外壁塗装の塗り残しの予防策と発見した時の対策
外壁塗装を行っても、塗り残しがあれば再度施工をやり直しになることも考えられます。
「外壁塗装で気を付ける点は?」「塗り残しを発見したら、どうすればいい?」など、不安に思われている方も多いのではないでしょうか。
外壁塗装での塗り残しは、住宅の欠陥となり、痛みや劣化を加速させてしまいます。
広島県福山市の外壁塗装、屋根塗装ならイマガワペイントにお任せください。
一級建築士、一級塗装技能士が在籍するイマガワペイントが、今回「外壁塗装の塗り残しの予防策と発見した時の対策」についてご紹介します。
塗装が完了したからといって安心できません。
しっかりチェックして、正しく外壁塗装が行われているかをチェックしましょう。
外壁塗装 塗り残しの問題点
なぜ、外壁塗装で塗り残しが問題になるのかを解説します。
塗り残しの問題点その1 耐久面でのダメージ
まず、塗り残しの問題点として挙げられるのは、耐久面でのダメージを受けるという点です。
塗り残しがあることで、外壁をカバーしている塗装部分が以前よりも薄くなっています。
ところどころ塗装がはげた状態です。
塗装がはげると、補強の役割を補う効果が薄れ、耐久面が低下します。
せっかく、外壁塗装を行ったのに、部分的にみれば以前の方が強度を保てていたということも起こりうります。
その為、塗り残しがないのか入念にチェックしなければ、住宅の欠陥に繋がります。
塗り残しの問題点その2 見栄えの悪さ
塗り残しの問題点は、見栄えの悪さが挙げられます。
塗り残した部分があると、目視で確認できます。
キレイに塗装されている部分と、そうではない面があれば、一目瞭然です。
塗り残しといっても、薄く塗料を塗ってはいるが、ムラがある状態もあります。
こちらの状態も塗り残しの一つであり、手抜き工事をした結果、起こりやすい現象です。
塗りが十分に行われていないと、外壁の美観は損なわれます。
塗り残しの問題点その3 カビや汚れが付着しやすくなる
カビや汚れが付着しやすくなるというのも、塗り残しの問題点です。
外壁が正しく塗装されていなければ、コーティング作用が薄れます。
その分、雨風によりカビや汚れが付着しやすい状態となります。
放置すれば、早い段階で劣化が進み、再度塗り直しの工事が必要となります。
外壁塗装塗り残しが起きやすい場所
外壁塗装での塗り残しが起こりやすい箇所があります。
職人が注意していても塗り残しが起こる場合もあります。
特に目視できる部分より奥まった個所で塗り残しが多く見受けられます。
エアコンの室外機や軒天、窓枠の隅々まで、塗装が行われているのかチェックしましょう。
機材などで隠れている部分も必ず確認してください。
以下が塗り残しが起きやすい場所です。
足場の柱周辺
工事で使われる足場や柱の周辺は、塗り残しの起こりやすい場所です。
足場は工事中はずっと組み立てられているため、塗り残しがあり気がつきにくい場所です。
施工が終わり、足場を解体してから塗り残しに気づくパターンが多くあります。
軒天
軒天は、屋根の裏の(外側)にあたる部分をさします。
とても見えにくい箇所なので、施工業者もうっかり見落としてしまうこともあります。
窓枠
よくある塗り残しで多いのは、窓枠です。
窓枠は重厚な造りのものもあり、刷毛やスプレーを塗布して塗装を行うこともあります。
慎重な作業が必要な場所だからこそ、後回しにしてうっかり塗り残してしまう場合があるのです。
エアコンの室外機周辺
よくある塗り残しの場所は、室外機の裏です。
新築の工事ではないので、すでに室外機は取り付けられた状態で工事をします。
その為、取り外して細部まで塗装することを忘れて塗り残してしまうこともあります。
給湯器やガス管などの裏側
実は給湯器やガス管の裏も塗り残しが起こる場所です。
重要な機械類の周りは、養生されていることも多く、最終工程に入ってから塗るはずがそのまま塗らずに終わってしまう場合もあります。
