岡山県浅口郡里庄町 K様邸 外壁塗装 塗装の工程、下塗りって何?
岡山県浅口郡里庄町のK様邸にて、外壁塗装のご報告の続きです!
前回の現場レポート→「岡山県浅口郡里庄町 K様邸 外壁塗装 外壁塗装に欠かせないコーキング工事とは?」は、こちらのページです。
今回は、外壁塗装の下塗りの様子についてお伝えします。
リフォームメニュー「外壁塗装」については、こちらのページです。
【外壁塗装の工程とは】
K様邸では、以下の工程で外壁塗装工事を行いました。
- 1.足場設置・・・安定した足場を組み立て、安全性や作業性を確保する
- 2.高圧洗浄・・・外壁に付着している汚れやカビ、苔などを強力な水圧で除去する
- 3.養生・・・窓や土間など塗装しない場所をビニールシートなどで塗料が付かないよう保護する
- 4.劣化補修・・・コーキング工事やひび割れ補修
- 5.下塗り・・・下準備となる塗装
- 6.中塗り・・・仕上げ塗料の塗装1回目
- 7.上塗り・・・仕上げ塗料の塗装2回目
この中で、今回は下塗りについて詳しくご紹介します。
「仕上げ塗料でもない下準備の塗装は必要なの?」と思われるかもしれませんが、大変重要です!
「外壁塗装を頼む前に。初めての塗装リフォーム」は、こちらのページです。
【下塗りって何? どうして必要?】
下地処理を終えた外壁には、いきなり仕上げ塗料を塗るわけではなく、その前に下塗りを行います。
こちらの写真はK様邸での外壁下塗りの様子です。
下塗りの1番の役割は、外壁面と仕上げ塗料の密着性を高める事です。
下塗りせずに仕上げ塗料を塗装してしまえば、塗料が定着せずに、すぐ剥がれてしまいます。
塗膜を長持ちさせる為には、下塗りが欠かせません。
また、傷んだ外壁というのは塗料を吸い込んでしまいます。
すると色ムラができ、耐候性の高い所と低い所ができます。
そうならないよう、吸い込みを防ぐ為にも下塗りを行います。
他にも、凸凹を平滑にしたり、防カビ・防藻性を持たせる、ホワイトの下塗り材で下地の色を隠蔽し、仕上げ塗料の発色を良くするなど、下塗り材によって様々な機能を持っています。
下準備となる下塗りは最終的には見えなくなりますが、これだけ重要な役割があるのです。
【下塗りにはどんな種類がある?】
下塗り材と仕上げ塗料は全く違うもので、下塗り材の中でも種類があります。
- ・プライマー・・・仕上げ塗料をしっかりと密着させる為の糊のような役割をする下塗り材。
- ・ウォッシュプライマー・・・金属に用いられる下塗り材。表面を若干腐食させ、仕上げ塗料の密着性を高める。
- ・シーラー・・・傷んだ外壁に塗装する事で塗料の吸い込みを防ぐ。
- ・フィラー・・・外壁の凸凹を埋め、平滑にする事で仕上がりを美しくする。
- ・微弾性フィラー・・・シーラーとフィラーの機能を併せ持った下塗り材。モルタルに多く用いられる。
この他にも下塗り材には様々な種類があり、沢山の製品があります。
下地の素材や状態、仕上げ塗料との相性などにあわせて適切な下塗り材を提案させていただきます。
さて、下塗りが終わりました。
この続きは次回の現場レポートで!
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