外壁塗装でローンを使う際に知っておくべき知識

外壁塗装をしたいけれども、まとまったお金をすぐに用意できないという方も多いかと思います。
そんなときにローンを活用するという選択肢もあります。
広島県福山市の外壁塗装、屋根塗装ならイマガワペイントにお任せください。
一級建築士、一級塗装技能士が在籍するイマガワペイントが、今回「外壁塗装でローンを使う際に知っておくべき知識」についてご紹介します。
ローンの種類と特徴
外壁塗装にかかる費用は数十万円から100万円以上になることも多く、まとまった資金を一括で準備できない場合はローンの利用が選択肢になります。ここでは、外壁塗装でよく利用されるローンの種類と、それぞれの特徴を解説します。
1. リフォームローン(無担保型)
リフォーム専用に用意されているローンで、外壁塗装にも利用可能です。担保や保証人が不要なケースが多いため、比較的スムーズに申し込みができます。金利は2〜5%前後が一般的で、住宅ローンよりは高めですが、手軽に利用できる点がメリットです。
2. 銀行のフリーローン(多目的ローン)
使用用途が自由なローンで、外壁塗装費用にも使えます。まとまった金額を借りやすく、返済プランも柔軟に組めますが、金利はやや高めで3〜7%程度が相場。審査基準も銀行によっては厳しめです。
3. カードローン
急な外壁塗装が必要になった場合、カードローンを利用する人もいます。審査が早く、必要な金額だけ借りられる点は便利ですが、金利は10〜15%前後と高く、長期返済には向きません。短期的な補填としての利用に適しています。
4. 住宅ローンの借り換え・リフォーム一体型
住宅ローンを返済中の方は、リフォーム費用を追加で借り入れる「リフォーム一体型」や、借り換えを利用して外壁塗装費を組み込む方法があります。金利は1〜2%台と低く抑えられるのが最大のメリットですが、手続きが複雑で時間がかかる点に注意が必要です。
💡 ポイント:短期間で完済できるならリフォームローン、低金利で長期返済を希望するなら住宅ローンの借り換えが有利です。自分のライフプランや返済能力に合わせて選ぶことが重要です。
外壁塗装の費用相場については以下で詳しく解説していますので、こちらも参考にしてください。
【2024年最新】外壁塗装の費用相場 – 外壁塗装専門店【イマガワペイント】福山市・笠岡市 (imagawa-paint.com)
外壁塗装×ローン選びのポイント
外壁塗装にローンを利用する場合、金額や条件は金融機関や商品によって大きく異なります。金利の低さだけで決めてしまうと、後々「思っていたより負担が大きい…」ということにもなりかねません。ここでは、失敗しないローン選びのための重要なポイントを解説します。
1. 金利と返済総額を比較する
ローンを選ぶうえで最も重要なのは金利です。たとえ金利が1%違うだけでも、100万円を10年間借りた場合には数万円以上の差が出ます。必ず複数のローンを比較し、返済総額まで確認することが大切です。
2. 返済期間をライフプランに合わせる
外壁塗装の寿命はおおよそ10〜15年といわれています。そのため返済期間が長すぎると、次回の塗装時期にまだローンが残ってしまう可能性があります。収入に無理のない範囲で、できるだけ短期間で完済できるプランを選びましょう。
3. 審査基準を理解しておく
ローン審査では「年収」「勤続年数」「他の借入状況」などがチェックされます。特に銀行系ローンは審査が厳しい傾向がありますので、事前に自分の状況を整理しておくとスムーズです。もし不安がある場合は、審査が比較的柔軟なリフォームローンを検討するのも一つです。
4. 金利タイプ(固定金利・変動金利)を選ぶ
固定金利:返済額が変わらず安心できるが、金利はやや高め。
変動金利:初期の金利は低めだが、将来的に金利が上がるリスクがある。
返済期間の長さや安定性を重視するかどうかで選択が変わります。
5. 付帯費用や条件を確認する
ローンには金利以外に「事務手数料」「保証料」などがかかる場合があります。また、繰り上げ返済が可能かどうかも重要なポイントです。細かい条件を確認せずに契約すると、思わぬ負担が発生することもあるので注意しましょう。
💡 ポイント:ローンを選ぶ際は「金利」「返済期間」「審査条件」「金利タイプ」「付帯費用」を必ずチェックし、総合的に判断することが成功へのカギです。
外壁塗装ローンの手続き・流れ
