笠岡市K様邸③現地調査|シーリングの劣化や付帯部のサビを確認
2025.12.10
点検レポート

皆さん、こんにちは!
広島県福山市の外壁塗装店のイマガワペイントです。
前回の現場レポートはこちら→笠岡市K様邸②現地調査|外壁のひび割れや塗膜の剥がれを確認しました
今回は 外壁以外の細かな部分(付帯部) を中心にご紹介します。
外壁塗装では、建物全体の劣化チェックがとても重要です。

まず、サッシ周りや目地に施工されているシーリング材(防水材)が乾燥し、ひび割れが発生していました。
シーリングが切れてしまうと、雨水が内部へ入り込み 雨漏りや下地の腐食 の原因になります。
今回は、古いシーリングを撤去して新しく充填する 「打ち替え」工法 で補修予定です。
▼シーリングの役割や劣化症状についてはこちらで解説しています。
→イマガワペイントのシーリング解説ページを見る

軒天(のきてん/屋根の裏側)は湿気がこもりやすく、黒い汚れやカビが付着していました。
このままにしておくと 腐食や塗膜の剥がれ につながるため、高圧洗浄で汚れを落としてから補修・塗装を行います。

雨樋を固定している金具(樋バンド)にはサビが見られました。
樋バンドは外壁に直接固定されているため、交換には外壁や雨樋の調整が必要になり、作業が大掛かりになります。
今回のように 表面にサビが出ている程度であれば、ケレン(サビ落とし)をして塗装で保護することで十分延命が可能です。
サビを放置すると金具が弱まり、雨樋の変形や落下のリスクにつながるため、塗装前にしっかりと処理を行います。
次回は、高圧洗浄の工程についてご紹介します!
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