外壁塗装の追加料金が発生するケースを解説
外壁塗装を行っていると、思いもよらない部分に追加料金が発生してしまうこともあります。
突然追加料金が必要となると、慌ててしまいますよね。
どのような時に追加料金が発生するのかを詳しく解説します。
広島県福山市の外壁塗装、屋根塗装ならイマガワペイントにお任せください。
一級建築士、一級塗装技能士が在籍するイマガワペイントが、今回は「外壁塗装の追加料金が発生するケース」についてご紹介します。
外壁塗装の予算についてお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
また、早めに対応すべき症状とメンテナンス方法は下記の記事で詳しく解説していますので、チェックしてみてください。
参照:外壁塗装専門店【イマガワペイント】福山市・笠岡市 -外壁塗装の劣化サインを見逃すな!早めに対応すべき症状とメンテナンス方法
外壁塗装で追加料金が発生する原因とは?
外壁塗装の見積もりを依頼すると、費用は明確に提示されることが一般的です。
しかし、工事が進む中で予定外の追加料金が発生するケースもあります。
その原因を理解しておくことで、トラブルを未然に防ぎ、安心して工事を進めることができます。
以下では、外壁塗装で追加料金が発生する主な原因について解説します。
現場調査時に見落としがあった場合
工事前の現場調査で見積もりを作成しますが、劣化の進行具合や隠れた損傷が見落とされることがあります。
たとえば、外壁内部の腐食や大きなひび割れが作業中に発覚した場合、それらの修繕が必要となり追加料金が発生します。
このような事態は、特に築年数が古い建物や外壁材の劣化が進んでいる場合に起こりやすいです。
下地処理の必要性が想定以上だった場合
外壁塗装では、塗装前に下地を整える「下地処理」が不可欠です。
たとえば、カビやコケの除去、古い塗膜の剥がし作業、ひび割れ補修などがこれにあたります。
調査時には軽微な処理で済むと考えられていた場合でも、実際の作業時に状態が悪化していることが判明すると、追加の下地処理費用が発生することがあります。
足場設置や工期延長による費用増加
外壁塗装には足場の設置が必要ですが、予期せぬ工事の延長や天候不良などによって作業が長引くと、足場のレンタル期間が延び、追加料金がかかることがあります。
また、工事期間の延長に伴い、人件費や資材費が増えることも考えられます。
塗料の変更やグレードアップ
工事途中で「耐久性の高い塗料に変更したい」や「より見栄えの良い仕上げにしたい」といった要望が出た場合、見積もり時よりも費用が高くなることがあります。
特に遮熱塗料やフッ素塗料など、高性能な塗料を選択すると追加費用が発生します。
追加工事の発生
外壁塗装の際に、軒天や雨樋、屋根など他の部分の不具合が発覚する場合があります。
これらを修繕・補修するために、計画に含まれていなかった追加工事が必要となり、結果として費用が増えることがあります。
追加料金が発生しやすいケース5選
外壁塗装を依頼する際、多くの人が「見積もり金額の範囲内で収まるだろう」と考えます。
しかし、実際には追加料金が発生することがあり、その理由を知っておくことはとても重要です。
ここでは、特に追加料金が発生しやすいケースを5つ紹介します。
下地処理が想定以上に必要だった場合
塗装を長持ちさせるためには、塗装前の下地処理が非常に重要です。
しかし、外壁の状態が事前調査より悪かった場合、以下のような処理が追加で必要になることがあります。
ひび割れの補修:軽微なものだけでなく、大きなひび割れや構造的な問題への対応。
カビ・苔の除去:事前には目立たなかった汚れや劣化部分の処理。
古い塗膜の剥がし:特に劣化が激しい場合、塗料の密着性を高めるために追加の作業が必要になります。
これらの作業は、工事が進行する中で判明する場合が多く、予定外の費用が発生しやすいポイントです。
