【最新版】外壁塗装のプロが選ぶ!おすすめシリコン塗料5選

外壁塗装で最近人気の出ている塗料は、シリコン塗料です。
シリコン塗料は、高い耐候性があり、コストパフォーマンスが良い点からよく選ばれています。
「シリコン塗料にはどんな種類があるの?」「どのシリコン塗料がおすすめなのか知りたい」という声も多く寄せられています。
広島県福山市の外壁塗装、屋根塗装ならイマガワペイントにお任せください。
一級建築士、一級塗装技能士が在籍するイマガワペイントが、今回は「【最新版】外壁塗装のプロが選ぶ!おすすめシリコン塗料5選」についてご紹介します。
外壁塗装に使用するシリコン塗料の種類でお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
また、フッ素塗料とシリコン塗料でお悩みの方は下記の記事で詳しく解説していますので、併せてチェックしてみてください。
参照:フッ素塗料 vs シリコン塗料はどちらがお得なの?-外壁塗装専門店【イマガワペイント】福山市・笠岡市
そもそもシリコン塗料とは?
シリコン塗料とは、主成分にシリコン樹脂を使用した外壁用の塗料のことです。一般住宅からマンション、商業施設まで、幅広い建物に使われている人気の塗料です。
シリコン塗料の最大の特長は、耐久性とコストパフォーマンスのバランスが非常に優れている点です。ウレタン塗料に比べて紫外線や雨風に強く、10年程度の耐用年数が期待できます。それでいて、価格はフッ素塗料ほど高くないため、「中価格・中耐久」のちょうどよいグレードとして、多くの施工業者から支持されています。
また、防カビ・防藻性能にも優れており、住宅の外観を長期間きれいに保てるのもポイントです。最近では、環境にやさしい水性タイプのシリコン塗料も登場し、より選択肢が広がっています。
外壁塗装で人気なシリコン塗料とは
外壁塗装の塗料の中でもシェア率80%を誇るのが、シリコン塗料だと言われています。
他にも多くの塗料がありますが、なぜそこまでシリコン塗料が人気なのか気になる方も多いのではないでしょうか。
そこで、シリコン塗料が人気の秘訣について解説します。
シリコン塗料とは、シリコンを主成分とした塗料のことを指します。
シリコン系とアクリルシリコン系、合成樹脂などの成分を配合して作られています。
耐候性に優れており、なおかつコストパフォーマンスが高いことから、近年人気となっている塗料です。
シリコン塗料は、種類が豊富にあり、光沢の維持率も高いこともメリットと言えます。
また、手ごろな価格に加えて、耐久年数が長いのでトータルコストを考えて施工に取り入れる方も多くいます。
デメリットとしては、扱いが難しく、重ね塗りには不向きという点です。
専門知識に長けている業者選びが必須です。
外壁塗装のプロが選ぶ!おすすめシリコン塗料5選
人気と言われているシリコン塗料の中でも、以下の5つの塗料は、プロもおすすめするシリコン塗料です。
どのような特徴があるのかをそれぞれ解説します。
エスケー化研「水性セラミシリコン」
プロもおすすめするシリコン塗料は、エスケー化学の「水性セラミシリコン」です。
耐候性に優れた商品であり、超耐久性・低汚染性・防かび性・防藻性などの機能性もあります。
適用下地には、コンクリート、セメントモルタル、スレート板、ALCパネル、アルミ等の金属、各種乾式ボード、各種旧塗膜などがあります。
耐用年数は、 12~15年です。
価格も安く、手にしやすい塗料です。
日本ペイント「ファインシリコンフレッシュ」
外壁塗装のシリコン塗料では、日本ペイントの「ファインシリコンフレッシュ」がおすすめです。
ファインシリコンフレッシュは、セラミックを配合したシリコン系の塗料です。
高耐候性・低汚染・透湿性・防藻・防かびなどの機能性があります。
モルタル、コンクリート、ALC、サイディングボード、押出成形セメント板、けい酸カルシウム板、磁器タイル、スレート、鉄、アルミ、溶融亜鉛めっき、クロメート処理亜鉛めっき、ステンレス、木部、硬質塩ビ、FRP、PC板などの下地に対応しています。
耐用年数は、10~15年です。
