今選ばれている外壁塗装の種類と人気色の特徴

広島県福山市の外壁塗装、屋根塗装ならイマガワペイントにお任せください。
一級建築士、一級塗装技能士が在籍するイマガワペイントが、今回は「今選ばれている外壁塗装の種類と人気色の特徴」についてご紹介します。
外壁塗装について気になる方は、ぜひ参考にしてください。
また、玄関ドアをオシャレに!外壁と合わせたリフォーム術について気になる方は下記の記事で詳しく解説していますので、チェックしてみてください。
参照:外壁塗装専門店【イマガワペイント】福山市・笠岡市 -玄関ドアをオシャレに!外壁と合わせたリフォーム術
今注目の外壁塗装!選ばれている塗料の種類とは?
外壁塗装は、建物の外観を美しく保つだけでなく、雨風や紫外線から建物を守る重要な役割を果たします。
特に最近では、耐久性やメンテナンス性、環境への配慮といった観点から塗料選びがますます重要になってきています。
現在、住宅外壁で主に選ばれている塗料には以下のような種類があります。
シリコン塗料
コストパフォーマンスに優れ、10〜15年程度の耐用年数があります。耐候性・防汚性ともにバランスが良く、最も一般的な選択肢の一つです。
フッ素塗料
高い耐久性を誇り、15〜20年以上の耐用年数を持ちます。初期費用は高めですが、長期的なメンテナンスコストを抑えたい方に人気です。
無機塗料
無機成分を含むことで紫外線や熱に強く、20年超の耐久性も可能。高性能なぶん価格も高めですが、劣化しにくいため長持ちします。
ラジカル制御型塗料
比較的新しい技術で、塗膜の劣化要因である「ラジカル」を抑える成分を配合。コストと耐久性のバランスに優れた塗料として注目を集めています。
塗料選びは、予算や住まいの環境、今後のメンテナンス計画によって最適な選択が異なります。施工会社とよく相談し、自分のライフスタイルに合った塗料を選ぶことが大切です。
耐久性・コスパで比較!外壁塗料のおすすめランキング
外壁塗装を考える際、気になるのが「どの塗料が一番お得なのか?」という点です。耐久性が高いほど塗り替えの頻度が減り、結果的にコスパも良くなります。ここでは、耐久年数と費用のバランスに注目して、おすすめの外壁塗料をランキング形式でご紹介します。
耐久年数目安:12〜15年
費用相場:やや安め〜中価格帯
比較的新しい塗料で、塗膜劣化の主原因である「ラジカル(劣化因子)」を抑制。シリコン塗料並みの価格でありながら、耐久性が高くコスパ抜群です。現在、最も選ばれている塗料の一つといえます。
耐久年数目安:10〜13年
費用相場:リーズナブル
外壁塗装の定番。コストと耐久性のバランスが取れており、一般住宅に最適です。バリエーションも豊富で、色の選択肢も広がります。
耐久年数目安:15〜20年
費用相場:高価格帯
耐久性は非常に高く、塗り替え回数を抑えたい人におすすめ。ただし、初期費用が高いため、長期的な視点で見た場合にコスパが良くなります。
耐久年数目安:20年以上
費用相場:非常に高価
圧倒的な耐久力を持つ最上級塗料。ただし施工費用が高いため、予算に余裕のある方や将来的な資産価値を重視する方に適しています。
外壁の色は家の印象を大きく左右するため、慎重に選びたいもの。2025年現在、外壁カラーのトレンドは「自然になじむ」「経年劣化が目立ちにくい」「上品で落ち着いた印象」がキーワードになっています。以下に、最新の人気カラーランキングと、色選びで失敗しないためのコツを紹介します。
人気カラーランキング(2025年版)
第1位:グレージュ(グレー+ベージュ)
柔らかさとモダンさを兼ね備えた万能色。和洋どちらの住宅にも合い、汚れも目立ちにくいのが人気の理由。
第2位:チャコールグレー
シックで高級感のある印象を与えます。アクセントカラーとの相性も良く、スタイリッシュな外観に仕上がります。
第3位:アイボリーホワイト
