【福山市】リシン外壁の塗り替え|チョーキングが早い理由と向く塗料

リシン外壁の塗り替えは、上塗りの種類より下塗りのフィラー選びで耐用年数と費用が大きく変わります。リシン外壁とは、モルタルの上に砂状の骨材を薄く吹き付けてザラつかせた外壁のことです。塗膜が薄いため、4〜6年でチョーキング(白い粉)が出やすい特徴があります。粉が付く、色があせた、細かなひびが増えたという段階で、今塗り替えるべきか、どの下塗り・上塗りの組み合わせでいくら払うのが妥当かを、業者任せにせず判断できるようにまとめました。
広島県福山市の外壁塗装、屋根塗装ならイマガワペイントにお任せください。
一級建築士、一級塗装技能士が在籍するイマガワペイントが、今回は「リシン外壁の塗り替え|チョーキングが早い理由と向く塗料」についてご紹介します。
外壁塗装について気になる方は、ぜひ参考にしてください。
また、外壁塗装で気をつけるべきポイントについて気になる方は下記の記事で詳しく解説していますので、チェックしてみてください。
リシン外壁とは?チョーキングが早いのはなぜ?
リシン外壁とは、アクリル樹脂やセメントに砂・骨材を混ぜ、外壁に吹き付けて仕上げた凹凸のある壁のことです。凹凸で塗膜が薄くなり、チョーキングが4〜6年と早く出ます。
リシン外壁とは何か
リシンは砂状の骨材を吹き付けた薄い塗膜の仕上げです。新築時の単価は800〜1200円/㎡で、モルタルやサイディング下地に多く使われてきました。ザラついた手触りが特徴です。
チョーキングが4〜6年で出やすい理由
塗膜が薄く、凹凸で表面積が広いためです。日光が当たる面積が増え、紫外線でアクリル樹脂が早く分解します。結果として白い粉のチョーキングや、骨材のボロボロ落ちが出ます。
耐用年数は種類で分かれます。
| 種類 | 耐用年数 |
|---|---|
| アクリルリシン | 4〜6年 |
| 弾性リシン | 8〜10年 |
リシンかどうかの見分け方
- 表面が砂のようにザラついている
- 触ると白い粉が手につく
- 目地のないモルタル壁で凹凸が細かい
以上に当てはまれば、リシンの可能性が高い外壁です。
リシン外壁の塗り替え時期はいつ?サインの見分け方
リシン外壁の塗り替え時期は、外壁を手でこすって白い粉が付いた時点が最初の目安です。リシンは施工後4〜6年でチョーキングが出やすく、粉が付いたら塗膜の防水機能が落ちかけています。
塗り替えを判断する劣化サイン
以下のうち2つ以上当てはまれば、点検を受ける段階です。
- 手に白い粉が付く(チョーキング)
- 幅0.3mm未満のヘアークラック
- 北面や日陰のコケ・カビ・藻
- 表面の砂粒(骨材)がポロポロ落ちる
リシンは表面がザラついているため、指の腹全体が塗膜に触れません。手のひらでなでても粉を感じ取れず、チョーキングを見落として時期を逃す方が多くいます。指先を押し当てて確認してください。
福山市など瀬戸内・沿岸部は湿気が抜けにくく、北面や日陰でコケ・藻が育ちやすい環境です。イマガワペイントの点検でも、北面のコケは最も多く見つかる症状の一つです。
放置するとどうなるか
チョーキングを放置すると、雨水が塗膜を通り抜けて下地のモルタルへ入り込みます。ヘアークラックが幅1mmを超えると、下地補修が追加で必要になり、費用が数万円単位で上がります。
リシン外壁に向いている塗料は?下塗りと上塗りの選び方

