外壁塗装はまだするな!今こそ知るべき“塗り替え”の落とし穴とは?

広島県福山市の外壁塗装、屋根塗装ならイマガワペイントにお任せください。
一級建築士、一級塗装技能士が在籍するイマガワペイントが、今回は「外壁塗装はまだするな!今こそ知るべき“塗り替え”の落とし穴とは? 」についてご紹介します。
外壁塗装について気になる方は、ぜひ参考にしてください。
また、屋根塗装で雨漏りを防ぐ!知らないと損するメンテナンスのポイントについて気になる方は下記の記事で詳しく解説していますので、チェックしてみてください。
参照:外壁塗装専門店【イマガワペイント】福山市・笠岡市 -屋根塗装で雨漏りを防ぐ!知らないと損するメンテナンスのポイント
- 「そろそろ塗装…」と思ったあなたへ、ちょっと待って!
- 外壁塗装はいつやるべき?プロが教える適切なタイミング
- 要注意!「今すぐやった方がいいですよ」に潜む営業トークの罠
- 塗装業者選びで失敗しないために知っておきたいポイント
- 1. 地元での施工実績があるか確認する
- 2. 訪問販売だけの業者には注意
- 3. 詳細な見積書を出してくれるかどうか
- 4. 保証やアフターサービスがしっかりしているか
- 5. 相見積もりを取ることを面倒がらない
- 見積もりで注意すべきチェックポイント
- 1. 「一式」表記が多すぎないか?
- 2. 使用塗料とそのグレードが明記されているか
- 3. 塗布面積(施工面積)が現実的かどうか
- 4. 足場・養生・洗浄などの項目が含まれているか
- 5. 保証内容や工期が明記されているか
- まとめ
「そろそろ塗装…」と思ったあなたへ、ちょっと待って!
家の外壁を見て、「色あせてきたかな?」「そろそろ塗り替え時期かも…」と感じることはありませんか?
確かに、外壁塗装は家を長持ちさせるために大切なメンテナンスのひとつです。
ですが、その“なんとなく”の判断で塗装を決めてしまうのは非常に危険です。
というのも、実際にはまだ塗装の必要がなかったり、季節や天候のタイミングが悪かったり、業者に言われるままに高額な工事を契約してしまったりと、「早まった判断」が後悔につながるケースが多いのです。
さらに、「外壁塗装は10年に1度」という言葉をそのまま信じてしまうのも要注意。
使用している塗料や外壁材、立地条件などによって劣化のスピードは大きく変わります。
10年経ったからといって、必ずしも塗り替えが必要とは限らないのです。
ですから、まずは焦らず落ち着いて、
「今、本当に塗装が必要なのか?」を見極めることが最初の一歩。
次の章では、塗装すべき“本当のタイミング”や、見逃してはいけない劣化サインについて詳しく解説していきます。
外壁塗装はいつやるべき?プロが教える適切なタイミング
外壁塗装は、家の美観を保つだけでなく、雨風や紫外線から建物を守る重要なメンテナンスです。
しかし、「10年経ったからそろそろかな?」「業者に勧められたから…」といった曖昧な判断で工事を決めると、本来の塗料の寿命を無駄にしてしまう可能性があります。
では、プロはどのように“塗り替えのタイミング”を見極めているのでしょうか?
