外壁塗装で使われる塗料の種類ごとの特徴
普段何気なく目にしている塗料材ですが、実は幅広い種類があります。
使う塗料によって色や機能性に変化がありますし、価格帯も変わってきます。
一見わかりにくい部分である塗料についてお伝えします。
広島県福山市の外壁塗装、屋根塗装ならイマガワペイントにお任せください。
一級建築士、一級塗装技能士が在籍するイマガワペイントが、今回は「外壁塗装で使われる塗料の種類ごとの特徴」についてご紹介します。
本記事を参考にすると、どの塗料を使用するのが費用面、機能面ともに満足できるものになるのかがわかります。
外壁塗装に関する知識を身につけて、リフォーム時の疑問を解消しましょう。
外壁塗装を検討中の方には、外壁、屋根の同時施工がおすすめです。
下記の記事では、同時施工の重要性と費用相場を解説していますので、ぜひ参考にしてください。
参照:外壁と屋根の塗装は同時施工が重要!理由と費用相場を解説-外壁塗装専門店【イマガワペイント】福山市・笠岡市
外壁塗装で使われる塗料とは?
外壁塗装では、専用の塗料を使用し、外壁をリフォームします。
外壁に使われる塗料には、さまざまな機能性に優れたものがあります。
それぞれの特徴から、立地条件、耐用年数、機能性などの条件を加味して使用すれば、長くもつ住宅リフォームを行えます。
その為、外壁塗料で使われる塗料がどんなものであるのかを理解することは、安心して長く住める家造りにおいて重要なポイントです。
外壁塗装でよく聞かれるのが、シリコンやウレタンといった塗料ではないでしょうか。
こちらは、長年にわたり、安価な価格で人気を博してきました。
しかし、現在では安さ重視ではなく、機能性をプラスすることでより長く外壁の保護と美観を保つことも可能となっています。
どの塗料を使うことが、住宅リフォームの最善となるのかは、お家の状況により変わってきます。
外壁塗装で使われる塗料の種類と特徴
外壁塗装で使われる塗料の種類と特徴はどんなものがあるのでしょうか。
以下では、外壁塗装でよく使われる塗料の種類と特徴について解説します。
アクリル塗料
アクリル塗料は、昔からある塗料であり、安価で施工できることから親しまれてきました。
しかし、耐用年数が短く(5~8年程度)、頻繁な塗り替えが必要となるのでその人気が下がりつつある塗料と言えます。
アクリル塗料は、安価ではあるものの、発色の良さが人気であり、数年のスパンでの塗り替えでも問題ないという方にはおすすめです。
むしろ、外壁の色を頻繁に変えて、家のイメージを常に一新したい方には喜ばれる塗料かもしれません。
ウレタン塗料
基本的にどの壁材にも対応できるのがウレタン塗料です。
耐用年数はアクリル塗料よりも長く(7~10年程度)、比較的安価で塗装できます。
基本的に一般的な住宅ならば、どこにでも塗れる塗料です。
しかし、近年ではその他の機能性のある塗料との価格差がなくなりつつあり、とりわけ魅力的である塗料とは言いづらくなってきました。
ただ、全体的にみても塗料の中では価格帯も低く設定されていることから、安価な施工を好む方は選ばれる塗料です。
フッ素塗料
住宅以外にも公共施設やマンションなどの大型の建物にも使用されているのが、フッ素塗料です。
価格帯も高くはありますが、さまざまな建物に起用されていることから、信頼性があります。
また、キレイな外観を長持ちさせることができ、価格面よりも外観や住宅保護を重視される方からの人気が根強い商品です。
難点ではありませんが、耐用性に関しては、フッ素塗料よりも安く、塗装できる商品も近年発売されてきています。
ラジカル制御型ハイブリッド塗料
ラジカル塗料は、2010年代から新規参入してきた塗料です。
ラジカル塗料とは、酸化チタンを活用している塗料のことです。
高い耐久性があり、新しい塗料の中でも人気となっています。
シリコン塗料よりも耐用年数が長く、費用面も同程度ほどで済む為、新しく取り入れられる家庭も増えてきました。
ナノテクノロジー塗料
その名の通り、ナノテクノロジー技術を使用して作り出されたのがナノテクノロジー塗料です。
21世紀になり、ナノテクノロジーも大幅に進化してきました。
元来、石油成分を使用して作られてきた外壁塗料ですが、ナノテクノロジーを用いることで、石油成分を大幅にカットすることができます。
その為、地球環境に配慮した未来型の塗料でもあります。
艶なしの塗料なので、艶有りを好まれる方には不向きかもしれません。
アクリル100%(ピュアアクリル)塗料
あまり聞き馴染のない塗料ですが、アクリルを100%使用した塗料がアクリル100%(ピュアアクリル)塗料です。
アクリル塗料にある不純物を特殊な加工により取り除いた塗料。
耐用年数はフッ素塗料と同等(13~15年程度)でありながら、汚れがつきにくい塗料です。
輸入品の塗料であることから、現地の気候との差があると不安面も残ります。
シリコン塗料
現在では、一般的な住宅に使われている塗料がシリコン塗料です。
塗料の選択肢の幅が広く、耐用年数も長いので(10~13年程度)人気となっています。
その他の近年目覚ましい発展を遂げた塗料が注目を浴びるようになってきたので、シリコン塗料人気に陰りが見えてきています。
無機塗料
無機塗料は耐用年数が長く(15年から20年態度)価格帯も高い傾向にある塗料です。
国土交通省の新技術提供システムにも登録されており、信頼のおける塗料です。
耐用年数は長いですが、費用面もかかるので、誰もが選ぶ塗料というわけではありません。
外壁塗装の塗料選びの基準とは?
外壁塗装の塗料選びの基準にはどのようなものがあるのでしょうか?
塗料選びの基準となる項目を下記で解説します。
①予算に合わせて塗料を選ぶ
予算に合わせて塗料を選びましょう。
リフォームの費用上限はご家庭によりさまざまだと思います。
費用の上限はいくらになるのかを計算して、塗料を選びましょう。
②メーカーの色を確認する
メーカーの色を確認することが重要です。
メーカーごとに発売されている色見本があります。
発色などを確認しておかなければ、施工後のトラブルに発展する場合もあります。
③施工業者の実績も確認する
施工業者が取り扱いのある塗料を選びましょう。
選んだ塗料が、施工業者によっては実績のない塗料となることも少なくありません。
その為、実際に取り扱いのある塗料なのかをチェックして、施工を依頼しましょう。
また、外壁と屋根を守る最適の塗料については、下記の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
参照:外壁と屋根を守る最適塗料:耐候性から色選びまでの全知識-外壁塗装専門店【イマガワペイント】福山市・笠岡市
まとめ
今回は、外壁塗装で使われる塗料の種類ごとの特徴について詳しく解説しました。
塗料にはさまざまな種類があり、特徴も違います。
どの塗料を使うことで、満足のいく施工ができるのかを確認しましょう。
塗料の費用や機能性、住宅との相性なども併せて検討することで、納得のいく住宅リフォームを行えます。
広島県福山市・岡山県笠岡市で屋根外壁塗装をご検討中の方は、
イマガワペイントへご相談ください。
お困りごとをお聞きして、お客様目線のご提案を心がけております。
福山市と笠岡市に4つのショールームがございます。
どうぞお気軽にお立ち寄りくださいませ!