外壁塗装・屋根葺き替え工事の現場調査⑤庇、雨樋など付帯部の劣化症状(岡山県笠岡市・E様邸)
2024.07.04
点検レポート
岡山県笠岡市のE様邸より、外壁塗装・屋根葺き替え工事の現場調査のご報告の続きです!
前回の現場レポート→「外壁塗装・屋根葺き替え工事の現場調査④ひび割れ、シーリングの劣化(岡山県笠岡市・E様邸)」は、こちらのページです。
今回は庇や雨樋などの付帯部の状態を見ていきましょう。
付帯部(ふたいぶ)とは、屋根・外壁以外の部材を指し、他には軒天、水切り、シャッターボックス、雨戸、破風板、鼻隠しなどがあります。
庇は小さな屋根で、E様邸の庇は色褪せていました。
屋根と同じように雨水がボタボタと当たる部材ですから、劣化スピードも早いです。
庇の劣化が進行し過ぎると、交換が必要になりますが、構造によっては周りの部材も交換しなければならないこともあるので軽視できません。
外壁塗装の場合は雨樋も塗装するケースが大半です。
雨樋はもともと丈夫な素材でできているものがほとんどで、塗装ではそれほど耐久性の向上は見込めません。
それでも塗装される方が多い理由は美観のためで、外壁を綺麗にした際に雨樋がボロボロだと悪目立ちしてしまうからです。
奥に見えるエアコン配管テープも傷んでいるため、貼り換えを提案させていただきました。
外壁や屋根以外も綺麗にすることで、お住まい全体を新築のように生まれ変わらせることができます♪
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