明るく清潔感がありながらも、まぶしすぎず柔らかい印象。年齢層を問わず幅広く支持されています。
第4位:モスグリーン
自然との調和を感じさせる落ち着いたカラー。周囲の景観になじみやすく、ナチュラル志向の方に人気です。
第5位:ネイビーブルー
洗練された都会的な印象。やや個性的ながらも落ち着きがあり、夜間も映えるカラーとして注目されています。
色選びで失敗しない3つのコツ
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サンプルは屋外で確認する
室内と屋外では光の当たり方が異なるため、実際の見え方が変わります。必ず自然光の下で確認を。 -
周囲の建物や景観との調和を意識
近隣とのバランスも大切。浮いてしまう色はトラブルのもとになる場合もあります。 -
色あせや汚れが目立ちにくい色を選ぶ
白すぎる色や濃すぎる色は、経年で汚れや退色が目立ちやすくなります。中間色が安心です。
外壁の印象を変える!人気色の特徴と選び方のポイント
外壁の色は、住まいの「顔」とも言える大切な要素。色の選び方一つで、家全体の印象は大きく変わります。ここでは人気色の持つ印象と、その色を選ぶ際のポイントについてご紹介します。
人気色の特徴と与える印象
■ グレー系(グレージュ、チャコールなど)
・落ち着いたモダンな印象
・汚れが目立ちにくく、飽きがこない
・都会的な外観に仕上げたい人におすすめ
■ ホワイト系(アイボリー、オフホワイトなど)
・清潔感、明るさ、開放感を演出
・光を反射しやすく、家を大きく見せる効果も
・ただし、汚れが目立ちやすいため定期的な清掃や高耐候塗料の併用が◎
■ ベージュ・ブラウン系
・温かみがあり、ナチュラルで親しみやすい印象
・周囲の景観にもなじみやすく、トラブルが少ない
・和風・洋風どちらの住宅にもマッチ
■ グリーン・ブルー系(モスグリーン、ネイビーなど)
・個性を出しつつ、上品で落ち着いた雰囲気
・アクセントとして使うと高級感を演出可能
・日当たりや周囲の自然との調和を考えて選ぶと◎
色選びのポイント3つ
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住宅の形・素材との相性を見る
同じ色でも、外壁材の質感や凹凸、屋根とのバランスで印象が変わります。 -
周囲の住宅や街並みに配慮する
自己満足になりすぎず、近隣と調和する色選びを心がけましょう。 -
色見本は大きめサイズで確認する
小さなチップでは判断が難しいため、A4サイズ以上の見本を壁に当てて実際に光の下で確認するのがおすすめです。
後悔しないために!外壁塗装でよくある失敗とその回避法
外壁塗装は大きな出費を伴うリフォーム工事。だからこそ、あとから「こんなはずじゃなかった…」と後悔しないための準備が欠かせません。ここでは、外壁塗装でよくある失敗例とその防止策をわかりやすくご紹介します。
よくある失敗例と回避法
失敗1:色選びでイメージと違った仕上がりに…
・【原因】カタログや小さな色見本だけで決めた
・【回避法】大判サンプルを使い、日中の屋外で確認。可能であればカラーシミュレーションも活用。
・【原因】相見積もりを取らず、価格だけで判断
・【回避法】3社以上の見積もりを取り、実績・口コミ・保証内容まで比較する。必要なら第三者機関の相談も利用。
・【原因】「おすすめです」の一言で決定
・【回避法】塗料ごとの耐用年数・特性・費用を理解し、自分の生活スタイルに合ったものを選ぶ。質問にきちんと答えられる業者を選ぶことが重要。
・【原因】見積もりに含まれていない作業が発生
・【回避法】「何が含まれていて、何が別料金か」を明確にし、詳細な書面で確認。口頭だけのやり取りは避ける。
・【原因】保証内容が曖昧、または存在していなかった
・【回避法】書面での保証内容と期間を事前にチェック。信頼できる業者選びが最重要です。