リシン外壁の塗料は、上塗りより先に下塗りで寿命が決まります。旧塗膜の吸い込みとひび割れを止める微弾性フィラーを下地に入れ、その上にシリコン以上を重ねる組み合わせが基本です。
下塗り(フィラー)で耐用年数が変わる理由
リシンは表面がざらつき塗料の吸い込みが強い外壁です。下塗りが薄いと上塗りが痩せ、4〜5年で色あせます。吸い込み止めとひび追従を兼ねて微弾性フィラーを選定します。0.3mm前後のひび割れが多い壁は、弾性系フィラーで動きに追従させます。
上塗り塗料の比較
上塗りは耐用年数と単価で選びます。福山市の沿岸部は塩害と紫外線が強く、シリコン以上を推奨します。
| 上塗り | 耐用年数 |
|---|---|
| ウレタン | 8〜10年 |
| シリコン | 12〜15年 |
| ラジカル制御 | 14〜16年 |
| フッ素 | 15〜20年 |
凹凸を活かすか平滑にするか
リシンの凹凸を残すなら弾性を抑えた硬質系、平滑に仕上げるならフィラーを厚めに入れます。弾性塗料を濃色で厚塗りすると、夏の表面温度上昇で塗膜が膨れる場合があります。下地の状態を一級塗装技能士が見て、弾性か硬質かを分けます。
リシン外壁の塗り替え費用はいくら?30坪の内訳
30坪の費用相場と内訳
30坪のリシン外壁の塗り替え総額は40〜100万円、シリコンなら65〜85万円が中心帯です。金額の大半を足場と上塗りが占めます。
| 項目 | 費用 |
|---|---|
| 足場 | 15〜20万円 |
| 高圧洗浄 | 2〜5万円 |
| 下塗り(フィラー) | 7〜12万円 |
| 上塗り | 25〜45万円 |
費用が上下する要因
同じ30坪でも、下の条件で数十万円変わります。イマガワペイントの現場でも、幅の主因はひび補修量と下塗りの回数です。
- ひび補修量:ヘアクラックが多いと数万円上乗せ
- 下塗り2回の要否:吸い込みが強い壁は2回でフィラー費が倍近く
- 色替えの有無
- 付帯部(軒天・雨樋)を含めるか
上塗りをシリコンからフッ素に替えると、25〜45万円の上塗りが1.3〜1.5倍まで上がります。
よくある質問
リシン外壁は塗装せずそのままでも大丈夫?
チョーキングが出たリシン外壁は、塗り替えが必要です。表面の塗膜が防水の役割を失い、骨材のすき間からモルタル下地へ雨水が入るためです。手で触って粉が付かず、ひびもない初期なら数年は様子見できます。白い粉が付き始めた時点が防水切れの入り口です。
リシンの上にそのままシリコン塗料を塗っていい?
フィラー(下塗り)を省いてシリコンを直接塗るのは避けてください。リシンは旧塗膜の吸い込みが大きく、下塗りなしだと数年で剥離やムラが出ます。ひびが多い外壁は微弾性フィラー、傷みが軽ければ通常フィラーと、状態で下塗りを使い分けます。
DIYでリシン外壁を塗り替えられる?
リシンのDIY塗り替えは難易度が高く、おすすめしません。高圧洗浄、ひび補修、凹凸に合うフィラー選定、2階まで届く足場が要り、下塗りを誤ると早期剥離につながります。凹凸に塗料が入りにくく、必要な塗布量の見極めも難しい外壁です。
まとめ

リシン外壁は塗膜が薄く骨材が落ちやすいため、4〜6年でチョーキングが早く出ます。手で触って白い粉が付く、色あせ、細かなひびが増えたら、防水が切れる前の塗り替えどきです。塗り替えでは、上塗りの種類より下塗りのフィラー選びが耐用年数を左右します。ひびが多い外壁は微弾性フィラー、平滑に仕上げたいなら厚膜のフィラーと、自宅の状態で組み合わせが変わります。まずは外壁を手で触り、粉・あせ・ひびの3点を確認してください。そのうえで、下塗りと上塗りの組み合わせを指定して見積もりを取ると、提示された金額の妥当性を自分で判断できます。
イマガワペイントでは、リシン外壁の吸い込み具合やひびの深さを現地で確かめたうえで、下塗りと上塗りの組み合わせごとに費用を出す無料点検・見積もりを承っています。今すぐ塗るべきか、あと数年待てる状態かの見極めも合わせてお伝えします。福山市とその周辺でリシンの塗り替えを検討する段階で、お気軽にご相談ください。
本記事の内容は、一級建築士・一級塗装技能士が在籍し、福山市周辺でおよそ12,000件の施工に携わってきたイマガワペイントの現場経験をもとに確認しています。(2026年9月時点の情報です)
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