高さです。一般的な変成シリコン系シーリング材と比較すると、材料費はおよそ2〜3倍程度になることもあります。外壁全体のシーリングを打ち替えると、工事費に数万円単位の差が出るケースも珍しくありません。

とはいえ、これは「初期費用が高い」ということであり、後述するように長期的なコストパフォーマンスで見ると逆転するケースが多いです。

② 硬化後でも若干の柔軟性が残る

オートンイクシードの特長であるLSポリマーにより、硬化後も一定の柔軟性(弾性)を保ちます。これは本来の強みですが、塗装との相性に影響が出る場合があります。具体的には、シーリングの上から外壁塗料を塗布する「後打ち(塗装後打ち)」の場合に、塗膜がシーリングの動きに追随できず割れてしまうケースがあります。

⚠ 注意ポイント

塗装との組み合わせ・工法(先打ち/後打ち)については、施工会社と事前によく確認することが重要です。適切な工法を選べばこの問題は回避できます。

③ 施工技術に左右されやすい

どのシーリング材でも共通することですが、施工精度が仕上がりに大きく影響します。オートンイクシードは高性能な分、適切な下処理(プライマー塗布)や充填深さが守られないと、本来の性能を発揮できません。腕のある職人が正しく施工することが前提です。

④ すべての外壁に適しているわけではない

木部や一部の特殊な外壁材との相性が悪いケースがあります。また、既存シーリングの上から増し打ちする場合、下地との密着性が落ちる可能性があるため、原則として打ち替え(既存を撤去してから新規充填)が推奨されます。

⑤ 30年耐久はあくまで「試験値」

カタログに記載されている30年という数値は、促進耐候性試験(加速劣化試験)による推定値であり、実際の自然環境・建物の状態・施工品質によって左右されます。特に日当たりの強い南面や、紫外線量の多い地域では実際の耐久性が試験値より短くなる可能性もゼロではありません。

  • 価格が高い:材料費が一般品の2〜3倍になる場合がある
  • 塗装との相性:後打ち工法では塗膜割れのリスクがある
  • 施工精度依存:正しいプライマー処理・充填量が不可欠
  • 適材適所が必要:すべての外壁材・工法に対応しているわけではない
  • 30年は推定値:実環境・施工品質により変動する

それでも選ばれる理由——メリットを整理する

欠点を理解したうえで、改めてオートンイクシードのメリットをまとめます。欠点と天秤にかけることで、「本当に自分の家に必要か」が見えてきます。

圧倒的な耐久性・長寿命

最大の強みは、やはり長期にわたる耐久性です。一般的なシーリング材が7〜10年で劣化するのに対し、オートンイクシードを使えばシーリング交換の頻度を大幅に減らせます。外壁塗装の周期(10〜15年)に合わせてシーリングが劣化しないため、塗装工事のたびに打ち替えが不要になるケースが多くなります。

長期的なコストパフォーマンスが高い

初期費用は高くても、シーリングの打ち替え回数が減ることで、長期間でみた総コストを抑えられる可能性があります。特に外壁塗装を2回、3回と繰り返す方にとっては、メリットがより顕著になります。

防水性・耐候性が高い

長期間にわたって柔軟性と密着性を保つことで、外壁材の動きに追随し続け、雨水の侵入リスクを低減します。外壁塗装との組み合わせで、建物全体の防水性能を高いレベルで維持できます。

 

  • 耐用年数が約30年(試験値):一般品の3倍近い耐久性
  • 長期的なコストパフォーマンス:打ち替え頻度を減らせる
  • 柔軟性が長期間持続:外壁の動きに追随し続ける
  • 高耐候性・耐熱性:紫外線・熱による劣化に強い

一般シーリング材との比較まとめ

項目

一般的な変成シリコン

オートンイクシード

耐用年数(目安)

7〜10年

約30年(試験値)

初期費用

低め

高め(2〜3倍)

長期コスト

打ち替え回数が増える

打ち替え頻度を削減

柔軟性の持続

経年で硬化・肉やせ

長期間維持(LSポリマー)