外壁塗装でローンを利用する際は、申し込みから資金の受け取りまでいくつかのステップがあります。初めてローンを使う方にとっては難しく感じるかもしれませんが、流れを理解しておくことで安心して手続きを進められます。ここでは一般的な流れを解説します。
1. 見積もりを取得する
まずは複数の塗装業者から見積もりを取り、工事費用の相場を把握します。この金額を基に、必要な借入額を決めることになります。ローン申請時には見積書の提出が必要となるケースが多いため、必ず書面で用意しておきましょう。
2. ローン商品を比較・選定する
次に、銀行やリフォーム会社が扱うローンを比較します。金利、返済期間、手数料、審査条件などを確認し、自分に合ったローンを選ぶことが大切です。ここで焦って決めると後悔につながるので、必ず複数候補を比較検討しましょう。
3. 申し込み・審査
利用したいローンが決まったら申し込みを行います。必要な書類(本人確認書類、収入証明書、工事の見積書など)を揃えて提出します。審査では「収入」「勤務状況」「他の借入状況」などがチェックされ、結果が出るまでに数日から1〜2週間ほどかかるのが一般的です。
4. 契約・融資実行
審査に通過すると契約手続きを行い、その後融資が実行されます。融資金は直接業者に支払われる場合と、自分の口座に振り込まれる場合があります。契約内容をよく確認し、不明点があれば必ず質問してからサインしましょう。
5. 外壁塗装工事スタート
資金が準備できたら、いよいよ工事開始です。工事完了後は、契約に基づいて毎月返済を行うことになります。無理のない返済計画を守ることが、ローン利用を成功させるポイントです。
💡 ポイント:
ローンの手続きは「見積もり → 比較 → 申し込み → 審査 → 契約 → 融資 → 工事」という流れを押さえておけば安心です。事前に必要書類や審査期間を把握しておくと、スムーズに工事を進められます。
外壁塗装でローンを使うときの注意点・リスク
外壁塗装でローンを利用すると、資金面の負担を分散できるメリットがありますが、同時にいくつかの注意点やリスクも存在します。契約前にしっかり理解しておくことで、後悔のない選択ができます。
1. 返済負担が長期化するリスク
外壁塗装の耐用年数は10〜15年程度ですが、ローンの返済期間を長く設定すると、次の塗装が必要になる時期にまだ返済が残ってしまうケースがあります。返済期間はライフプランと塗装サイクルを考慮して設定することが重要です。
2. 金利上昇や総支払額の増加
特に変動金利を選んだ場合、将来的に金利が上昇すると毎月の返済額や総支払額が増える可能性があります。固定金利か変動金利かを選ぶ際は、自分の返済能力やリスク許容度をしっかり確認しましょう。
3. 金利以外の費用を見落としやすい
ローンには金利だけでなく「事務手数料」「保証料」「団体信用保険料」などの付帯費用がかかることがあります。金利が低くても諸費用が高ければ結果的に総支払額が大きくなるため、契約前に必ずトータルコストを確認しましょう。
4. リフォーム会社のローン提案に注意
外壁塗装業者が提携ローンを勧めてくる場合がありますが、必ずしも最適な条件とは限りません。金融機関のローンと比較検討し、安易に即決しないことが大切です。
5. 無理な借入による生活圧迫
「せっかく工事するなら」と必要以上の借入をしてしまうと、返済が生活を圧迫するリスクがあります。返済額は「月収の20〜25%以内」に収まるように設定すると安心です。
💡 ポイント:
外壁塗装ローンは便利な仕組みですが、「返済期間」「金利上昇」「付帯費用」「業者の提案」「生活負担」の5つのリスクに注意すれば、安心して利用できます。契約前に必ず複数のローンを比較し、無理のない返済計画を立てましょう。
まとめ
今回は外壁塗装でローンを使用する際に知っておくべき知識について解説してきました。
外壁塗装は住まいを守るために欠かせない工事ですが、費用が高額になりやすいため、ローンを利用するケースも少なくありません。
ローンは便利な仕組みですが、選び方や返済計画を誤ると大きな負担になるリスクがあります。
逆に、事前にしっかり調べて最適なプランを選べば、安心して外壁塗装を実施でき、住まいの寿命を延ばすことにもつながります。
外壁塗装は「工事内容」だけでなく「資金計画」まで含めて考えることが、後悔しないための最大のポイントです。
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