以下に、専門家が注目する3つの判断基準をご紹介します。
① 外壁の“劣化サイン”をチェックする
適切なタイミングは、外壁自体の状態を見て判断するのが基本です。以下のような症状が見られる場合、塗装を検討すべきサインです。
- チョーキング現象(壁を触ると白い粉が手につく)
- ひび割れ(クラック)が出ている
- コーキングのひびや剥がれ
- 塗膜の剥がれ・色あせ
- カビやコケの発生
これらの劣化が確認できた場合は、放置せず専門業者に点検を依頼しましょう。
逆に、外観が健全で上記の症状がない場合は、まだ塗装の必要はありません。
② 季節と気候に注意する
外壁塗装には、気温と湿度が大きく影響します。
特に以下の時期は、施工に最適な季節とされています。
- 春(3〜5月)
- 秋(9〜11月)
これらの季節は天候が安定し、塗料が乾きやすく施工不良が起きにくいため、仕上がりも長持ちします。
逆に、梅雨や真冬、真夏は施工品質が不安定になる可能性があるため、避けたほうが無難です。
③ 塗料の耐用年数を把握しておく
塗り替えの周期は、使用する塗料の種類によっても変わります。以下は塗料ごとの一般的な耐用年数です。
塗料の種類 | 耐用年数の目安 |
---|---|
アクリル塗料 | 約5〜8年 |
ウレタン塗料 | 約8〜10年 |
シリコン塗料 | 約10〜15年 |
フッ素塗料 | 約15〜20年 |
前回使用された塗料がわかる場合は、その耐用年数を参考にし、塗り替えの時期を計算するのも効果的です。
要注意!「今すぐやった方がいいですよ」に潜む営業トークの罠
「このままだと壁が危ないですよ」
「今なら足場代無料です!」
「今日契約していただければ特別価格でご案内できます」
――こんな営業トークを聞いたことはありませんか?
これらはすべて、外壁塗装の訪問営業でよく使われる**「今すぐ契約させるための常套句」です。
もちろん、すべての業者が悪質というわけではありませんが、中には必要のない工事を不安を煽って契約させようとする業者**も存在します。
不安を煽る「劣化指摘」に要注意
訪問営業では、外壁に小さなヒビや色あせを見つけて、「このままだと雨漏りしますよ」「構造に影響が出ます」と強く不安をあおるケースがあります。
しかし、本当に緊急性があるのかどうかは、専門的な診断が必要です。
一見ひび割れに見えても、塗装だけで十分なケースもありますし、逆に内部の問題を見逃している場合も。
だからこそ、一社の意見だけで判断するのは非常に危険です。
「今日だけの特別割引」は本当にお得?
よくあるのが、「本日中に契約すれば10万円引き」といった“限定感”を演出するセールストークです。
ですが、これは心理的に焦らせて冷静な判断を奪うためのテクニックにすぎません。
本当に良心的な業者であれば、見積もり内容や施工内容をしっかり説明し、時間をかけて検討させてくれるはずです。
即決を求める時点で、信頼性には疑問が残ります。
「足場代無料」には裏がある?
「今なら足場代は無料です!」というトークもよく聞きますが、これも注意が必要です。
実際には、足場代を他の工事費に上乗せしているだけということもあり、結果的に全体費用は変わらないことが多いのです。
本当の意味で“無料”かどうかは、相見積もり(複数業者からの見積もり)を取って比べることでしか見極められません。
焦らず、冷静に。複数の意見を聞くのが鉄則
営業マンに「今すぐやったほうがいい」と言われると、不安になってすぐに契約してしまいたくなるかもしれません。
ですが、外壁塗装は一度の工事で100万円を超えることもある大きな買い物。
冷静さを失って判断を誤ると、数十万円以上損をすることも。
まずはその場で契約せず、複数社に見積もりを依頼し、信頼できる業者を見極めることが大切です。
塗装業者選びで失敗しないために知っておきたいポイント
外壁塗装で後悔する人の多くが、「業者選び」でつまずいています。
価格やセールストークに惹かれて契約したものの、仕上がりに満足できなかったり、施工後の不具合に対応してもらえなかったり…というトラブルは決して珍しくありません。
では、どうすれば信頼できる業者を見極めることができるのでしょうか?
