塗装してはいけない屋根?松下電工のレサスやシルバス|広島県福山市の外壁塗装店【イマガワペイント】| 外壁塗装、屋根塗装、防水工事他、住まいの塗り替えならお任せください!

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塗装してはいけない屋根?松下電工のレサスやシルバス

広島県福山市の屋根・外壁塗装専門店イマガワペイントです!

今回は「塗装では劣化を防げない屋根」についてご紹介します!

代表的な屋根の1つであるスレート屋根。

 薄く軽量で耐震性に優れているのに加え、デザイン性が高いのが特徴で、広く普及しています。

外壁の色とも合わせやすいため、イメージに合ったものを選ぶことができるのも魅力です。

その中で最も普及しているのが「化粧スレート」。

セメントに繊維素材を混ぜて薄い板状に加工したもので、「カラーベスト」と呼ばれることもあります。

もともとスレート屋根にはアスベストが含まれていました。

アスベストは耐久性・耐熱性・耐薬品性・防音性に優れた性質を持っていることから、

屋根や天井などの建材としても広く利用されてきましたが、健康被害や環境への配慮から

製造・使用が禁止され、2004年以降、スレート屋根はノンアスベストとなりました。

アスベストが含まれなくなったことで、スレート屋根自体の強度が弱くなり、

特に初期のノンアスベスト製品は、製造技術や品質が十分に検証されないまま販売されたため、

不具合多く劣化が早い屋根材として問題になっています。

屋根は紫外線や雨風などが直接当たるため、劣化しやすい場所です。

中でもスレート屋根は、瓦屋根などと比べて防水性・耐久性が低いため、

塗装によって屋根材自体を保護する必要があります。

ただし!塗装ができない、塗装してはいけないスレート屋根があるんです!

あなたの家の屋根は大丈夫ですか? 不安な方は今すぐ確認することをお勧めします!

 

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塗装では劣化を防ぐことが出来ない屋根材

 

割れやすいスレート屋根材 松下電工の「レサス」

 

1999年から2006年まで販売された旧松下電工のスレート屋根「レサス」。

素材はセメントを固めたもので、アスベストは含まれておらず、

「割れ」や「欠け」などの不具合が多く発生する屋根材として知られています。

そのためメンテナンスのために屋根に上って作業すると簡単に割れてしまったり、

割れた屋根が落下するなどの事故が発生する危険性があります。

つまり、屋根自体がもろいため塗装をしても意味がありません。

スレート屋根はどれも同じようにみえるかもしれませんが、実は形に特徴があります。

レサスは1枚が3つのブロックに分かれていて、縦にスリットがあるので、簡単に見分けることができます。

 

わずか3年弱で販売終了 レサスの上位商品「シルバス」

 

松下電工は2001年にレサスの上位商品として発売されたのが「シルバス」。

ノンアスベスト屋根材の先駆けとして販売されましたが、それまでのアスベストを含んだ商品から

製造方法や内容物を変更したことで、耐久性などに大きな問題が発生することになり、

2003年、販売開始から3年弱という短い期間で販売を終了しています。

「レサス」同様に、築10年ほどで割れや欠け、反りなどの不具合が起こり始め、放っておくと劣化が進行し、

強い風や雨で割れた屋根が落下したり飛ばされたりすることがあります。

そうなると建物内部に雨水が侵入し、家を傷めてしまうため、大掛かりな修繕をすることになってしまいます。

では、なぜ塗装をしてはいけないのでしょうか?

屋根塗装をする場合、まず最初に行う作業が高圧洗浄。

汚れやカビ、コケなどを洗い流し、古い塗膜を剥がすために行いますが、割れやすいシルバスの場合、

その圧力に耐えられず、割れている屋根の損傷をさらに大きくしてしまう可能性が高いからです。

何より、欠けてしまった部分や反りは、塗装で修繕することはできません。

 

「レサス」や「シルバス」だった場合のメンテナンス方法

 

まずはご自宅が2004年以降に施工されたスレート屋根の場合は、図面や仕様書などで、

屋根材のメーカー名や商品名などを確認し、「レサス」や「シルバス」だった場合はできるだけ早く、

屋根の調査を依頼されることをおすすめします。

 

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「レサス」や「シルバス」のように割れやすいスレート屋根の修繕方法は2つです。

 

① カバー工法

既存の屋根材の上に軽い金属屋根材を張る方法です。

工事費用と工事期間を抑えることができ、屋根が二重になることで防音性や断熱性が高まるメリットもあります。

 

② 葺き替え

屋根材を新たに張り替える方法。

古い屋根を撤去して処分する費用や手間がかかるため、カバー工法に比べ費用はかかりますが、

下地までメンテナンスが出来るので、安心感が高まります。

 

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自宅の屋根材が分からない場合は、専門業者に依頼して確かめてもらうことができます。

屋根は、日光や風雨の影響を直接受けるので、経年による劣化は避けられません。

屋根の劣化を放置すると家全体を傷めてしまうことにもなりかねないので、

定期的に点検をしてもらうと安心です。

 

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広島県福山市・岡山県笠岡市で屋根・外壁リフォームをご検討中の方は、

イマガワペイントへお気軽にご相談ください。

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