外壁塗装における養生の役割と注意点については、下記の記事で詳しく解説しておりますので、参考にしてください。
参照:外壁屋根塗装における養生の役割と注意点-外壁塗装専門店【イマガワペイント】福山市・笠岡市
塗り残しの予防策とは
では、塗り残しを施工前、施工中に阻止するための対策について解説します。
打ち合わせ
まず、塗装をするときは、見積もりの段階でくわしく打ち合わせをすることです。
外壁塗装をどの部分に行うのか、依頼する箇所などを共有しましょう。
お互いに塗る部分を把握できることで、塗り残し対策となります。
毎日の進行状況報告を依頼する
工事は毎日行われます。
日々、どのような状態で、進んでいるのかをチェックしましょう。
業者側に毎日報告してもらうことで、お互いに次の作業を把握することができます。
また、塗り残した部分があれば、報告書から漏れているので分かりやすいはずです。
外壁塗装リフォーム詐欺の注意点と対処法については、下記の記事で詳しく解説しておりますので、参考にしてください。
参照:リフォーム詐欺に注意!詐欺の手口と対処法-外壁塗装専門店【イマガワペイント】福山市・笠岡市
塗り残しを発見した時の対策
もしも、塗り残しを発見してしまった時はどのように対応するべきかをお伝えします。
工事中に塗り残しを見つけたらすぐに確認してもらう
外壁塗装の工事中に塗り残しを見つけたら、すぐに業者に報告しましょう。
「おかしいかも」「塗り残しかな」と思った時に確認してもらえば、すぐに対応してもらえます。
塗り残しを放置していると、業者側も気づかず工事終了となる場合があります。
疑問や不安を抱いた時点で確認をとれば、塗り残しを防ぐことができます。
契約書を確認する
外壁塗装工事が終了した後で、塗り残しが発覚したら、まず契約書を確認しましょう。
契約書には、施工不良が見つかった時の対応が記載されてるはずです。
再度工事を依頼すれば、金額を請求されるかもしれません。
しかし、業者側の施工不良が発覚した場合は実質無料で直してもらえる可能性があります。
契約書の免責事項を確認して、塗り残しの対応を急ぎましょう。
施工業者に連絡する
塗り残しを見つけたら、施工業者に連絡を入れましょう。
塗り残しは施工業者側が気づいていない為、依頼者側が連絡を入れなければいけません。
双方で確認をし、施工不良を認めてもらうことで、塗り直し作業へスムーズに移行できます。
対応してもらえないなら第三者機関に連絡する
万が一、塗り直しに対応してもらえないようであれば、第三者機関に連絡して下さい。
塗り直しに対して、誠実に対応してくれない業者も中にはいます。
追加料金を請求されたり、難色を示されたりした場合は、公的な相談窓口がありますので安心して下さい。
第三者機関の一例としては、住まいダイヤル、国民生活センターなどがあります。
住宅トラブルの専門窓口となる住まいダイヤルでは、同じようなトラブルの相談が寄せられています。
もしも、業者側と塗り残しによるトラブルに発展しそうな場合、良いアドバイスをもらえるはずです。
引用:住まいダイヤル
引用:国民生活センター
まとめ
今回は、外壁塗装の塗り残しの予防策と発見した時の対策について解説しました。
外壁塗装工事の塗り残し対策をとることで、施工不良を未然に防げます。
もし、塗り残しに気づいた時は、業者へ確認してもらいましょう。
対応してもらえなかった場合でも、第三者機関に相談すれば、施工不良を解決できる場合もあります。
正しい知識を取り入れて、塗り残しを阻止してください。
広島県福山市・岡山県笠岡市で屋根外壁塗装をご検討中の方は、
イマガワペイントへご相談ください。
お困りごとをお聞きして、お客様目線のご提案を心がけております。
福山市と笠岡市に4つのショールームがございます。
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