井原市・H様邸②現地調査|雨漏りのご相談を受けて屋根の現地調査を行いました
2025.10.06
点検レポート

皆さん、こんにちは!
前回の現場レポートはこちら→「岡山県井原市・H様邸①雨漏り調査「屋根裏が雨漏りしている」とお問合せくださいました」
今回はその続きとして、屋根の上部を詳しく確認した調査内容をご紹介します。
雨水が流れやすい形状の屋根は棟や外壁との取り合い部分から雨水が浸入しやすいため、慎重な確認が不可欠です。
まずは屋根全体を確認しました。
表面の塗膜が色あせ、艶が失われている箇所がありました。このような部分では防水性が低下している可能性があります。
棟部分や板金継ぎ目には割れ・浮きが生じやすいため、特に入念に確認しました。
ドローンを使って棟部分を注意深く見ていくと、板金の継ぎ目にわずかな隙間や浮きが確認できました。
ここに隙間があると内部に水が入りやすくなるため、補修が必須と考えられます。
屋根と外壁の取り合い部も詳細に確認しました。
この境界部は建物で最も雨水の侵入口になりやすく、シーリングの微小なひび割れや劣化が雨漏りの原因となることがあります。
屋根だけでなく外壁接合部の状態もしっかりと確認しました。
今回の調査では、屋根全体の塗膜劣化、棟と外壁取り合い部の隙間や浮きが確認されました。
これらが雨漏りの原因と考えられるため、瓦の補修をご提案しました。
次回は、1階と2階の玄関ホールの調査の様子をお届けいたします。
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