外壁塗装には水性塗料と油性塗料(弱溶剤)どちらを選ぶべき?|広島県福山市の外壁塗装店【イマガワペイント】| 外壁塗装、屋根塗装、防水工事他、住まいの塗り替えならお任せください!

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外壁塗装には水性塗料と油性塗料(弱溶剤)どちらを選ぶべき?

外壁塗装に使用される塗料には、大きく分けると水性タイプと油性(弱溶剤)タイプがあります。

せっかく塗り替えをするのであれば、より適した方を使用したいと思われる方も多いかと思います。

 

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一級建築士、一級塗装技能士が在籍するイマガワペイントが、今回「外壁塗装には水性塗料と油性塗料(弱溶剤)どちらを選ぶべき」についてご紹介します。

 

それぞれの特徴を解説していますので、ぜひ参考にしてください。

 

塗料の成分

塗料は主に「樹脂」「顔料」「添加剤」「溶媒」4つの成分から構成されています。

液体ではない顔料・樹脂・添加剤を、塗料として塗るために溶媒が使用されます。

この溶媒が水を使用する場合は水性(水系)塗料シンナーなどの有機溶剤を使用する塗料を油性(溶剤系)塗料と呼びます。

油性塗料には、溶解力の強いシンナーで希釈する強溶剤塗料と、比較的刺激の少ない塗料用シンナーで希釈する弱溶剤塗料の2種類があります。

一般的に住宅塗装で使用されるのは、低刺激の弱溶剤塗料が使用されます。

 

水性塗料の特徴

水性塗料は溶媒に水を使用しており、シンナーのような有機溶剤を使用しないため環境に配慮されていて扱いやすいことからDIYで使用されることも多いです。

シンナーを溶媒としないため、公害や健康被害の原因ともなるVOCの排出が大幅に低減されています。

また、シンナーを使用しないことから水性塗料では、においが軽減されているのが特徴です。

樹脂は使用しているため、全くにおいが無いわけではありませんが、きついシンナー臭がなくなるためにおいに敏感な方やご近所とのトラブルを避けることが可能です。

そして、水性塗料は雨で流されてしまいすぐにダメになるようなイメージを持たれる方もいますが、決してそのようなことはありません。

あくまで樹脂や顔料、添加剤が水と分散され混ざり合った状態であり、溶けているわけではないので塗膜が形成されると雨で流されることなく建物を保護してくれます

乾燥前の塗料の状態で雨に当たれば塗膜に悪影響を及ぼしますが、それは水性でも油性でも同じことです。

塗膜の性能としても、油性タイプと遜色ないほどにまで技術力は向上してきています。

外壁であれば同じ樹脂を用いた塗料であれば、水性でも油性でも耐用年数が基本的に変わることはありません

しかし、下地(基材)の種類によっては水性塗料が向いていない場合があります。

例えば鉄部などの金属系の下地の場合、水分はサビの発生の原因となります。

鉄部に塗装する場合、サビ止め塗料と呼ばれる下塗材を使用します。

水性タイプのサビ止め塗料も存在しますが、性能にまだまだ不安定なところが多く初期のサビの発生が起きることがあります。

多くの場合、鉄部塗装では上塗材が水性でも下塗材には油性(弱溶剤)塗料を使用しているのが現状です。

また、水性塗料は水和反応で塗膜を形成するか、水分の乾燥とともに塗膜を形成していきますが、低気温下では乾燥が遅く不具合が発生することもあり、寒冷地の冬場などでは扱いが難しくなります。

  

油性塗料の特徴

油性塗料は有機溶剤のシンナーを溶媒とした塗料です。

シンナーが揮発する過程で塗膜が形成されたり、空気中の酸素との化学反応で硬化させるなど様々な種類があります。

水よりも揮発が早いため乾燥時間が比較的早いことや、気温や湿度に左右されないことから環境に限らず安定した性能を担保できることが特徴の一つです。

対応できる下地(基材)の種類の幅も広く、密着不良のリスクも低くなります。

しかし、一度塗装がされている外壁などの塗り替えの場合に現状の塗膜が著しく劣化していて脆弱な場合だと、油性塗料の溶剤成分に耐えられずリフティング(縮み)といった不具合が起きる場合があります。

また、環境汚染・健康被害への懸念も油性塗料にはあります。

溶剤系塗料は性質上、シックハウス症候群の原因の一つとして考えられている酢酸エチルなどの有機溶剤(VOC)が含まれています。

人体に害があるとされるVOCは、近年公共施設等において使用が制限されている物質でもあります。

シンナー臭は十分換気されている環境でも気分が悪くなってしまう場合もあります。

 

水性・油性(弱溶剤)どちらを選ぶべきか

それぞれの特徴をご紹介してきましたが、どちらも長所短所が存在し、建物や環境に適したタイプを使用することが求められます。

以下にお勧めの点をまとめていますので、参考にしてください。

 

水性塗料がお勧めの方

・においに敏感な方

・マットな雰囲気に仕上げたい方

・長年塗り替えをしていない方

 においの少なさは水性塗料の最大の特徴とも言えます。

外壁を塗装していても油性塗料のシンナー臭は敏感な方にはとてもストレスになり、ご近所との距離が近い住宅地などではトラブルの可能性もあります。

油性でないと対応できない下地などの制限がない限りは水性塗料にすることをお勧めします。

また、上塗り使用する塗料は意匠性の部分で艶感を調整できるものもあります。

市場に出ている油性塗料で艶消しの仕上げができるものは限られていることから、マットな雰囲気に仕上げたい方は水性塗料にすることで選択肢が広がります。

そして、塗り替えを耐用年数が超えてもしばらく行っていなかった場合は塗膜が弱くなっているため水性塗料で対応するのが良いです。

弱くなった塗膜は本来取り除くことが理想ではありますが、コストが多くかかってしまいます。

 

油性塗料がお勧めの方

・寒冷地にお住まいの方

・金属系の外壁の場合

・光沢感を出したい方

寒冷地にお住まいの方は必ずしも油性塗料でなければいけないという訳ではありませんが、低気温になる時期では安定した施工環境を水性塗料では保ちにくいことがあります。

塗装は5℃以下での施工は推奨されていないですが、気温が5℃以上あっても外壁の表面温度が冷えて低い場合は不具合に繋がる可能性があります。

そして、サビの発生が想定される金属系サイデイングボードなどの下地の場合は、油性塗料を使用することをお勧めします。

また、金属系の下地は凹凸の少ないフラットな形状のものが多いです。

水性塗料よりも油性塗料の方が、塗装後のレベリング性能(平滑さ)が高く見た目もキレイに仕上がります。

このレベリング性能が高いことから塗膜になったときの光沢感もキレイに出ることから艶を出したい方は油性塗料がよりお勧めになります。

 

まとめ

今回は水性塗料と油性塗料について解説してきました。

外壁の塗り替えの場合は、どちらが優れているということは基本的にはありませんが、環境や下地の状態によって適したタイプを使用するがお勧めです。

どちらが適しているか判断が難しい場合や、わからない場合は施工業者へ相談することも大切になってきます。

 

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