岡山県笠岡市 屋根カバー工法(重ね葺き工事) ルーフィングとは
岡山県笠岡市にて、屋根カバー工法(重ね葺き工事)を行いました!
【屋根カバー工法(重ね葺き工事)とは】
屋根カバー工法、別名重ね葺き工事は、既存の屋根材の上に新しい屋根材を葺く工事です。
「そんな事して大丈夫なの?」と思われるかもしれませんが、とても一般的な施工方法なのです。
ただ、施工できる既存屋根は軽量で、かつ新しい屋根も軽量であるという条件はあります。
それでも屋根全体は重たくなるので耐震性が下がるというデメリットはあります。
メリットは古い屋根材を撤去する必要がないので、撤去費用や撤去にかかる分の工期を短縮できます。
化粧スレート屋根の場合の撤去費用は約20~30万円ほどかかります。
その分がかからないというのは、かなり助かりますよね。
また、屋根が二重になるので耐熱性が向上し、雨音などの防音効果も期待できます。
事業内容「屋根リフォーム・屋根修理」については、こちらのページです。
【屋根葺き替え工事の工程 ~ルーフィングとは~】
足場を設置後、まずは棟板金を撤去しました。
屋根カバー工法は屋根材の撤去の必要はありませんが、てっぺんに設置してある棟板金は新しいものに交換しますので、撤去が必要です。
棟板金を撤去後、ルーフィングを張りました。
ルーフィングとは、防水シートの事です。
屋根というのは二次防水の構造になっています。
屋根は丈夫であるというイメージがあるかもしれませんが、年月が経つにつれ、ひび割れや欠けなどの症状が発生します。
屋根材に何かあっても雨漏りが起きないように、屋根材の下にはルーフィング(防水シート)が張ってあります。
屋根材とルーフィングの二次防水で、雨漏りからお住まいを守っているのです。
その為、ルーフィングはグレードの高いものをオススメしています。
当社は施工の技術はもちろん、使用する部材にもこだわっています。
今回使用したのは改質アスファルトルーフィングです。
アスファルトルーフィングは、フェルトや不織布にアスファルトを染み込ませたシートです。
改質アスファルトルーフィングは、アスファルトルーフィングにポリマーや天然アスファルトを加えて性能を更に向上させたものです。
耐摩耗性、耐剥離性、耐流動性、付着性などに優れたルーフィングを張りました。
ルーフィングの上には大変人気の高くコスパの良い、ガルバリウム鋼板屋根を葺きました。
ガルバリウムという合金でメッキされた屋根材です。
耐久性が高く軽量で、サビにくいという特徴を持っています。
耐用年数は約25~35年で、サビから始まる穴あきさえ起きなれば40年以上持つ場合もあります。
写真の頂上に設置しているのは棟板金の下地、野地板です。
最後に棟板金を被せたら屋根カバー工法は完了です!
「長く屋根のメンテナンスをしていない」「いくらかかる?」など、ご不明点などございましたら、お気軽にお問合せください!
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