岡山県笠岡市 N様邸 外壁塗装 付帯部の塗装
岡山県笠岡市のN様邸にて、外壁塗装のご報告の続きです!
前回の現場レポート→「岡山県笠岡市 N様邸 外壁塗装 中塗り・上塗り」は、こちらのページです。
今回は、付帯部の塗装の様子についてお伝えします。
【付帯部とは】
付帯部とは、建物の屋根・外壁以外のパーツをいいます。
例えば雨樋、雨戸、庇、軒天、シャッターボックス、換気フード土台水切り、鼻隠し、破風板、帯板、玄関ドア、ポストなど沢山あります。
上記に「そんな所まで塗装が必要なの?」という所もあるかもしれません。
どれも外にあるものなので、毎日紫外線や雨風に晒されています。
その為、年月が経つにつれて劣化していくので、塗り替えをして保護してあげる必要があるのです。
劣化したままの状態を放置すると、付帯部1か所の塗装が数千円で済むはずだったものが交換となり、数万円かかる場合があります。
更に放置した事が原因で他の部材にも影響を与えてしまったり、雨漏りに繋がる原因となるケースも少なくありません。
付帯部は1つ1つにお住まいを守ったり、生活するうえで必要な大切な役割を持っています。
外壁塗装の際は、ご予算内で、できるだけ傷んでいる所は全て塗装される事をオススメします。
なお、「付帯部だけ塗装してほしい」というご依頼は少ないです。
塀や1階の付帯部であればまだしも、2階以上の塗装であれば足場の設置が必要です。
足場は一般的な大きさのお住まいで、1回設置するのに約20~25万円ほどかかります。
「今回は外壁塗装だけで、付帯部は今度」と別々に塗装すると、その都度、足場代がかかって大変勿体ないです。
こちらの「外壁塗装の見積書の見方・考え方」ページでも、付帯部について詳しくご紹介しています。
【雨樋の塗装が必要な理由】
N様邸でもいくつか付帯部を塗装させていただきました。
下の写真は軒樋を塗装している時の様子です。
軒樋は軒に取り付けられている雨樋で、横樋ともいいます。
雨樋には部分によって名称が付いています。
縦についている雨樋は縦樋(または竪樋)、軒樋と縦樋の間の部分は集水器、縦樋でカーブになっている部分はエルボなどあり、破損した場合には部分交換を行う事もあります。
雨樋は建物に長ーく取り付けられているもので、屋根に降った雨水を地面や下水に流す役割があります。
雨水が通る場所なので、もともと強固な素材でできています。
その為、中には塗装をしても耐久性の向上が見込めないものもあります。
大抵のお宅は塩ビの雨樋が取り付けられていますが、塩ビは塗装が必要な素材です。
雨樋がなければ屋根からボタボタ雨水が落ちて大きな音を立てますし、強く跳ね返った雨水が外壁や基礎を傷めてしまいます。
定期的に塗り替えをして大切にしてあげましょう。
何より、せっかく外壁を塗装して綺麗になっても雨樋がボロボロだと、そこばかり悪目立ちしてしまって、結局建物全体が古びて見えてしまいます。
その為、外壁塗装の際は雨樋も塗装されるお客さまが多いです。
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