井原市・H様邸⑧棟瓦を外して下地の状態を整えていきます
2025.10.15
現場レポート

皆さん、こんにちは!
広島県福山市の外壁塗装店のイマガワペイントです。
前回の現場レポートはこちら→井原市・H様邸⑦雨仕舞い処理を行い、瓦を戻して袖瓦を固定しました
今回からは棟瓦の補修作業をご紹介します。
イマガワペイントでは、外から見えない下地まで丁寧に点検・補修することで「長く安心できる住まい」を目指しています。
当社のこだわりや施工への想いはこちらで詳しくご紹介しています。→イマガワペイントが選ばれる理由
一見すると瓦の表面はきれいですが、棟の内部では漆喰が劣化しひび割れや隙間が発生していました。
こういった隙間から雨水が内部に入り込むと棟木の腐食や瓦のズレにつながるため、今回は構造から見直す根本的な修繕を行うことになりました。
棟瓦を一枚ずつ丁寧に取り外した後、内部の古い漆喰を撤去していきます。
長年の風雨で粉状に崩れた漆喰が雨水を吸い込み、内部へと伝う通路になっていたと考えられます。
すべての棟瓦と漆喰を外し、下地の木部が露出した状態になりました。
ここまでリセットすることで新しい棟木や防水材を正確に取り付けることができ、長持ちする棟構造を再構築できます。
屋根工事というと仕上がりの見た目に注目されがちですが、実はこの見えない下地処理こそが、耐久性と雨漏り防止のカギを握る最も重要な工程なのです。