外壁塗装前の現地調査 漆喰の剥がれ、ベランダのひび割れ他 岡山県笠岡市K様邸
福山市、笠岡市の外壁塗装専門店、イマガワペイントです!
外壁塗装の見積りをしてほしいとご依頼を受け、現地調査に伺いました!
本日は、その時の様子をご紹介いたします!
今回の現地調査では、
・瓦屋根の漆喰の剥がれ
・モルタル外壁のひび割れ
・ベランダのひび割れ
などが見られました。
詳しい状態については下でご説明いたします。
瓦屋根の漆喰の剥がれ
漆喰の剥がれが見られました。
漆喰とは石灰でできた白い建材で、主に屋根面の合わせ目、山形の箇所「棟」の部分に使われています。
この棟部分には、「葺き土」と呼ばれる土を土台にして瓦を支えているのですが、そのままだと雨水が葺き土に当たり流れ出してしまい、瓦のズレや歪みが発生してしまいます。
そこで、葺き土の上から漆喰を塗ることによって屋根の棟部分を雨から守ることができるのです。
瓦は寿命が長く、色落ちがほとんどないメンテナンスフリーと言われていますが、漆喰は少しづつ劣化していきます。
長く続く雨風や寒暖差、地震や台風などの影響を受け次第に劣化し、ひび割れが起こったりします。
こうして漆喰がもろくなった時に地震や強風などで棟が動いたり、内部に侵入した水分が膨脹し漆喰を押し上げたりすることで、漆喰が剥がれてしまうのです。
そのままにしておくと、どんどん漆喰の剥がれが広がり葺き土が流れ出したり、棟が崩れたりと劣化が進んでしまいます!
劣化の具合を見て、漆喰の詰め直しや棟の積み直しなどのメンテナンスをする必要があります。
外壁ほど劣化が目につきやすくない屋根は、気づけば劣化が進んでいたということはよくあります。
瓦屋根の場合、20~30年程度を目安に点検をすると安心です!
モルタル外壁のひび割れ・剥がれ
モルタルのひび割れや剥がれが見られました。
モルタルはセメントと石灰や砂と水を混ぜて練った素材の事です。
最近ではサイディング外壁が多いですが、1990年頃にはモルタル外壁が主流で、新築時の際の最もポピュラーな吹き付け仕上げ材として使用されていました。
ご自宅がモルタル外壁だという方も多いのではないでしょうか?
強度が強く、耐火性に優れているモルタルですが、防水性能が低くなると急激に劣化が進み、ひび割れが発生します。
モルタル自体の収縮や構造木材の乾燥収縮などによってひび割れが起こってしまいます。
この隙間から雨水などが浸入し、雨漏りやカビの発生、さらに内部木材・鉄筋の腐食など住宅の構造に影響を与えることになります。
また、膨れたり、剥がれたりしているのは、劣化による付着力の低下によるものです。
こうなると、外壁材自体が外部にさらされ、急劇な劣化につながる為、早急に補修する必要があります。
ベランダのひび割れ
ベランダの床面にひび割れが見られました。
実はベランダは雨が直接入る為、雨漏りや老朽化が起こりやすい場所なんです!
一般的にベランダはコンクリートや木材でできており、そのままでは雨水などが浸みこんできてしまう為、防水効果のある塗料を塗ったり、防水シートを敷いたりなどの防水工事が施されています。
ですが、ベランダ防水も屋根や外壁と同様に年月が経つと途に劣化していく為、メンテナンスが必要なのです。
ひび割れにも表面の小さなひび割れから、深く大きなひび割れまで程度があります。
前者の場合、防水層を保護しているトップコートが劣化している証拠です。トップコートの耐久性は5年程度と言われていますので5~8年を目安にトップコートの塗り直しをするのが理想的です。
後者の場合は、防水層が劣化しているのと同時に下地もひび割れてしまっている可能性があります。
写真のように下地までひび割れている場合、ひび割れの補修をしてから防水工事を行う必要があります。
雨漏りなど大きな補修が必要になる前に、定期的にメンテナンスをしましょう!
以上、現地調査の様子のご紹介でした!
こちらのお客様には、診断結果報告書とお見積りをご確認いただき、外壁塗装、ベランダ防水工事のご依頼をいただきました!
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