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雨漏り修理をコーキングで成功させるコツと失敗しないポイント

雨漏り修理をコーキングで考えている方へ。本記事では雨漏りの原因やコーキングが有効なケース、適切なコーキング材の選び方からプロに依頼すべき基準まで、2025年最新情報をもとに実践的なノウハウを解説します。これを読めば、失敗しない雨漏り修理のポイントと正しい対応方法がわかります。

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一級建築士、一級塗装技能士が在籍するイマガワペイントが、今回は「雨漏り修理をコーキングで成功させるコツと失敗しないポイント」についてご紹介します。

外壁塗装について気になる方は、ぜひ参考にしてください。

また、外壁塗装で気をつけるべきポイントについて気になる方は下記の記事で詳しく解説していますので、チェックしてみてください。

参照:外壁塗装はなぜ必要?放置すると起こる劣化のリスクとは

雨漏りの原因とコーキングが効果的なケースについて

代表的な雨漏りの発生箇所

雨漏りは建物のさまざまな場所で発生しますが、特に発生しやすい箇所には特徴があります。どの部分から水が侵入しているかを見極めることで、適切な対策を講じることが可能です。

発生箇所

主な原因

特徴・注意点

屋根(瓦やスレート・金属屋根)

経年劣化によるひび割れ、ズレ、棟板金のゆるみ

高所作業となり危険。目視では発見しにくい場合もある。

外壁(モルタル・サイディングの目地)

コーキング材やシーリング材の劣化・収縮

目地やクラック部分が劣化すると水の侵入口になる。

サッシ周り(窓・ドア)

パッキンやコーキングの劣化、取付工事の不備

雨の多い時期に発生が増える。簡易補修が可能な場合も。

ベランダ・バルコニー

防水層の劣化、立ち上がり部や取り合い部の隙間

動きやすい部分は定期的に点検・補修が必要。

屋上(陸屋根)

防水層の膨れ・破断、ドレン(排水口)詰まり

漏水の範囲が広がりやすく、早期発見が重要。

配管まわり

配管貫通部のコーキング劣化や隙間

見落としがちだが雨水の侵入口になりやすい。

これらの発生箇所を正確に特定することが、雨漏り修理を成功させる最初のステップです。

コーキングで対応できる雨漏りの範囲

全ての雨漏りがコーキングで修理できるわけではありません。しかしコーキングは主に「隙間」「ひび割れ」「目地の劣化」といった比較的軽度の雨漏り、あるいは明確に特定できる侵入口の応急処置に効果的です。
以下の範囲であれば、DIYでもコーキングによる修理が可能なケースが多いです。

  • 外壁サイディングやALCの目地の劣化・割れ
  • 窓枠やサッシ周りのコーキングの劣化・剥がれ
  • 配管まわりや換気口まわりのパッキン・コーキング隙間
  • ベランダなどの立ち上がり部や手すり取り合い部の細かなヒビ

ただし、屋根の広範囲な破損や防水層そのものの劣化、見た目では判断できない構造内での雨漏りなどはコーキングだけでは対応不可となります。この場合は必ず専門の雨漏り修理業者へ相談しましょう。

シーリングとコーキングの違い

一般的に「コーキング」と「シーリング」はほぼ同じ意味で使われることが多いですが、建築業界では厳密な違いがあります。

用語

意味・違い

コーキング

隙間や穴を「充填」する作業や材料そのもの。特に水漏れや気密のための止水用途が中心。

シーリング

建物の「外壁やサッシ、屋根などの目地」に充填して雨水の侵入防止や目地の動きに追従させる目的が中心。耐久性・伸縮性などが求められる。

住まいの雨漏り補修では、耐久性や伸縮性が高く、建物の動きに柔軟に対応する「シーリング材(またはコーキング材)」を選ぶことが非常に重要です。
市販品では「シリコンシーラント」「変成シリコンコーキング」「ウレタンシーリング」などの名称で売られています。用途や下地に適した材料を選択しましょう。

