外壁塗装の流れと期間について解説
外壁塗装にかかる実際の期間について気になっている方も多いはずです。
「洗濯物は干せないの?」「外壁塗装の流れはどうなっているの?」という疑問を解決します。
広島県福山市の外壁塗装、屋根塗装ならイマガワペイントにお任せください。
一級建築士、一級塗装技能士が在籍するイマガワペイントが、今回「外壁塗装の流れと期間」についてご紹介します。
外壁塗装を検討中の方はぜひ参考にしてください。
外壁塗装にかかる期間は?
戸建ての場合の外壁塗装工事期間は、だいたい10日から14日です。
天候や住宅の広さ、劣化状況にもよりますが、あくまでも目安の範囲として2週間程度かかります。
気象条件がよく、スムーズに作業が進んだ場合でも最低1週間(7日)はかかります。
しっかりとした工程を踏まなければ、施工不良や耐久性の問題が出てくるので、正しい流れでの作業が重要となります。
外壁塗装の流れと期間
外壁塗装の流れについて解説します。
外壁塗装は①から⑧の工程で進むことで完成します。
では、一つずつ詳しくみていきます。
近隣への挨拶①
まず、外壁塗装をするにあたり、近隣への挨拶が必要です。
足場を組み工事をするため、騒音も少なからず発生しますし、塗料などの臭いの問題が出てきます。
今後のご近所付き合いを悪化させない為にも、近隣へのあいさつ回りはマストとなります。
外壁塗装にかかる期間は約2週間と、長期に渡りますので、そのことも併せて説明しておくと、トラブルなく工事が進みます。
また、塗装会社側が挨拶回りを行ってくれる場合も多く、必ずしも依頼者側が挨拶に出向く必要があるわけではありません。
どちらが訪問をするのかは、予め業者へ確認しておきましょう。
現場の現状確認②
現場の確認作業を行います。
工事をする前には必ず、現場を確認し、足場の位置や塗装作業の妨げになるような物がないかをチェックします。
この工程は、家主立ち合いのもと行われることが多く、両者の意思の疎通を取ることで、施工中や工事終了後のトラブルを防ぐという意味合いもあります。
その時に、塗装工事の妨げになるような物があれば、業者側から移動の有無を確認されます。
また、どうしても触られたくない、汚されたくない場所などがあれば、予め業者の方に伝えておきましょう。
足場の設置と放散シート張り③
足場の設置と放散シートが張られます。
外壁塗装は家全体の塗装工事となる為、足場が必要不可欠です。
足場を組むことで、高い位置も安全に素早く作業できるようになります。
足場を組む際には、多少なりとも音が出ます。
騒音とまではいかなくとも「うるさい」と感じられる方がいらっしゃるかもしれません。
気になる方は足場を組む時間もだいたいどの時間帯になるのかを確認しておきましょう。
足場設置には国家資格が必要となり、塗装業者が専門の会社に依頼するというパターンもあります。
その他、大勢の人が出入りしたり、施工期間が1~2日程度のびることもあります。
高圧洗浄④
塗装工事に入る前には必ず、高圧洗浄を行います。
これは、外壁の汚れ、カビや苔、ほこりなどを取り除くために行われます。
高圧洗浄はただ汚れを取り除くだけではなく、剥がれかけた塗料(塗料の幕)もこまかく除去します。
だいたい1日かけて高圧洗浄で汚れを落とします。
その後の乾燥させる作業に二日ほどかけるのが一般的です。
しっかりと不純物を取り除くことで、仕上がりが綺麗になり、耐久性も上がります。
下処理と(養生)⑤
続いて、下処理作業に入ります。
下処理は、とても重要な工程です。
下処理とは、壁の劣化やひび割れといった修繕部分を補修する作業です。
この下処理がきちんとできていなければ、外壁塗装をしても剥がれたり劣化を進行させてしまったりします。
修繕する部分が多ければ、その分時間を要し、全体的な工期に影響することもあります。
下処理作業後には、養生シートをかぶせていきます。
養生シートは、塗料がかかってはいけない場所を保護する目的があります。
窓回りや、玄関、植栽などの塗料がついてはいけない場所を覆います。
窓を塞ぐこともある養生シートですが、日常生活で換気が必要な場合は、その旨を塗装業者に伝えておきましょう。
開閉できるように、工夫して養生をしてくれるはずです。