足場設置や撤去に関わる工期延長
外壁塗装には、作業の安全性と効率性を確保するための足場が必要不可欠です。
しかし、以下の理由で工期が延長されると、足場のレンタル費用や設置・撤去の費用が追加で発生します。
悪天候:雨や風が強い日が続くと、作業が中断される。
施工内容の変更:予定以上の塗装範囲や補修工事が追加される。
特に雨季や冬場などの不安定な時期は、このリスクが高まります。
塗料や施工プランの変更
施主の希望により、塗料や仕上げのグレードを変更する場合も、追加料金が発生することがあります。
耐久性の高い塗料(フッ素塗料や無機塗料)への変更
遮熱塗料や断熱塗料の採用
デザイン性を高めるための特殊仕上げ
初期見積もりでは標準的な塗料を前提にしていることが多いため、変更する場合は費用が上乗せされます。
作業範囲の拡大や修繕箇所の追加
外壁塗装中に、当初の計画外の部分に問題が見つかることがあります。
以下のような修繕や工事が追加されるケースです。
屋根や軒天、雨樋の補修:塗装を進めるうちに不具合が発覚。
外壁全体の塗装範囲拡大:最初は一部だけの予定が、全体を統一感のある仕上げに変更する場合。
このような「ついでに頼みたい」という要望も、結果的にコスト増につながることがあります。
外壁材の劣化が予想以上だった場合
外壁の素材が劣化していると、塗装の前に補修や修繕が必要になる場合があります。
特に以下のようなケースで追加料金が発生しやすいです。
モルタル外壁の大規模なひび割れ補修
サイディング外壁の浮きや剥がれ補修
木材外壁の腐食部分の交換や補強
見積もり時には見えなかった内部のダメージが原因で、施工内容が増えることがあります。
悪徳業者に注意!追加料金トラブルを防ぐには?
外壁塗装は多くの費用がかかるため、信頼できる業者選びが非常に重要です。
しかし、残念ながら中には悪徳業者が存在し、追加料金のトラブルに巻き込まれることがあります。
このようなトラブルを回避するためには、事前の準備と業者選びのポイントを知っておくことが大切です。
ここでは、悪徳業者にありがちな手口とトラブルを防ぐための具体的な方法を解説します。
悪徳業者が使う典型的な手口
不明瞭な見積もりを提示
初回の見積もりで非常に安い金額を提示し、工事中に「これは見積もりに含まれていない」と言って高額な追加料金を請求するケースです。塗料や作業範囲が曖昧に記載されている場合は要注意です。
緊急性を煽る営業トーク
「このままでは危険です」「すぐに補修しないと家が傷みます」といった過剰な危機感を与えることで、不必要な追加工事を迫る手口も見られます。
必要以上の工事を提案
外壁塗装だけでなく、必要性が薄い補修や高額な塗料の追加を提案し、契約後に費用を膨らませる手法です。
工事中の現場写真を悪用
工事途中の外壁写真を見せながら「劣化が想定以上にひどい」と説明し、見積もりにはなかった追加工事を無理に進めようとする場合もあります。
追加料金トラブルを防ぐための方法
・信頼できる業者を選ぶ
口コミや評判を確認:インターネットのレビューや地域の評判をチェック。
複数業者からの見積もり:1社だけでなく、複数の業者に見積もりを依頼し、料金や内容を比較する。
地元に根付いた業者を選ぶ:地域密着型の業者は信頼性が高い傾向があります。
詳細な見積もりをもらう
見積もりには次の項目が明確に記載されているかを確認しましょう。
・作業範囲(どの部分を塗装するのか)
・使用する塗料の種類とグレード
・足場設置や撤去費用、下地処理費用
・追加料金が発生する場合の条件
不明確な記載がある場合は、納得するまで質問し、修正を依頼しましょう。
契約前に書面で確認
口頭の説明だけで進めるのは危険です。契約時に以下を確認しておきましょう。
・見積もり内容がそのまま契約書に反映されているか。
・追加料金が発生する可能性がある場合、その条件が明記されているか。