以下のポイントを押さえておけば、失敗のリスクを大きく減らすことができます。
1. 地元での施工実績があるか確認する
実績のある業者は、地域密着型のサービスを提供しており、アフターサポートにも力を入れている傾向があります。
ホームページや口コミで「施工事例」や「お客様の声」をチェックし、信頼性を確認しましょう。
2. 訪問販売だけの業者には注意
突然やってくる訪問営業の業者は、外注や下請けに丸投げしているケースも多く、施工品質が安定しないことも。
本社の所在地や担当者の名前、連絡先が明確かどうかもチェックポイントです。
3. 詳細な見積書を出してくれるかどうか
良心的な業者は、塗料の種類・使用量・工事日数・人件費などを項目ごとに明確に記載した見積書を出してくれます。
「一式」でまとめられている見積書は、内訳が不透明で、後から追加費用を請求されるリスクがあります。
4. 保証やアフターサービスがしっかりしているか
外壁塗装は終わってからが本当のスタートです。
工事後に不具合があった際の対応や、何年保証がついているかは必ず確認しましょう。
保証書を発行してくれるかどうかも重要なポイントです。
5. 相見積もりを取ることを面倒がらない
1社だけの見積もりや意見では、適正価格や妥当な施工内容がわかりません。
最低でも2~3社から相見積もりを取ることが鉄則。
比較することで、金額だけでなく、対応の丁寧さや信頼度も見えてきます。
見積もりで注意すべきチェックポイント
外壁塗装の見積もりは、ただ金額を見るだけではいけません。
「安いからOK」「高いから安心」ではなく、内容の“中身”をしっかり確認することが大切です。
ここでは、信頼できる見積もりかどうかを見極めるために、特に注目すべきポイントを紹介します。
1. 「一式」表記が多すぎないか?
見積もりで最も注意したいのが、「〇〇工事 一式」などの“まとめ表記”です。
このような記載が多いと、実際に何の作業がどのくらいの費用で行われるのかがわかりません。
たとえば、以下のような内訳があると安心です:
- 足場組立:〇〇円(○㎡、単価○○円)
- 高圧洗浄:〇〇円(○㎡)
- 外壁塗装(下塗り・中塗り・上塗り):それぞれ明記
- 使用塗料のメーカー・商品名
詳細な内訳があることで、工事内容が適正かどうか判断でき、不要な工事が紛れ込むのを防ぐことができます。
2. 使用塗料とそのグレードが明記されているか
塗料にはさまざまな種類とグレードがあり、価格も耐久年数も大きく違います。
見積書には、以下の情報が明記されているかチェックしましょう。
- 塗料の種類(シリコン・フッ素など)
- メーカー名(日本ペイント、関西ペイントなど)
- 商品名(例:パーフェクトトップ、アレスダイナミックTOPなど)
これらが書かれていない場合、安価な塗料にすり替えられるリスクもあるため要注意です。
3. 塗布面積(施工面積)が現実的かどうか
業者によっては、施工面積を実際よりも多めに見積もっている場合もあります。
塗布面積が極端に多い場合は、坪数や図面と照らし合わせて確認しましょう。
相見積もりを取ると、面積や単価の違いも見えてくるのでおすすめです。
4. 足場・養生・洗浄などの項目が含まれているか
外壁塗装には、塗装以外にも多くの工程が必要です。以下の項目が見積もりに含まれているか必ず確認しましょう。
- 足場設置・解体費用
- 養生(塗料が飛ばないよう保護)
- 高圧洗浄
- 下地補修(クラック補修・シーリング打ち替えなど)
これらが含まれていない場合は、あとから追加請求される可能性もあるため注意が必要です。
5. 保証内容や工期が明記されているか
意外と見落としがちなのが、工期と保証の記載。
「工事はいつ始まって、いつ終わるのか」
「塗装後、何年の保証がつくのか」
これらがきちんと書かれていれば、業者の誠実さや信頼度も高いと判断できます。
まとめ
今回は「外壁塗装はまだするな!今こそ知るべき“塗り替え”の落とし穴とは? 」についてご紹介しました。
外壁塗装は、数十万円から百万円以上の高額な工事です。
だからこそ、業者選びは「価格」よりも「信頼性」と「安心感」を重視することが大切。
焦って決めず、じっくり比較・検討することが、失敗しない最大の秘訣です。
広島県福山市・岡山県笠岡市で屋根外壁塗装をご検討中の方は、
イマガワペイントへご相談ください。
お困りごとをお聞きして、お客様目線のご提案を心がけております。
福山市と笠岡市に4つのショールームがございます。
どうぞお気軽にお立ち寄りくださいませ!