雨漏り修理で使うコーキング材の種類と選び方

雨漏りを根本から解決するためには、適切なコーキング材を選ぶことが非常に重要です。コーキング材と一口に言っても用途や特性はさまざまで、建物の状況や施工箇所によって最適なものは異なります。ここでは、代表的なコーキング材の種類とそれぞれの特徴、そして適切なコーキング材の選び方について詳しく解説します。

主に使われるコーキング材の種類

コーキング材は原材料や用途によって大きく4つの種類に分類されます。それぞれの特徴を理解し、雨漏り修理に最適なものを選びましょう。

種類

主な特徴

適用部位・用途

注意点

変成シリコン系

耐候性・耐久性に優れ、塗装も可能。ほとんどの建材に密着しやすい。

屋根の板金部分

外壁の目地・サッシ廻り

様々な雨漏り補修現場

シリコン系ほどの防水性はない場合もある

ウレタン系

弾力性・伸縮性に優れ、モルタルやコンクリート面に適合。後から塗装も可能。

外壁目地

サイディングの継ぎ目

鉄部やモルタル部の雨漏り補修

紫外線に弱いため、必ず上から塗装が必要

アクリル系

価格が安く施工しやすい。主に室内用。可塑剤の影響を受けやすく耐久力は低め。

室内の目地

ひび割れ補修

外観に大きな力が加わらない部分

屋外や水がかかる場所には不向き

シリコン系

強力な防水性・耐熱性があり、経年劣化に強い。ガラスやタイル目地に最適。

浴室やキッチン廻り

屋根の板金部分

ガラスサッシの周囲

基本的に塗装ができない。上から他素材を重ねづらい

変成シリコン系

変成シリコン系コーキングは外壁や窓サッシなど屋外で幅広く使用され、高い密着性と耐久性を持ちます。施工後に塗装ができる点も大きなメリットです。耐候性に優れ、紫外線や温度変化にも比較的強いことから、住宅の様々な箇所で活躍します。

ウレタン系

ウレタン系コーキングは特にモルタルやコンクリートなどの下地への追従性に優れているため、外壁目地やサイディングの継ぎ目によく使われます。弾力性が高く、動きのある部位に適していますが、太陽光(紫外線)には弱いので、上から塗装仕上げを前提に使いましょう。

アクリル系

アクリル系コーキングは安価で施工が簡単な反面、耐久性や防水性は高くありません。基本的には室内のひび割れ補修やシーラーとしての用途に限定することが合理的です。

シリコン系

シリコン系コーキングは防水力が非常に高く、浴室やキッチンなど水回りや、屋根板金・ガラスサッシまわりによく使われます。ただし施工後の上から塗装はできないため、外壁の目地などには不向きです。

建物の状況別おすすめコーキング材

雨漏り修理に使用するコーキング材は、建物の素材・部位・周囲の環境に応じて選定することが極めて重要です。専用のコーキング材を選ぶことで、長期的な防水性能と耐久性が確保されます。

  • 外壁や窓サッシまわりの雨漏り修理には「変成シリコン系」の使用が基本です。日本ペイント「シリコーンシーラントS」やセメダイン「変成シリコンコーク」など、国内有名メーカー製品を選びましょう。
  • コンクリート、モルタルなど動きやすい・割れやすい部分には「ウレタン系」を推奨します。ボンド「ウレタンシーラント」などが代表です。
  • 室内の簡易的なひび割れ補修には「アクリル系」コーキングが低コストで最適です。
  • 浴室や屋根、ガラスサッシには「シリコン系」が向きますが、仕上げに色を重視する場合は注意が必要です。

また、屋根やバルコニーなど雨水や紫外線が直接当たる部位は、特に耐候性・耐水性の高い種類を選びましょう。製品によっては「外壁用」「屋根用」など用途が分かれている場合もあるので、パッケージの表示やメーカーの仕様書を必ず確認してください。

さらに、最新2025年の情報では、環境負荷の低減にも配慮した高耐久・防カビタイプなども登場しています。施工後の仕上がりやメンテナンス性も考慮して、最適なコーキング材を選ぶことが成功への第一歩です。