有名な塗料であり、プロにも好まれる材質です。
少々お高めではありますが、サイディング外壁との相性もよく、どの外壁にも対応できます。
エスケー化研「エスケープレミアムシリコン」
つづいておすすめするのは、エスケー化学のエスケープレミアムシリコン塗料です。
耐候性の高い塗料です。
ハイブリットシリコン樹脂を使用した、ラジカル抑制塗料に分類されます。
ラジカル制御・低汚染・防藻・防かびなどの効果があります。
コンクリート、セメントモルタル、ALCパネル、スレート板、各種サイディングボード、各種旧塗膜(活膜)などの下地に対応しています。
耐用年数は、 14~16年です。
関西ペイント「セラMシリコン3」
関西ペイントの「セラMシリコン3」もおすすめの塗料です。
関西ペイントのシリコン塗料の中でも、ハイグレードな塗料に分類されます。
高耐候性・超低汚染性などの効果が期待できます。
お客様満足度の高い商品であり、艶調節を行えるという点でも好まれています。
コンクリート、モルタル、サイディングボード、一般鉄部などの下地に対応しています。
耐用年数は、 13~15年ほどです。
アステックペイント「リファイン1000Si-IR」
アステックペイントの「リファイン1000Si-IR」もおすすめの塗料です。
アステックペイントは、コストパフォーマンスが高い上に、外壁の汚れがつきにくい塗料です。
顧客満足度の高い商品です。
低汚染性・遮熱性・防かび性・防藻性・防汚保持性などの機能性があります。
対応下地には、コンクリート、モルタル、ALC、窯業系サイディング、波形スレート、カラー鋼板、アルミニウム、ガルバリウム鋼版・ステンレスなどがあります。
耐用年数は、15~18年と長いので長期的に使える塗料だと言えます。
シリコン塗料の特徴とメリット
シリコン塗料には、他の塗料にはない多くのメリットがあります。以下に、代表的な特徴をまとめました。
1. 耐久性が高い
シリコン塗料は、紫外線や雨風に強く、約10〜15年の耐用年数があります。これはウレタン塗料(約7〜10年)よりも長く、長期的にメンテナンスの手間を減らすことができます。
2. 汚れにくく、美観を保ちやすい
表面に汚れが付きにくく、雨水で自然に洗い流される「低汚染性」があります。これにより、外壁の美しさを長く保つことができます。
3. 防カビ・防藻性能
湿気の多い日本の気候でも、カビや藻の発生を抑える効果があるため、特に北面や日陰になりやすい部分の外壁に適しています。
4. コストパフォーマンスが良い
価格はウレタン塗料よりやや高いものの、耐久性を考えれば非常に経済的。高価なフッ素塗料に比べて導入しやすいため、「ちょうどいい塗料」として選ばれることが多いです。
プロが語る!シリコン塗料が選ばれる理由
外壁塗装の現場で数多くの施工を行ってきたプロたちが、最もよく使用する塗料のひとつがシリコン塗料です。では、なぜシリコン塗料がそれほどまでに選ばれているのでしょうか?その理由を現場目線で解説します。
1. 価格と性能のバランスが絶妙
プロがまず評価するのは、コストと耐久性のバランス。シリコン塗料は、手頃な価格でありながら、10年以上の耐用年数が期待でき、「コスパの良い塗料」として定番です。
2. トラブルが少ない
塗膜の剥がれや変色などの施工後のクレームが少ないのも、プロが好む理由の一つです。安定した品質があり、塗装後の仕上がりも美しく、顧客満足度も高めやすいのが特徴です。
3. 幅広い建物に対応できる
戸建て住宅だけでなく、アパートや小規模なビル、さらには倉庫や店舗の外壁まで、用途の幅が広いのもシリコン塗料の強み。どんな現場にも柔軟に対応できるため、プロにとっては使いやすい塗料といえます。
4. 環境対応型の製品も豊富
最近は水性タイプのシリコン塗料も多く登場しており、ニオイが少なく、環境や住環境への配慮が求められる現場でも使いやすくなっています。これも現代のニーズにマッチしているポイントです。
選び方のポイントと注意点
シリコン塗料は種類が豊富で、性能もメーカーによって微妙に異なります。後悔しない塗装工事にするために、選ぶ際のポイントと注意すべき点をチェックしておきましょう。
