【福山市】外壁塗装の保証は何年が妥当か|自社・メーカー・免責の読み方

外壁塗装の保証は、年数の長さではなく保証書の免責条項と保証主体で損得が決まります。自社保証とは、施工した塗装店が自社の責任で塗膜の不具合を直す約束のことです。15年という数字だけを見て契約すると、免責で実質カバーされない範囲が広いという事態が起こります。この記事を読むと、提示された保証年数が自分の家で妥当か、保証書のどこを見て契約すべきかを判断できます。
広島県福山市の外壁塗装、屋根塗装ならイマガワペイントにお任せください。
一級建築士、一級塗装技能士が在籍するイマガワペイントが、今回は「外壁塗装の保証は何年が妥当か|自社・メーカー・免責の読み方」についてご紹介します。
外壁塗装について気になる方は、ぜひ参考にしてください。
また、外壁塗装で気をつけるべきポイントについて気になる方は下記の記事で詳しく解説していますので、チェックしてみてください。
外壁塗装の保証は何年が妥当?相場と内訳
外壁塗装の自社保証は3〜10年が相場です。業者独自に15年を掲げる例もあります。ただし年数だけでは比較できません。塗料の耐用年数と保証年数は一致せず、保証は塗膜寿命より短く設定されるのが通常だからです。
自社保証の相場は3〜10年/塗料グレード別の目安年数
保証年数は使う塗料グレードでおおむね決まります。耐用年数の目安は次のとおりです(2026年10月時点)。
| 塗料グレード | 耐用年数の目安 |
|---|---|
| ウレタン | 3〜5年 |
| シリコン | 5〜7年 |
| フッ素 | 7〜10年 |
| 無機 | 10〜15年 |
保証を読むときは、対象部位の分かれ方も確認します。
- 外壁と屋根・付帯部(破風、雨樋)で保証年数が別に設定される
- シーリング(コーキング)の保証は塗膜より短く、5年前後が多い
無機で塗っても、シーリングが5年保証なら目地から先に切れます。イマガワペイントの点検でも、塗膜より先に目地が傷む現場は多く見つかります。
自社保証・メーカー保証・リフォーム瑕疵保険の違いは?

外壁塗装の保証は3種類あり、金銭的に効くかは保証主体で決まります。自社保証は施工業者が塗膜の剥がれ・膨れを無償補修する保証です。メーカー保証は塗料の品質不良が対象で、再施工の足場代10〜20万円や人件費は含まれないことが多い点に注意が必要です。
3種類の保証を比較表で整理
| 種類 | 保証主体 | 対象・年数 | 倒産時の扱い |
|---|---|---|---|
| 自社保証 | 施工業者 | 塗膜の剥がれ・膨れ/3〜10年 | 無効になる |
| メーカー保証 | 塗料メーカー | 塗料の品質不良 | 継続する |
| リフォーム瑕疵保険 | 保険法人 | 施工不良/1年または5年 | 保険法人が支払う |
リフォーム瑕疵保険は2026年10月時点で、加入業者が倒産しても保険法人が修補費を支払う仕組みです。
メーカー保証が足場代をカバーしない理由
メーカー保証が補償するのは塗料代だけで、再施工に必要な足場代10〜20万円や人件費は対象外です。塗料不良が原因でも、工事費の大半を占める足場と人件費は自己負担になる場合があります。長期の年数だけで判断すると、いざ補修するとき手出しが膨らみます。
保証書で必ず確認する項目は?免責の読み方

保証書は年数より中身で見ます。確認すべきは保証主体と免責条項です。長期保証ほど免責が広く、継続条件も厳しくなります。
保証書でチェックする5項目
契約前に、次の5項目を書面で確認します。口頭説明だけで済ませないことが判断の基本です。
- 保証年数:外壁と屋根、防水で年数が分かれているか
- 保証主体の社名:施工した自社か、第三者機関か
- 免責事項:対象外になる症状が列挙されているか
- 定期点検の有無:無償か有償か、頻度は年1回か
- 保証の継続条件:点検やメンテ受注が条件化されていないか
たとえば15年保証でも、1〜2年ごとの有償点検やメンテ受注が継続条件に付くケースがあります。条件を外れると保証が無効になります。
保証対象外になる代表的なケース
免責の代表例は、地震・台風などの自然災害、飛来物、建物の構造的ひび割れ、経年によるチョーキングです。これらは塗膜の不良ではないため、多くの保証で対象外になります。
福山市の現場では、台風の飛来物による傷や、築後の構造ひび割れが免責扱いになる相談が目立ちます。瀬戸内の沿岸部では、塩害による劣化が免責に含まれるかを契約前に書面で確認します。約12,000件を手がけた一級建築士・一級塗装技能士が、この文言まで一緒に読み解きます。
よくある質問
業者が倒産したら保証はどうなりますか?
自社保証は施工業者の倒産で無効になり、リフォーム瑕疵保険に加入していれば保険法人から補修費が支払われます。差が出るのは保証主体です。自社保証は業者本体が支払い元のため、会社が消えれば請求先も消えます。長期保証ほど倒産リスクの確認が重要になります。
保証書がもらえない場合はどうすべきですか?
書面がない口頭保証は無効になりやすいため、保証書の交付を契約条件にしてください。確認するのは年数だけでなく、保証範囲・免責・継続点検の条件が明記されているかです。口約束で「10年保証します」と言われても、担当者の退職や会社の方針変更で根拠は残りません。
保証期間内でも自己負担になるのはどんな時ですか?
台風や飛来物による破損、経年で進むチョーキング、建物の構造起因で動いたひび割れは、保証期間内でも免責で自己負担になります。塗膜そのものの剥離や膨れは保証対象、外的要因や下地の挙動は対象外という線引きが一般的です。保証書の免責条項でこの境目を必ず読んでください。
まとめ
保証を比較するときは、年数を並べる前に保証主体と免責条項を先に読んでください。自社保証は足場代と人件費まで含む範囲の広さが利点で、メーカー保証は塗料の性能に限られ足場代はカバーしません。倒産時に備えるならリフォーム瑕疵保険の加入有無を確認します。契約前に、保証書で範囲・免責・継続点検の条件・保証主体・年数の5項目をその場で照合すれば、15年といった長期保証が実質的に効くのか見抜けます。塗料グレードと次回塗り替え時期から逆算し、短い保証が不利とは限らない前提で選んでください。
イマガワペイントでは、現在の外壁の状態と提示されている保証内容が釣り合っているかを、無料の現地点検と見積もりで確認できます。他社の保証書をお持ちいただければ、免責条項と保証主体の読み方も一緒に見ていきます。契約前のセカンドオピニオンとしてご利用ください。
本記事は、一級建築士・一級塗装技能士が在籍し、福山市周辺でおよそ12,000件の施工を手がけてきたイマガワペイントの現場知見をもとに、保証書と免責の実務に沿って確認しています。(2026年10月時点の情報です)
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