コーキング雨漏り修理でよくある失敗例と対策

コーキングが剥がれる原因

雨漏り修理としてコーキング施工を行った後、「すぐにコーキングが剥がれてしまった」「施工箇所から再度雨漏りが発生した」というトラブルは決して珍しくありません。コーキングが剥がれる代表的な原因としては、下地の汚れ・ホコリの除去不足、コーキング材の選定ミス、施工時の温度や湿度の不適合、プライマー塗布の有無などが挙げられます。特に外壁や屋根では、下地処理が不十分だと数ヶ月以内に剥離が生じるケースも多く、せっかくの作業が無駄になってしまうリスクが高まります。

対策としては、作業前にしっかりと下地を清掃し、乾燥状態で作業を行うことが最重要です。また、コーキング材は施工対象の素材や使用環境(紫外線の影響、可動箇所など)を考慮して、適切な種類を選定しましょう。必要な場合はプライマーの塗布を行うことで、密着性を高め剥離防止につながります。

隙間・穴埋め不足による再発リスク

施工時によく見落としがちなのがコーキング材の充填不足や、隙間・穴への充填ムラです。屋根の谷部分や外壁の目地、サッシ周辺など、雨水の侵入経路をしっかり特定していないと、ほんのわずかな隙間から再び雨漏りが発生します。目視のみで作業を終えてしまい、内部の空洞や裏側までコーキング材が行き届いていないケースも多く見られます。

対策としては、充填予定箇所すべてを入念にチェックし、奥までコーキング材を確実に注入することが必要です。押し込むように作業した後、ヘラを使って押し込みながら均一な仕上がりを目指しましょう。また、一度の作業で完全に埋まらない場合は2度に分けて施工することも大切です。サーモグラフィーや散水試験を用いて、施工前後の確認を徹底することで、再発リスクを大幅に低減できます。

気温・天候による作業失敗

コーキング作業の品質は気温や湿度、降雨・降雪といった天候条件に大きく左右されます5度以下の低温環境や、梅雨などの多湿時期、直射日光が強い猛暑日に施工した場合、硬化が不完全になったり、表面硬化と内側の乾燥がアンバランスとなり密着不良やひび割れが発生する恐れがあります。また、雨の直前や直後の施工で材料内部へ水分が入り込んでしまうと、密着力が著しく低下します。

作業前には必ず天候予報を確認し、施工後24時間は降雨や高湿度を避けられる日を選ぶことが重要です。冬場や夏場であっても、メーカーが推奨する施工可能温度・湿度範囲を守りましょう。天候が不安定な場合は無理に施行せず、時機を見送る判断も必要です。

コーキング材の選定ミスによる劣化・機能不全

コーキング材には「変成シリコン系」「ウレタン系」「アクリル系」「シリコン系」など種類がありますが、施工箇所や建物の用途・素材に合っていない材料を選ぶと、短期間で硬化不良や伸縮割れ・密着不良などの不具合を招く恐れがあります。特に「シリコン系」は塗装との相性が悪く、塗装面の下地には不適切です。また、防水性能に優れたタイプであっても、可動部には弾性に富んだ材料を使わなければ追従できません。

以下の表は、施工箇所別に推奨されるコーキング材の選び方と選定ミスによるトラブル例をまとめたものです。

施工箇所

推奨コーキング材

選定ミスによる主なトラブル

外壁の目地

変成シリコン系

ウレタン系を選ぶと紫外線で劣化しやすい

窓サッシまわり

ポリウレタン系、変成シリコン系

シリコン系は塗装不可で再塗装時に問題発生

屋根の板金部

ポリウレタン系

アクリル系だと伸縮追従性が不足し割れる

水回り(浴室・キッチン)

シリコン系

変成シリコン系ではカビに弱く劣化しやすい

施工前に必ず施工場所・環境に適合したコーキング材かを確認することで、これらの失敗を防ぐことができます。メーカーの製品仕様書やパンフレット、店舗スタッフの意見も参考にしましょう。