1. 外壁材との相性を確認する
まず大切なのは、自宅の外壁材と塗料の相性です。モルタル、サイディング、ALCなど、素材ごとに適した塗料があります。塗料の性能だけでなく、下地との密着性や劣化状況も加味して選びましょう。
2. 耐久年数とコストのバランスを見る
塗料のグレードが高くなるほど耐久性も上がりますが、当然価格も上がります。シリコン塗料の中でも、スタンダードなものから高耐候型のプレミアムタイプまであるため、予算と将来のメンテナンス計画に合わせて選ぶのがポイントです。
3. 信頼できる施工業者に相談する
どんなに良い塗料を選んでも、施工が不十分だと本来の性能を発揮できません。塗料の特徴を熟知し、適切に施工してくれる業者に相談することが大切です。見積書に使用塗料の種類や施工内容が明記されているかもチェックしましょう。
4. カタログスペックだけを鵜呑みにしない
メーカーのパンフレットには良いことがたくさん書かれていますが、実際の現場では気候条件や建物の状態によって効果が変わることもあります。実際の施工事例や口コミなど、現場の声も参考にしましょう。
シリコン塗料を使用するときの注意点
シリコン塗料は外壁塗料の中でも人気の塗料です。
しかし、外壁塗料に使用するにあたって注意するべき点もあります。
下記では、シリコン塗料を使用するときの注意点について解説します。
耐用年数をチェック
耐用年数をチェックしましょう。
シリコン塗料は比較的に耐用年数の長い塗料とされています。
しかし、中には耐用年数が短く、その分費用が安い塗料もあります。
耐用年数を確認していなかったせいで、短いスパンでのリフォームが必要となる場合もあります。
しっかりと耐用年数をチェックすることで安心してシリコン塗料を使用できます。
シリコン含有率を確認する
シリコン含有率を確認することが重要です。
シリコン含有率とは、塗料の中にどのくらいのシリコンが入っているかの数値です。
シリコン含有率が高ければ、シリコンの分量がしっかりと入っており、機能性が高いシリコン塗料であることが分かります。
もしも、シリコン含有率が低ければ、機能性が劣る塗料という場合もあります。
シリコンの分量が多くても少なくても「シリコン塗料」と呼ばれているので、注意しましょう。
知名度や口コミの高いシリコン塗料を選ぶ
知名度や口コミの高いシリコン塗料を選ぶことです。
知名度や口コミの高いということは、それだけ多くの人が使用した塗料だと言えます。
さらに良いものだからこそ、口コミや評価が高くつきます。
また、有名メーカーが発売しているシリコン塗料は改良を重ね、最新技術を使用しているものも多くあります。
ハイグレードな塗料であるので、間違いのない選択ができるでしょう。
あなたの家に最適なシリコン塗料を選ぼう
シリコン塗料は、耐久性・美観・コストパフォーマンスのバランスが非常に優れており、外壁塗装において最も人気のある選択肢のひとつです。
各メーカーからさまざまな特徴を持った製品が販売されており、自宅の状況やライフプランに合わせて最適なものを選ぶことが重要です。
本記事で紹介したポイントを参考にしつつ、信頼できる施工業者との相談を重ねることが、後悔のない外壁リフォームへの近道です。
見た目だけでなく、10年先、15年先の安心を手に入れるためにも、塗料選びは慎重に行いましょう。
また、シリコン塗料以外の塗料についても知っておきたいという方は、下記の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
参照:外壁塗装で使われる塗料の種類ごとの特徴-外壁塗装専門店【イマガワペイント】福山市・笠岡市
まとめ
今回は、外壁塗装のプロが選ぶ!おすすめシリコン塗料5選について解説しました。
シリコン塗料は、シェア率80%を誇る人気の外壁塗装塗料です。
シリコン塗料の中でも、それぞれの塗料によって特徴があります。
どのような機能性を必要としているのかで選ぶと、満足のいく外壁塗装ができるはずです。
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