外壁塗装前の現地調査 モルタル外壁のひび・剥がれ、瓦屋根の雨染み他 広島県福山市S様邸
本日は、広島県福山市S様邸にて現地調査を行なった際の様子をご紹介したいと思います!
屋根や外壁の塗装を行う際には、まず最初に現地調査を行ないます。
そこで現在の建物の状態を見て、症状やお客様のご希望に沿ったお見積りをご提案しております。
そろそろ外壁塗装を検討する年数が経っているなと感じている方は、ご自宅に似たような症状が出ていないかご確認ください!
【劣化症状】
外壁には、汚れやひび割れ、剥がれなどの劣化が見られました。
モルタル外壁には多様な仕上げ方法がありますが、リシン仕上げやスタッコ仕上げのような表面がざらざらした凹凸のあるモルタル外壁は汚れやすいです。
また、経年劣化によりひび割れやすいという特徴もあります。
モルタルは、水を使い砕石と砂を合わせ、乾燥させてつくられるため、モルタル自体の収縮や構造木材の乾燥収縮などにより、表面に微細なひび割れが発生しやすい資材なのです。
ひび割れなど、傷んだ下地は外壁塗装前にしっかり補修をしてから塗装を行います。
今回の現地調査では、モルタル外壁の表面の剥がれも見られました。
これは、紫外線や雨風などで劣化したことによる付着力の定価が原因で起こります。
外壁材自体が外部にさらされ、急劇な劣化につながる為、表面の剥がれなどがみられる場合には早急に対応すべきです!
玄関前の柱など、木部の塗装の剥がれも見られました。
木は、水分を吸ったり出したりしながら収縮するため、他の部位と比べて劣化が早いです。
塗装の剥がれは、劣化のサインです。
湿気や雨水などが木材が腐食する原因の為、塗装の剥がれを放置し症状が進行すると内部から腐ってしまい、シロアリの原因にもなってしまう危険性があります。
美観性の為だけではなく、木部自体の保護の為にも定期的なメンテナンスは必要です!
👉木部塗装について詳しくはこちらのコラムをどうぞ!
こちらの瓦屋根には、特に大きな割れやズレなどの劣化は見られませんでした。
ですが、年数が50年以上経っており、全体的に広がっている雨染みや以前台風で一部飛んでしまった瓦を差し替えしている部分との色の違い(写真真ん中下)が気になるとの事でした。
今後も長く住んでいくため、全部をキレイにしたいとご要望を頂きました。
粘土系の瓦屋根は寿命が長く、他の屋根材と違い塗装が不要でメンテナンスフリーと言われていますが、瓦の割れや欠け、ズレなどの劣化は、台風や地震などの自然災害により発生してしまいます。
また、瓦の下に敷いてある防水シートは瓦よりも早く寿命が来てしまいます。
防水シートは、屋根材が防ぎきれなかった雨水を屋根内部まで進入するのを防ぐ、重要な枠割をしています。
屋根材の寿命が来ていなくても、防水シートの交換リフォームは必要です。
屋根のリフォームを行うなら、外壁とタイミングを合わせて行うと足場の設置・撤去費用節約できるためお得です!
こちらは、雨樋の塗装の剥がれ、ひびが見られました。
紫外線による劣化などにより雨樋の耐久年数はおよそ20年で、塗装の剥がれなどの劣化の場合は雨樋の外側に塗装を行う事で、美観性の向上や保護が出来ます。
ですが、歪みや割れといった症状の場合は、塗装では解決できません。
塗装できない内側の劣化や雨を受ける機能を発揮しなくなったときは、雨樋自体の交換を行う必要があります。
また、屋根の葺き替えを行う場合にも、勾配が変わる為、屋根から落ちる雨水を上手く流れるように雨樋の交換をすることが多いです。
以上、本日の現地調査のご紹介でした!
屋根・外壁の塗装を検討されている方は是非、しっかりと現地調査をしてお見積りを出してもらいましょう!
広島県福山市・岡山県笠岡市で屋根・外壁塗装をご検討中の方は、
イマガワペイントへお気軽にご相談ください。
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