岡山県浅口郡里庄町 K様邸 外壁塗装 付帯部ってどこ? 軒天の塗装
岡山県浅口郡里庄町のK様邸にて、外壁塗装のご報告の続きです!
前回の現場レポート→「岡山県浅口郡里庄町 K様邸 外壁塗装 塗装の工程、下塗りって何?」は、こちらのページです。
今回は付帯部の一部、軒天の塗装の様子についてお伝えします。
【付帯部ってどこ?】
付帯部とは、建物の屋根と外壁以外のパーツを指します。
例えばどこかというと・・・
軒天、玄関ドア、帯板、雨樋、鼻隠し、破風板、シャッターボックス、庇などです。
これらの場所も傷んでいたら外壁と一緒に塗装する事が多いです。
屋根や外壁は紫外線や雨風によって年月が経つにつれて劣化していきます。
それと同じようにこれらの付帯部も劣化していきます。
「こんな所まで塗装しなきゃいけないの?」という所もあるかもしれません。
しかし、塗膜で保護されている限り、塗膜は劣化して防水性や防錆効果が低下していきます。
塗料で再度機能を持たせる為、塗装工事をすれば数千円で済むところを、塗装では補修しきれずに部材ごと交換になると数万円かかるでしょう。
中には部材を外して交換、という単純なものではなく、構造上難しく、大掛かりな工事になる事もあります。
特に鉄部は塗膜が劣化すると錆びてしまいます。
錆びは1度発生すると決して回復する事はありません。
補修する際も、錆びている場所は削って補修するので、部材がどんどん減っていく事になります。
錆びで穴が空いてしまえば雨水が入り、一気に腐食が進みます。
何より外壁を塗装で綺麗にしたのに、付帯部がボロボロなのが嫌だという理由で塗装工事を依頼される方も多いです。
「外壁塗装を頼む前に。初めての塗装リフォーム」は、こちらのページです。
【軒天の塗装 ~軒天ってどこ?~】
軒天は地上に立った時に上を見上げると見える天井を指します。
軒裏天井、軒裏、上げ裏(あげうら)などとも呼ばれています。
軒天も塗膜によって保護されているので、塗装によるメンテナンスが必要です。
軒天というのは日光に当たりにくいので湿気がこもりやすく、カビが繁殖しやすい場所です。
汚れの付着や塗膜の剥がれなどの症状も発生します。
こちらの写真はK様邸の軒天を塗装している際の様子です。
外壁とは違って、上を見上げながらの塗装になります。
軒天の塗装では、首が痛くなるのは塗装業者のあるあるです。(笑)
軒天は先述したようにカビが繁殖しやすいので、防カビ・防藻効果を含む塗料で塗装をしました。
【軒天の色は何色がいい?】
道を歩いている時に気が向いたら、建物の軒天の色を見てみてください。
ほとんどの軒天に明るい色が使われていると思います。
汚れが目立ちやすいのですが、明るい色が使われるのには理由があります。
軒天は日が当たりにくいので暗く見えがちです。
軒天の影になっている外壁も暗く見えるので、軒天は明るい色が多いのです。
また、軒天の色が明るいと、窓から外を見た時に外が明るく見えるという効果もあります。
塗装工事は色選びも大切です。
「外壁塗装で理想の色選びをするためのポイント」については、こちらのページです。
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