外壁材選びに迷ったら？プロが解説する材質とメンテナンス方法
お家のリフォームを検討する中で「外壁材はどうすればいいの？」と疑問を抱かれている方も多いと思います。
素人で分からない外壁材の違いやメンテナンスのやり方など、「プロの意見も参考にしたい」と感じますよね。
そこで、今回はプロ目線での外壁材選びとメンテナンスのやり方について詳しくみていきます。
広島県福山市の外壁塗装、屋根塗装ならイマガワペイントにお任せください。
一級建築士、一級塗装技能士が在籍するイマガワペイントが、今回は「外壁材選びに迷ったら？プロが解説する材質とメンテナンス方法」についてご紹介します。
住宅リフォームを検討中に、外壁材についてお悩みの方はぜひ参考にしてください。
また、併せて外壁塗装に使われる塗料の種類と特徴について詳しく知りたいという方は下記の記事で解説していますので、チェックしてみてください。
参照：外壁塗装で使われる塗料の種類ごとの特徴-外壁塗装専門店【イマガワペイント】福山市・笠岡市
プロおすすめする外壁材の特徴とメリットデメリット
外壁材はどの素材を選べばいいのか、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
プロ目線からみた、おすすめの外壁材について下記で解説します。
窯業系サイディングの特徴
まず初めにご紹介するのは、窯業系サイディングという壁材です。
こちらの壁材の特徴は、さまざまな形に成型されている壁材です。
色の種類やデザインの豊富さがあり、家の外観をこだわりたい方におすすめです。
メリットとしては、防火性や耐火性に優れており、万が一火災などに遭遇した際、燃焼を最小限に抑えられます。
自然災害などの想定外の事態が起きても、防火性、耐火性があることで安心できます。
また地震に強いことや施工のしやすさがあるというのもプロから選ばれる理由です。
デメリットとしては、小まめなメンテナンスが必要という点です。
10年に1度ほどのメンテナンス(塗装)が必要となります。
小まめなメンテナンスの必要により、トータルコストが高くつく場合もあります。
金属サイディングの特徴
つづいておすすめするのは、金属サイディングです。
金属サイディングは、軽量な壁材でできています。
ガルバリウムやアルミ製のものが主流です。
メリットとしては、防水性に優れており、近年デザインも豊富になってきました。
軽量な分、地震に強く、自然災害が心配される地域でも安心して使用できます。
デメリットは、金属製なので錆びに注意するということ。
錆びを放置すれば、みるみるうちに劣化が進み、リフォーム費用が高くつく場合もあります。
ALC外壁の特徴
プロがおすすめする壁材には、ALC外壁というものがあります。
ALC外壁の特徴は、コンクリート構造の外壁の中に小さな気泡を含みます。
この気泡がスポンジ状となり、耐久性を高めてくれます。
メリットは、地震に強く、断熱性が高いことです。
家の内部を一定の温度に保つことが可能。
省エネの効果が期待できるので、消費電力を抑えて経済的な負担を軽減します。
デメリットとしては、つなぎ目が多く、防水性が低い点です。
上記で説明したように、スポンジ状の気泡のあるコンクリートに水が侵入すると、内部に水が入りやすくなります。
耐候性が低いので、膨張やひび割れを起こさないように注意しなければいけません。
モルタルの特徴
つづいては、モルタルの特徴について解説します。
モルタルのメリットは、外壁のデザインを自由につくれるところです。
意匠性の高いデザインをつくることも可能。
自分好みの外壁をデザインすることでの満足度は抜群です。
モルタルのデメリットは、外壁の汚れが目立ちやすいという点です。
モルタルを使用した壁は、雨に濡れると不純物が浮き出て、白っぽくなったり、線状の模様のようになったりすることも。
小まめなメンテナンスを行うか、低汚染塗料を配合されたものにすると、デメリットな部分をカバーできるかもしれません。
タイル外壁の特徴
タイル外壁の特徴とメリットは、無機物のため、メンテナンスを行う必要が少ないという点です。
タイル外壁を施工することで、外壁塗装リフォームの手間や、費用を抑えることが可能。
汚れも少ないですし、タイル壁は頑丈なので、ひび割れや亀裂などの心配もいらないでしょう。
ただ、デメリットとしては、タイル外壁にすると費用コストはかかるという点です。
少ない費用で外壁塗装を行いたいという方には不向きかもしれません。
各外壁材別プロが教えるメンテナンス方法
それぞれの外壁の特徴やメリットやデメリットについて詳しく解説しましたが、メンテナンス方法も気になりますよね。
下記では、外壁材別のメンテナンス方法について解説します。
窯業系サイディングのメンテナンス
まず、一つ目は、窯業系サイディングのメンテナンスについてです。
窯業系サイディングのメンテナンスは、コーキングと外壁塗装を行います。
外壁塗装では、色あせやひび割れの要因となったものを取り除きます。
さらにコーキングで、隙間を補強し、丈夫な外壁としてリフォームします。
金属サイディングのメンテナンス
金属サイディングのメンテナンスは、金属製のため、錆びに注意が必要です。
錆びた部分を剥がし、再塗装する必要があります。
さらに、痛みの激しい場合では張り替えを余儀なくされるパターンもあります。
小まめな点検を行い、傷が浅いうち直すことが大切です。
ALC外壁のメンテナンス
ALC外壁のメンテナンスについては、外壁塗装とシーリング補強というものがあります。
錆や膨脹、膨れなどの問題を起こしやすいALC外壁。
問題が生じた場合は、直ちに外壁塗装を検討しましょう。
壁内部の水分を排出する透湿性のある機能性塗料もあるので、チェックしながらメンテナンスを行ってください。
モルタルのメンテナンス
モルタルのメンテナンスはひび割れ補修がメインとなります。
モルタルは経年劣化によるひび割れが起こりやすい商品です。
その為、モルタルのひび割れを補修し、外壁塗装を行うことでキレイな外壁を保てます。
タイル外壁のメンテナンス
タイル外壁のメンテナンスは、張り替えを検討しながら修繕を行います。
そもそも、丈夫な外壁を誇るタイル外壁です。
しかし、塗装が必要なほどに傷んでしまったのなら、かなり状況が悪いことがわかります。
速やかに修繕、修復することが重要だと言えます。
まとめ
今回は、外壁材選びに迷ったら？プロが解説する材質とメンテナンス方法について解説しました。
それぞれの外壁材の特徴を知ることで、ご自宅にどの材質が見合うのかが分かるはずです。
また、必要なメンテナンスを知ることで、来たる時期に速やかに動けます。
これからも丈夫な住宅を維持していくために、外壁塗装リフォームを検討しましょう。
広島県福山市・岡山県笠岡市で屋根外壁塗装をご検討中の方は、
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お困りごとをお聞きして、お客様目線のご提案を心がけております。
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