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岡山県笠岡市 K様邸 外壁塗装 コーキング(シーリング)打ち替え工事

2022.03.03 現場レポート
岡山県笠岡市 K様邸 外壁塗装 コーキング(シーリング)打ち替え工事 (4)

岡山県笠岡市のK様邸にて、外壁塗装を行いました!

事業内容「外壁塗装」については、こちらのページです。

 

今回は、下地補修の1つ、コーキング(シーリング)工事の様子についてお伝えします。

 

【コーキング工事・シーリング工事とは】

コーキング工事という業者と、シーリング工事という業者がいますが、どちらも同じ意味で呼んでいます。

細かく言えばコーキングとシーリングの規定は分けられていますが、同じと考えて問題ありません。

建築業界はこのように1つの事柄で複数の呼び名があるものが多数あります。

屋根葺き替え工事=屋根カバー工法、縦樋=竪樋などです。

今回の記事ではコーキング工事と呼んでいきます。

 

コーキングは外壁のサイディングボードの継ぎ目やサッシ廻り、室内でも部材同士の隙間を埋めています。

埋める材料はコーキング材、シーリング材、充填剤と呼びます。

部材同士の隙間を埋める事で、雨水が入らないよう防水の役割や、地震などの揺れに対して緩衝材の役割をしてくれています。

 

新築の時点でコーキングは施してあるのですが、年月が経つにつれて徐々に劣化していきます。

するとコーキングが硬くなり、割れが生じるようになります。

そうなれば防水の役割・緩衝材の役割のどちらも担う事ができず、建物にひび割れができたり雨漏りが起こる恐れがあります。

その為、定期的にコーキングの状態を確認して、時期がきたら打ち替え工事などを行う必要があります。

 

【K様邸のコーキング打ち替え工事の様子】

K様邸のサイディングボードの継ぎ目に施してあったコーキングは、劣化して肉痩せや亀裂が入っていました。

新しく打ち直し、劣化状態をリセットします。

 

まず、既存のコーキングをカッターなどを使ってしっかり撤去します。

岡山県笠岡市 K様邸 外壁塗装 コーキング(シーリング)打ち替え工事 (1)

 

中に見える青色の部分は「バックアップ材」といいます。

コーキングは先ほどお伝えしたように、緩衝材の役割を担っています。

コーキングが壁の背面、ボードの左右と3面接着だと、コーキングがガチガチで動きにくいです。

背面にバックアップ材がある事で2面接着になり、コーキングが良く動けるようになります。

 

さて、既存のコーキングを撤去した後はしっかりと清掃をし、マスキングテープで施工箇所の周りを養生しました。

次にプライマーという下塗り材を刷毛で塗り込みました。

岡山県笠岡市 K様邸 外壁塗装 コーキング(シーリング)打ち替え工事 (5)

 

プライマーを塗る事で、施工箇所と、この後に充填するコーキング材の接着力を高める事ができます。

これでコーキングがきちんと定着し、早期剥離を防いで長持ちします。

 

プライマーが乾燥したら新しいコーキング材を充填します。

そのままでは奥までコーキングが行き届かず、中に空洞ができてしまうので、ヘラで押し込みます。

岡山県笠岡市 K様邸 外壁塗装 コーキング(シーリング)打ち替え工事 (4)

 

表面を平に均し、養生を外したらコーキング打ち替え工事は完了です!

これでコーキングの劣化は解消されました。

コーキングは外壁よりも劣化スピードが早いので、ほとんどの外壁塗装では一緒にコーキング工事も行っています。

「シーリング(コーキング)」については、こちらのページでもご紹介しています。

 

この続きは次回の現場レポートで(^^)/

 

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