プロが教える!外壁塗装の種類別メリット・デメリット
外壁塗装に使われる塗料にはさまざまな種類があり、それぞれに特徴や適した用途があります。塗料の性能や価格は、住まいの耐久性や美観に大きく影響します。ここでは、外壁塗装の主な塗料ごとにメリット・デメリットをプロの視点からわかりやすく解説します。
■ アクリル塗料
メリット:
・価格が安く、初期費用を抑えやすい
・色の発色が良く、美しい仕上がりに
デメリット:
・耐久性が低く、5〜7年で塗り替えが必要
・現在では使用例が減少傾向
■ ウレタン塗料
メリット:
・柔軟性があり、ひび割れに強い
・価格も比較的リーズナブル
デメリット:
・耐用年数がやや短く、約8〜10年
・紫外線に弱いため、色あせしやすい
■ シリコン塗料
メリット:
・コストと耐久性のバランスが良い(10〜13年)
・カラーバリエーションが豊富で選びやすい
デメリット:
・グレードによって品質に差があるため注意が必要
・下地との相性次第では早期劣化もあり得る
■ フッ素塗料
メリット:
・高い耐候性・防汚性を持ち、15〜20年の長寿命
・光沢感があり、外観の美しさが長続き
デメリット:
・価格が高めで初期投資が大きい
・一部の住宅ではオーバースペックになる場合も
■ 無機塗料
メリット:
・紫外線・熱・雨に非常に強く、20年以上持つことも
・カビや藻も発生しにくく、メンテナンスが楽
デメリット:
・高額なため、予算に余裕が必要
・施工技術によっては本来の性能が出にくい
■ ラジカル制御型塗料
メリット:
・劣化の原因「ラジカル」を抑えて耐久性アップ
・価格帯も比較的手頃で、コスパに優れる
デメリット:
・比較的新しいため、長期的な実績はまだ少なめ
・製品ごとに性能差があるため選定に注意が必要
近隣との調和も大事!外壁色選びで知っておきたいマナー
外壁の色は住まいの印象を大きく左右しますが、同時に近隣住民や地域との調和も重要なポイントです。「自分の家だから自由に色を選びたい」という気持ちも理解できますが、地域の雰囲気に合わない色や奇抜な配色は、思わぬトラブルを招くこともあります。
ここでは、外壁色を選ぶ際に押さえておきたいマナーや注意点を解説します。
色選びのマナーと配慮ポイント
1. 周囲の家とのバランスを意識する
・同じ住宅街では、ある程度似たトーンや色味にすると自然にまとまります。
・あまりに目立ちすぎる色(原色系、派手なツートンなど)は避けた方が無難です。
・一部の地域(特に都市計画区域や景観保全地区)では、使用できる外壁色に制限があることがあります。
・自治体のホームページや地域の管理組合に事前確認を。
・施工の音や塗料のにおいも含め、外壁塗装は周囲への影響が避けられません。
・工事前にひと言挨拶しておくことで、色に関するクレームも防ぎやすくなります。
・明るすぎる白や濃すぎる黒などは、時間が経つと汚れや色あせが目立つことがあります。
・落ち着いた中間色(グレージュ、ベージュなど)は劣化も目立ちにくく、周囲との調和も◎
・グレー系やアースカラー系:景観に馴染みやすく、品のある印象
・ベージュ・ブラウン系:温かみがあり、周囲とも調和しやすい
・パステル調の淡色系:個性を出しながらも優しい印象に
まとめ
今回は「今選ばれている外壁塗装の種類と人気色の特徴」についてご紹介しました。
外壁塗装は、単なる見た目のリニューアルではなく、住宅を長く快適に守るための大切なメンテナンスです。
今回ご紹介したように、塗料にはさまざまな種類があり、それぞれにメリット・デメリットがあります。
家族が安心して過ごせる住まいを守るためにも、外壁塗装は慎重に、でも前向きに進めていきましょう。
広島県福山市・岡山県笠岡市で屋根外壁塗装をご検討中の方は、
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