真夏や真冬などの季節でエアコンを使う時期には、室外機に養生シートをそのまま被せてしまうと使えなくなってしまいます。
こちらも同様にエアコンを使用することを伝え、空気が通るように養生のやり方に変えてもらいましょう。
外壁塗装⑥
外壁塗装は以下のような流れで行われます。
・下塗り
まず下塗りと言って、下地と中塗り上塗りの壁を密着させる作業を行います。
下塗りの塗料は、中塗りや上塗りとは別の塗料が使われます。
劣化の具合によっては、塗料が吸収されすぎて、下塗りを2度、3度と塗り直す場合もあります。
・中塗り・上塗り
中塗りと上塗りは仕上げの作業のことを差します。
下塗りが終わり、乾燥させたのち、中塗りを行います。
さらに乾燥させ、上塗りが行われます。
基本的には、中塗りも上塗りも塗装材は同一のものが使われており、そのことから「2回塗り」と呼ばれることもあります。
ここでのポイントは乾燥です。
しっかりと乾燥出来ていなければ、下塗りと中塗り、中塗りと上塗りの間で塗料の接着が上手くいかず、施工不良の原因になることもあります。
乾燥においては、使用する塗料によって異なり、それぞれの乾燥目安で施工することが重要です。
点検見直し⑦
外壁塗装工事が完了後、点検と見直し作業を行います。
こちらは業者と依頼者双方の立会いのもと行うのが一般的です。
塗り残しや塗りムラはもちろんのこと、塗料の飛び散りや汚れ完成度具合を念入りにチェックします。
もし、改善や修正点が見つかれば、すぐに対応してもらえます。
しかし、後から施工不良を指摘しても、時間がかかったり、対応が難しい場合であったりと、施工が難航してしまう可能性もあるので、点検時にしっかりと納得のいくできになっているのかをチェックしましょう。
足場の解体・清掃⑧
点検と見直しが完了したら、足場を解体します。
組み立てと同様に解体には多少なりの騒音が発生します。
だいたい一日で足場は解体され、清掃作業に入ります。
業者が使用した物などの片付けを行ったら、外壁塗装工事の完了です。
外壁塗装期間を短くする為には?
「外壁塗装が1~2週間程度かかるのは分かったけど、短くする方法はあるの?」という疑問を抱かれる方もいるかと思われます。
場合によっては外壁塗装期間を短縮させることが可能です。
こちらは場合によってはと言った通り、基本的な手順、流れを変えることはできないからです。
ならば、どのようにして期間を短縮させるのかと言えば、人員を増やすというものがあります。
一般的には1人から2人で作業を行う外壁塗装ですが、3人で行えば作業量の分担ができスムーズに進みます。
ただし、作業員を増やせるかどうか、費用の問題などもありますので、業者に確認を取りましょう。
期間を短くするポイントのもう1つは、外壁塗装の時期を選ぶというものです。
外壁塗装には乾燥が重要と話したように、雨が降る季節は工期が長引く可能性もあります。
雨が降りにくく、空気が乾燥した時期を選べば、ロスする時間が短く済むので、作業自体がスムーズに進みます。
外壁塗装期間中の注意点
では外壁塗装期間中、生活をする上でどのようなことに注意するべきかをポイントで解説します。
洗濯物を干せない(部屋干しになる場合も)
外壁塗装工事で不便さを感じてしまうのは、洗濯物を外干しできないという点です。
家の外壁の塗装ということもあり、分離されている屋外がない限りは、塗料や臭いが付着する可能性もあるので洗濯物は基本的には、家の中で干します。
乾燥が不十分にならない為には、サーキュレーターを置くこともおすすめです。
窓の開閉
窓の開け閉めに不便さを感じる点です。
外壁塗装の為、基本的には窓もシートで覆われています。
普段通り窓を全開にして換気をするということも、なかなかできません。
窓を開けられるようにお願いしたとしても、独特の臭いなどが屋内に入り込む可能性もあり、普段の生活との違いを感じます。
まとめ
今回は、外壁塗装の流れと期間について解説しました。
外構塗装に要する期間は1~2週間と長期に渡りますので、その時期の検討やスケジュールをしっかりと立てて行うことがおすすめです。
また、外構塗装期間の生活についても対策を取ることで問題なく過ごせます。
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