広島県福山市 M様邸 外壁塗装・付帯部塗装 補修が必要なひび割れとは?
広島県福山市のM様邸にて、外壁塗装・付帯部塗装を行いました!
【施工前の状況】
外壁はモルタル外壁でした。
モルタル外壁は凸凹した表面なので汚れが付着しやすく、また、ひび割れやすいという特徴があります。
M様邸も汚れの付着やひび割れが多く見られました。
ひび割れはクラックともいいます。
ひび割れのリスクの高さは幅の大きさによります。
幅が0.3mm未満のひび割れはヘアークラックといい、早急な対処は必要なく、様子見で問題ありません。
0.3mm以上の場合は早急な対処が必要です。
ひび割れが起きると、そこが雨水の侵入口になり雨漏りを起こしてしまう恐れがあります。
幅の広いひび割れを見つけたら放置せず、調査をご依頼される事をオススメします。
【足場設置 飛散防止ネット】
まずは足場を設置しました。
外壁塗装は高所での作業になるので、足場は欠かせません。
足場には単管足場、ビケ足場、枠組み足場など種類があります。
戸建て住宅、高層ビル、隣の建物との距離の近さなどにより、適した足場を選択しています。
今回は塗装工事で一般的なビケ足場を組みました。
ハンマー1つで組み立てが可能で、安定した作業場が確保できます。
足場の周りに張っているネットは飛散防止ネットといいます。
写真では張っている最中ですが、建物全体を覆いますので、いつもより室内には日の光が入りにくくなります。
飛散防止ネットは名前の通り、高圧洗浄の水しぶきや塗料が近隣に飛散しないよう保護する役割があります。
塗装工事が終わってみたら、家の周りに塗料が飛び散ってる・・・なんて事があれば良い仕上がりとは言えませんよね。
施工中は室内が暗く、ご不便をおかけしますが、どうしても必要なものなのです。
ただ、全く日の光が入らずに真っ暗とまではなりません。
【下地処理 高圧洗浄】
足場を組んだら下地処理を行います。
塗装工事というと、「古くなった屋根や外壁に塗料を塗って終わり」と思われている方は少なくないと思います。
塗装前には沢山の下地処理の工程がありますし、塗装も1回ではなく基本的に3回塗装します。
その下地処理の最初の工程が高圧洗浄です。
業務用の高圧洗浄を使い、強力な水圧で外壁に長年蓄積されていた汚れやカビなどを除去します。
今回は洗剤を使うバイオ洗浄を行いました。
「塗料を塗るなら綺麗になるから、高圧洗浄は必要ないのでは?」と思われるかもしれません。
高圧洗浄が必要な主な理由は、塗膜を長持ちさせる為にあります。
汚れやカビが残ったまま塗装をすると、下地と塗膜との間に邪魔が入るので早期剥離に繋がります。
塗料がしっかりと密着する為にも、下地を綺麗にしておく必要があるのです。
塗装工事は頻繁に行うものではないので、少しでも長持ちしてほしいですよね。
洗浄ガンを少しずつ動かしながら、塗装面はもちろん、塗装しない窓ガラスなどもピカピカになりました!
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