岡山県浅口郡里庄町 K様邸 外壁塗装 外壁塗装に欠かせないコーキング工事とは?
岡山県浅口郡里庄町のK様邸にて、外壁塗装を行いました!
新年明けましておめでとうございます!
今年もイマガワペイントをどうぞよろしくお願いします!
新年最初の現場レポートは、コーキング工事の様子についてお伝えします。
【外壁塗装に欠かせないコーキング工事とは?】
コーキング工事は業者によってシーリング工事ともいいます。
どちらも聞いた事がないという方が多いのではないでしょうか。
しかし、コーキングは我々にとって大変身近な存在にあります。
コーキングは建物を建てる際にできる隙間に埋まっています。
外壁だとボードとボードの継ぎ目やサッシ周り、帯板(幕板)の周りなどです。
ゴム状の素材で隙間に雨水が入らないよう防ぎ、地震などの揺れに対応して外壁にひび割れが起こらないようクッションの役割をしてくれています。
ちなみに室内だとキッチン周りやドア周りに施されています。
このコーキングの劣化速度は早く、早いものだと約5年ほどで劣化します。
すると硬くなったり亀裂が入るようになるので、新しく打ち直す必要があります。
使用されているコーキング材にもよりますが、ほとんどが外壁の塗膜より早く劣化します。
その為、大抵は外壁塗装と一緒にコーキング工事も行います。
【コーキング材には種類があります】
コーキング材には種類があり、それぞれ特徴が異なります。
コーキングを工事する際、どちらを使うか聞いてみると、ご自宅がどんな状態になるのかわかります。
■変成シリコン系
ウレタン樹脂を原料としたコーキング材です。
耐久性が高く、約10~15年の寿命を持ちます。
硬化した後に上から塗装が可能で、外壁によく用いられます。
デメリットとして、ウレタン系に比べると密着性が劣ります。
■ウレタン系
耐久性が高く、硬化後はゴム弾力性を持ちます。
密着性が高いのでひび割れ補修や、目地の補修にもよく用いられます。
デメリットとして、紫外線にとても弱いので、紫外線の当たる外観には不向きです。
【コーキング打ち替え工事の工程】
コーキング工事は『打ち替え工事』と『増し打ち工事』があります。
打ち替え工事は古いコーキングを撤去して、新しいコーキング材を充填する工事。
増し打ち工事は古いコーキングの上から新しいコーキング材を充填する工事です。
基本的には劣化状態をリセットできる打ち替え工事を行いますが、お住まいの構造によってはコーキングを撤去すると施工不良が起きる場合があります。
構造を見極めてどちらの工事か判断する必要があります。
K様邸では打ち替え工事を行いました。
まずはカッターやペンチを使って既存のコーキングを撤去します。
撤去後は残った細かいコーキングや隙間のホコリなどを綺麗に除去します。
次にマスキングテープで養生し、下塗り材を塗布して密着性を高めます。
コーキング材を充填し、ヘラで整えます。
マスキングテープを剥がして完成です。
「シーリング(コーキング)」については、こちらのページです。
コーキングは劣化を放置すると雨水が侵入して雨漏りや、外壁がひび割れる原因となります。
「コーキングに隙間ができている」「工事はいくらかかる?」などご不明点や気になる点がありましたら、お気軽にご相談ください!
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