工事中も状況を把握する
工事が始まった後も、業者任せにせず進捗状況を確認しましょう。
写真や説明を求めることで、不必要な追加工事を防ぐことができます。
また、第三者機関に相談できる準備もしておくと安心です。
追加料金を回避するための事前対策
外壁塗装で予期せぬ追加料金を請求されないためには、事前の準備が非常に重要です。
正確な情報収集と適切な確認作業を行うことで、トラブルを防ぎ、予算内で安心して工事を進めることができます。
以下では、追加料金を回避するための具体的な対策を解説します。
詳細な現場調査を依頼する
外壁塗装で追加料金が発生する主な原因は、工事開始後に外壁の状態が想定以上に悪いことが判明することです。このリスクを避けるためには、工事前の現場調査を徹底的に行ってもらうことが大切です。
外壁の状態チェック
ひび割れやカビ、剥がれなどの劣化状況を業者にしっかり確認してもらい、報告を受ける。
補修が必要な箇所の事前把握
下地処理や補修がどの程度必要になるかを詳細に調査してもらうことで、予算オーバーを防ぎます。
現場調査時に写真や動画を記録してもらうと、説明がより分かりやすくなります。
見積もり内容を細かく確認する
見積もりが曖昧な場合、工事後に「これは含まれていない」として追加料金を請求されることがあります。
以下の点をしっかり確認しましょう。
作業範囲の詳細
どの部分を塗装するのか、塗装しない部分があるのかを明確にする。
使用する塗料の種類と量
塗料のグレード、種類(アクリル、シリコン、フッ素など)、必要量が明確に記載されているか確認する。
下地処理の費用
ひび割れ補修やカビ取り、古い塗膜の剥がし作業の有無とその費用をチェック。
足場の費用
足場設置や撤去、延長費用の発生条件が明記されているか確認する。
必要に応じて、追加工事が発生した場合の料金についても事前に相談し、書面に残しておくと安心です。
契約内容を事前にしっかり確認する
契約書の内容は、見積もりをもとにして正確に作成されている必要があります。以下のポイントに注意しましょう。
追加料金の条件を確認
「どのような場合に追加料金が発生するのか」を業者に明確に説明してもらう。
書面で残す
契約時に口頭で説明を受けた内容は、すべて書面に残してもらいましょう。後々のトラブル防止になります。
保証内容をチェック
塗装後に不具合が発生した場合の保証内容や保証期間も確認しておくと安心です。
信頼できる業者を選ぶ
追加料金トラブルを回避するためには、信頼できる業者に依頼することが基本です。
以下の基準を参考に、慎重に業者を選びましょう。
実績が豊富であること
これまでの施工事例や経験年数を確認する。
口コミや評判を調べる
インターネットの口コミサイトや地域での評判をチェックする。
地元に根付いた業者を選ぶ
地域密着型の業者は、アフターサポートが充実していることが多いです。
また、複数の業者に見積もりを依頼する「相見積もり」を行うことで、相場や見積もり内容を比較しやすくなります。
時期を見極めて計画する
工事のスケジュールを立てる際には、天候や気候の影響を考慮しましょう。
特に雨季や冬場は天候不良で工期が延びる可能性があり、足場のレンタル費用などが増えることがあります。
工事に適した春や秋などの気候が安定した時期を選ぶと、予想外の費用を抑えることができます。
まとめ
今回は、外壁塗装の追加料金が発生するケースについて詳しく解説しました。
外壁塗装の追加料金を回避するためには、事前準備と業者とのコミュニケーションが重要です。
現場調査や見積もりの確認、信頼できる業者選びを徹底することで、予算内でスムーズに工事を進めることができます。
安心して外壁塗装を行うために、ぜひ今回のポイントを参考にしてください。
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