パナホーム(パナソニックホームズ)の住宅の特徴と外壁塗装をするときのポイント
広島県福山市の屋根・外壁塗装専門店のイマガワペイントです!
パナホーム(パナソニックホームズ)は誰もが知るパナソニックのハウスメーカーで、高い耐震性能や耐久性能、断熱性能の他に、住宅の設備にもパナソニック製品が取り入れられている事も魅力の1つです!
(パナホームは現在パナソニックホームズに社名変更されていますが、パナホームの家というブランドが広く浸透している為、ここではパナホームに統一させて頂きます)
そんなパナホームでお家を建てられている方はたくさんいらっしゃると思います。
そこでこちらの記事では、
👉パナホーム 外壁の特長
👉パナホームのメンテナンス
👉外壁塗装の注意点
についてご紹介します!
パナホーム 外壁の特長
■オリジナル光触媒タイル外壁『キラテック』
(画像引用:パナソニックホームズHP)
ひび割れやキズに強く、紫外線や雨風に長期間さらされても変色や劣化がしにくく、また水をほとんど吸収しない為、外壁にとって大敵の雨から家を守ってくれるタイル。
そんな耐久性の高いタイルの表面に、酸化チタン(光触媒)を焼き付け処理した「キラテック」には、美しい外観を長く保つ「セルフクリーニング効果」があります。
セルフクリーニング効果
タイル表面に太陽光が当たる事で、光触媒の作用が働き親水性と分解力が生まれます。
① 親水性により空気中の水分から薄い水の膜がつくられ、ほこりやちりを吸い寄せる静電気を抑え、汚れが付きにくくなる。
② 分解力でタイル表面についた汚れの付着力が弱められる。
③ 親水性によって水分がタイルの表面全体に流れることで、雨が降ると雨水が汚れの下に入り、汚れが落ちやすくなる。
(画像引用:パナソニックホームズHP)
このように外壁の汚れを防ぎ、汚れを雨で洗い流してくれることで美しい外観を保ってくれます。
さらに、耐久性の高いタイルの為、サイディング外壁やモルタル外壁のように外壁表面を保護するための塗装が必要無いです。
また、通常のタイル外壁であれば外壁表面にある目地シーリングのメンテナンスが必要になります。
ですが、キラテックは下地パネル(NTC)をつなぐ目地シーリングの上にタイルを貼りつけている為、ほぼ劣化せずメンテナンス不要という事です。
■防火性・防水性に優れた『NTC外装材』
タイル外壁の下地材には、セメントなどに特殊繊維を複合させたNTC外装材が使用されています。
高温・高圧の窯でオートクレーブ養生されており、乾燥や熱に強く、温度や湿度変化、経年劣化による伸縮が少なく、強度・防火性・防水性に優れています。
(画像引用:パナソニックホームズHP)
パナホームには、キラテック以外にサイディング外壁もあります。
NTC外装材に意匠性を持たせ、その上から耐久性を高めるために紫外線に強い塗料でコーティングを施したものです。
こちらは塗装をしているので、塗膜が劣化し建物にダメージが広がってしまう前に、再塗装をし保護する必要があります。
その為、パナホームで家を建てる人の8割ほどがキラテックを選択されているそうです。
パナホームのメンテナンス
■屋根や付帯部は劣化していないか?