養生・仕上げに関するミス

養生テープがしっかり貼れていない、剥がし時に時間をおいてしまうなど、マスキングテープの扱いを誤ると、仕上がりがガタガタになったり、余計な箇所にコーキングが付着して美観が悪化したりします。また、仕上げヘラが適切に使われていないと、表面がデコボコになり雨水の流れを妨げ、逆に雨漏りの原因となる場合もあります。

作業前に丁寧に養生し、コーキング材充填後は間を空けずに速やかにテープを剥がすことが重要です。仕上げヘラはサイズや角度を使い分け、均一な押し付けで綺麗に形成しましょう。失敗した箇所はやり直しを怠らないことが、最終的な防水性能・仕上がり品質の差となって表れます。

雨漏り修理後のメンテナンス方法と長持ちさせるポイント

定期的な点検のタイミング

雨漏り修理後のコーキング部分を長持ちさせるためには、定期的なメンテナンスと点検の実施が不可欠です。一般的には「6ヶ月に1回」や「梅雨・台風シーズン前後」など、気象条件が変化するタイミングで確認することが推奨されます。特に台風や大雨の後はダメージが出やすいため、必ず目視や手で触れてのチェックを行いましょう。

点検推奨時期

チェックポイント

注意事項

春・秋(年2回)

外壁・窓枠・屋根のコーキングの状態

気温が安定して点検作業がしやすい

梅雨・台風前

割れ・剥がれ・浮きの有無

強風や大雨の影響前に補修できる

大雨・台風後

水漏れ跡・コーキングの劣化状況

早期発見・応急対応がしやすい

コーキング材の劣化サイン

コーキングが劣化すると、雨漏りが再発するリスクが高まるため、下記のような症状を確認した際は早期に対応しましょう。

劣化の症状

主な原因

推奨対応

ひび割れ

紫外線や経年劣化、温度変化

増し打ちまたは打ち替え

剥離(はがれ)

下地との密着不足、施工不良

打ち替えが必要

痩せ(縮み)

コーキング材の経年劣化

新たにコーキング材を追加充填

変色・カビ・汚れ

水分蓄積・日照不足

洗浄・場合により打ち替え

これらの劣化サインを早期に発見し、必要な補修を行うことで、建物全体の耐久性や防水性能を長持ちさせることができます。

追加補修が必要な場合

定期点検で異常が見つかった場合は、症状に合わせて追加の補修作業を速やかに行うことが重要です。一般的には下記の状況で再補修が必要となります。

  • 大きなひび割れや剥がれが発生している場合
  • コーキング材が明らかに痩せたり、隙間が拡大している場合
  • 雨漏りが再発している場合
  • カビや変色、浸水したような跡がある場合

部分的な再充填や全体の打ち替えは、将来の大きな修理費用を防ぐためにも早期対応がポイントです。また、部分補修した際にも、周囲の劣化具合も同時に見直すことで、総合的な防水性能を維持しやすくなります。

長寿命化のための追加ポイント

雨漏り修理におけるコーキングを長持ちさせるためには、適切な材料選びと施工方法だけでなく、下記のような日常管理も重要です。

  • 外壁や屋根の洗浄や落葉除去をこまめに行い、コーキング部分に汚れを溜めない
  • 異常気象や強風の後は、早めに建物の状況を確認する
  • 10年以上経過したら、専門業者によるチェック・打ち替えを検討する
  • 強い直射日光が当たり続ける箇所のコーキングは耐候性の高い材料を使う
  • 高所や手の届きにくい場所は無理せずプロに依頼する

「定期的なチェック」「劣化サインの見極め」「早めの再補修」の三つを意識することで、コーキングによる雨漏り修理の効果を最大限に維持できます。

まとめ

雨漏り修理はコーキング材を適切に選び、正しい手順で丁寧に施工することが成功の鍵です。下地処理やマスキング、乾燥時間の管理も重要なポイントとなります。DIYで難しい場合は専門業者に依頼し、定期的な点検とメンテナンスで再発を防ぐことが長持ちの秘訣です。

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