広島県福山市 T様邸 外壁塗装 中塗り・上塗りの様子 塗料の種類
広島県福山市のT様邸にて、外壁塗装のご報告の続きです!
前回の現場レポート→「広島県福山市 T様邸 外壁塗装 下塗りの様子 外壁塗装の工程」は、こちらのページです。
今回は、外壁の中塗り・上塗りの様子についてお伝えします。
【中塗り様子】
塗装の工程は基本的に下塗り→中塗り→上塗りです。
また、業者によっては下塗り→上塗り1回目→上塗り2回目と呼ぶ場合もありますが、全く同じ工程で呼び方が違うだけです。
塗料によっては中塗り専用と上塗り専用塗料が別の場合もありますが、大抵は同じ塗料を使用します。
「同じ塗料なら1回の塗装でいいのでは?」と思われるかもしれません。
しかし、1回ではダメな理由がハッキリあるのです。
理由①綺麗に仕上げる為
下塗りを終えた段階では凸凹がある場合でも、中塗りで表面を平滑にし、上塗りを綺麗に仕上げる事ができます。
また、塗料には粘り気がありますので、1回の塗装で仕上げようとするとムラができてしまうので、2回に分けています。
理由②塗料の持つ機能を最大限に発揮させる為
塗料には低汚染性、防水性、遮熱性などの機能を持っています。(塗料によって持つ機能は異なります。)
この機能を最大限に発揮させる為には、塗料メーカーが定めている仕様通りに塗装をしなければなりません。
ほとんどの製品が中塗り→上塗りと2回に分けた仕様になっています。
仕様通りの塗装回数や塗布量を守って塗装をしています。
なお、中には下塗り→上塗りの2度塗りの仕様の塗料もあります。
下塗りを終え、乾燥を待ってから中塗りに入ります。
【上塗りの様子】
中塗りが乾燥するのを待って上塗りを行います。
なお、この乾燥時間も塗料ごとに決まっていますので、仕様通りの乾燥時間が経ってから上塗りをします。
塗料の仕様は塗料のパンフレットや塗料メーカーのホームページでご確認いただけます。
下塗りや中塗りは最終的に見えなくなりますが、最終工程の上塗りは、目に触れる工程です。
美しく仕上げる為に、塗膜を均一に、平滑になるよう丁寧に仕上げます。
上塗りを終え、半乾きの状態で養生をばらします。
この時点でばらすのが、一番綺麗に仕上がるからです。
【塗料の種類】
塗料にはいくつか種類があり、塗料メーカーが沢山の製品を出しています。
塗料の種類を一部ご紹介します。
- ・ウレタン塗料・・・汚れにくく、色褪せにくいが、寿命は7~10年程と短め。
- ・シリコン塗料・・・最も一般的な塗料。汚れにくく、色褪せにくい。寿命は約10~15年。
- ・ラジカル塗料・・・最近登場した塗料。劣化の進行を抑える顔料を使用している為、耐候性が高い。寿命約13~16年。
- ・フッ素塗料・・・汚れにくく、光沢感がある。耐候性が高く、寿命約15年以上。
- ・無機系塗料・・・無機の成分を主体とし、紫外線に強い。寿命約15~25年。
塗料にはそれぞれに特徴がありますので、お住まいの状態やお客さまのご予算、ご希望内容によって最適な塗料を提案させていただいております。
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