ここまでパナホームの外壁材についてご紹介しましたが、
「キラテック」の場合、メンテナンスフリーという言葉の通り、塗装やシーリングのメンテナンスは必要ないと言われており、劣化促進試験で紫外線に対して、60年相当の耐用年数があることを確認されています。
ですが、一般的に外壁塗装をする際には外壁だけではなく、付帯部の塗装も一緒に行います。
外装は外壁、屋根だけではなく、雨樋や庇など様々な部位で構成されているんです。
外壁タイルはメンテナンスが必要ないかもしれませんが、その他の部位は紫外線や雨風などの影響を受けて劣化していきます。
そういった箇所の補修・塗装などのメンテナンスを定期的に行う事で大掛かりな補修工事を避けることができます。
■劣化がひどくなる前の再塗装メンテナンス
パナホームにはサイディング外壁もあるとご紹介しました。
表面の塗装は紫外線の影響を受け、だんだんと劣化してしまう為、定期的に再塗装をしなければなりません。
(画像引用:パナソニックホームズHP)
「どのくらいが再塗装のタイミングなの分からない...」
と感じている方もいらっしゃると思います。
一般的にサイディング外壁は10年に1度くらいのタイミングで再塗装をするのが理想的と言われています。
ですが、近年では塗料も様々なものがあり、高耐久の塗料であれば耐用年数20年以上といったものも増えて来ています。
その為、自宅に使用されている塗料の耐用年数が近い、またはチョーキングなどの劣化症状が見られたら外壁塗装を検討するタイミングです!
チョーキングは、外壁を手で触った時にチョークの粉のようなものが付く現象です。
これは塗料の防水効果がなくなった時に現れます。
サイディングは水分に弱い為、防水効果がなくなったまま放置をしてしまうと劣化は少しずつ進行していき、家屋全体に悪影響を及ぼしてしまいます。
表面の塗料があまり劣化していないのに再塗装するのはもったいないですし、上から塗る塗料が上手く密着せずすぐにはがれてきてしまう可能性もある為、外壁塗装が必要かどうかしっかり見極めることが大切です。
外壁塗装の注意点
■汚さないようカバーできているか
キラテック外壁の建物の場合、外壁はタイルのため塗装は必要ありません。
ですが、付帯部には塗装をする際、キラテック表面に塗料が付着しないよう養生する必要があります。
「養生」とは、シートを敷いたりビニールを張ったりして、塗装しない部分を覆う事です。
ローラー塗りでも細かい飛沫が生じるため、塗装箇所以外を汚さない為に行います。
キラテック表面に塗料が付着した場合、シンナーでふき取ることになります。
そうすると、光触媒加工に影響を及ぼしてしまう可能性がある為、注意してほしい箇所です。
■外壁にあった塗料、シーリング材を!
パナホームのサイディング外壁には「ハイセラコート」でコーティングされています。
このハイセラコートというのは、塗料の種類で言うと無機塗料になります。
セラミックやケイ素などの無機物を配合した高耐久の紫外線に強い塗料です。
また、塗膜表面に汚れが付きにくく美観を長持ちさせてくれる無機塗料ですが、再塗装には注意が必要なんです。
汚れが付着しにくい無機塗料は、塗料も密着しにくい為、外壁に合った塗料を使用しなければすぐにはがれてきてしまう事があります。
下地塗料を高密着性のものを使用することで中塗り、上塗りの塗料の密着性も上がります。
その為、下地塗料選びはとても大切なポイントなんです!
また、サイディング外壁には目地部分を埋めるシーリングがあります。
劣化を放置するとひび割れ、剥離、最終的には欠落し下地が見えてきてしまう事もあります。
こうしてできた隙間から水分が入り込み、雨漏りを引き起こす危険性もある為、シーリングのメンテナンスも必要です。
一般的にシーリングは塗料よりも早く劣化してしまいます。
ですが、最近では高性能塗料に合わせてシーリングも高耐久にグレードアップしている為、塗装のメンテナンス周期に合わせてシーリングも高耐久性なものにするのがオススメです。
(画像引用:パナソニックホームズHP)
パナホームの住宅には、それぞれに合ったメンテナンスが必要です。
もちろんパナホームにメンテナンスをしてもらうと安心ですが、それ以外の外壁塗装業者と比べると費用が高くなってしまいます。
その為、お住まいの近くにある外壁塗装業者に依頼される方も多いと思いますが、その場合はしっかりと知識のある信頼できる業者を探して、施工してもらう事をお勧めします。
福山市・笠岡市で屋根・外壁塗装をご検討中の方は、
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