施工難易度

標準的

プライマー処理等が重要

欠点を踏まえた上で「誰に向いているか」

オートンイクシードが特に向いている方

欠点を踏まえてもなお、次のような方にはオートンイクシードは非常に有効な選択肢です。

  • 今の家に長く住み続ける予定がある方
  • 外壁塗装を長期間メンテナンスフリーに近づけたい方
  • 将来の打ち替えコスト・手間を減らしたい方
  • 高耐久の外壁塗料(無機塗料・フッ素塗料など)と組み合わせたい方

高耐久塗料との組み合わせが鍵

例えば耐用年数20〜25年の無機塗料で外壁を塗り替える際、シーリング材だけ7〜10年で劣化してしまっては本末転倒です。オートンイクシードを使うことで、塗料とシーリングの耐久年数のバランスが取れるのが大きな意義です。塗料についての詳細はこちらをご覧ください。

慎重に検討が必要な場合

一方で、次のような状況では他の選択肢も含めてプロに相談することをおすすめします。

  • 予算が限られており、初期コストを抑えたい場合
  • 近い将来に建て替え・売却を検討している場合
  • 木部など、オートンイクシードが適さない下地の場合

迷ったときはよくあるご質問もご参照ください。また、どんな小さな疑問でも、現地調査のうえでご提案しますのでお気軽にご相談ください。

関連ページ・合わせて読みたい記事

施工会社の選び方が欠点をカバーする

どんな高性能材料も「施工の質」が命

オートンイクシードに限ったことではありませんが、シーリング工事は材料の品質と施工技術の両輪で成立します。どれだけ良い材料を使っても、プライマー(下塗り剤)の塗布が不十分だったり、充填量が足りなかったりすると本来の性能を引き出せません。

特に「既存シーリングの撤去」を省いて上から重ね塗りする「増し打ち」で済ませてしまう業者には注意が必要です。オートンイクシードを使用する際は原則、既存シーリングの打ち替え(撤去+再充填)で施工することが推奨されます。

見積書で確認すべきポイント

複数社から相見積りを取る際は、シーリングに関して以下の点を必ず確認してください。

  • 打ち替えか増し打ちか
  • 使用するシーリング材のメーカー・品番
  • 施工箇所・数量(m数)が明記されているか
  • プライマー塗布が工程に含まれているか

見積書の見方に不安がある方は外壁塗装の見積書の見方・考え方のページもぜひご覧ください。

※ここにシーリング施工中(打ち替え工程)の写真を挿入してください

▲ シーリング打ち替え工程の様子(既存撤去→プライマー塗布→充填)

実物で確認できる

ショールームへお越しください

「シーリング材の違いって実際どうなの?」そんな疑問も、ショールームなら塗り板や実物サンプルを手に取って確認できます。

外壁の色選び・塗料の質感・コーキングの状態など、カタログやウェブではわかりにくいポイントを、スタッフがわかりやすくご説明します。

ショールームの詳細・来店予約はこちら →

まとめ

オートンイクシードの欠点は主に「初期費用の高さ」「塗装との工法相性」「施工技術への依存」の3点です。しかしこれらはいずれも、適切な施工会社・工法を選ぶことでほぼカバーできるものです。

長期にわたって住み続けるご自宅に「長持ちする防水性能」を求めるなら、オートンイクシードは非常に合理的な選択肢になります。高耐久塗料と組み合わせることで、外装全体を長寿命化し、将来的なメンテナンスコストを抑えることが可能です。

ポイント整理

✕ 初期費用は高い → ○ 長期トータルコストは低減できる

✕ 塗装工法に注意が必要 → ○ 先打ち工法など適切な方法で回避可能

✕ 施工技術に左右される → ○ 実績ある施工会社を選べば問題なし

✕ 30年耐久は試験値 → ○ それでも一般品の2〜3倍の耐久性は実証済み

外壁塗装やシーリング工事についてご不明な点は、お住まいの無料診断お問い合わせからお気軽にご相談ください。現地を確認したうえで、最適な材料・工法をご提案いたします。

また、実際にご依頼いただいたお客様の声施工事例一覧もぜひご覧ください。

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