広島における外壁塗装の最新費用相場を解説

広島県福山市の外壁塗装、屋根塗装ならイマガワペイントにお任せください。
一級建築士、一級塗装技能士が在籍するイマガワペイントが、今回は「 広島における外壁塗装の最新費用相場を解説」についてご紹介します。
外壁塗装について気になる方は、ぜひ参考にしてください。
また、家塗装の費用を抑えるための賢い選択法について気になる方は下記の記事で詳しく解説していますので、チェックしてみてください。
参照:外壁塗装専門店【イマガワペイント】福山市・笠岡市 -家塗装の費用を抑えるための賢い選択法
外壁塗装の費用はどう決まる?基本的な内訳とポイント
外壁塗装の費用は、見た目だけでなく、住まいを長く快適に保つための大切な投資です。
しかし、「なぜこんなに高いの?」「業者によって価格が違うのはなぜ?」と感じる方も少なくありません。
ここでは、外壁塗装の費用がどのように決まるのか、その基本的な内訳とポイントをご紹介します。
1. 塗装面積(㎡または坪数)
費用は、基本的に「塗装する面積」に比例して決まります。
一般的には延床面積ではなく、「外壁の実際の面積」で計算され、足場の必要性も含めて評価されます。
- 30坪の住宅:おおよそ100〜120㎡程度の塗装面積
- 50坪の住宅:おおよそ150〜180㎡程度
2. 塗料の種類とグレード
使用する塗料の種類によって、費用は大きく変わります。主に以下のような塗料が使われます。
- アクリル塗料(安価・耐久性低め):1,000〜1,500円/㎡
- ウレタン塗料(一般的・価格とバランス良):1,500〜2,000円/㎡
- シリコン塗料(コスパ良・耐久性高):2,000〜3,000円/㎡
- フッ素塗料(高価・耐久性最長):3,500〜4,500円/㎡
選ぶ塗料によって、10年後の再塗装頻度やメンテナンスコストにも影響します。
3. 足場の設置費用
2階建て以上の住宅では足場の設置が必須です。足場代は施工面積に応じて加算され、平均で15〜25万円程度が目安です。
4. 高圧洗浄・下地処理・養生作業
塗装の前には、外壁の汚れやカビを落とす高圧洗浄や、ひび割れ補修などの下地処理が行われます。
これらの工程が丁寧であるほど、仕上がりと耐久性が向上します。
5. 職人の人件費・管理費
地元業者か大手チェーンかによって人件費や管理コストに差が出ることもあります。
安さばかりを追求せず、実績と対応力も含めて検討するのが重要です。
6. その他(外壁以外の塗装)
破風板、雨樋、軒天など、外壁以外の塗装が含まれる場合もあります。事前にどこまで含まれているか確認しましょう。
【2025年最新版】広島の外壁塗装費用相場はいくら?
2025年現在、外壁塗装の費用は全国的にやや上昇傾向にあります。
その背景には、建築資材費の高騰や人件費の上昇などがありますが、広島でも例外ではありません。
とはいえ、地域密着型の業者も多く、工夫次第でコストを抑えることも可能です。
ここでは、広島市およびその周辺エリアにおける外壁塗装の最新費用相場を、住宅の規模別・塗料別に詳しく解説します。
一般的な戸建住宅の費用相場(塗料別・30坪前後)
塗料の種類 | 相場価格(足場・高圧洗浄・下地処理込み) | 耐用年数の目安 |
---|---|---|
アクリル塗料 | 約55万円〜70万円 | 約5〜7年 |
ウレタン塗料 | 約65万円〜80万円 | 約8〜10年 |
シリコン塗料 | 約75万円〜95万円 | 約10〜13年 |
フッ素塗料 | 約90万円〜120万円 | 約15〜20年 |
無機塗料 | 約100万円〜130万円 | 約20〜25年 |
※広島県内の業者20社以上の公開見積もり・施工実績を参考に算出(2025年1月時点)
住宅の広さ別で見るおおよその費用感
建物の規模 | 塗装面積の目安 | シリコン塗料を使用した場合の相場 |
25坪前後 | 約100㎡ | 約65万円〜80万円 |
30坪前後 | 約120㎡ | 約75万円〜95万円 |
40坪前後 | 約150㎡ | 約90万円〜110万円 |
50坪以上 | 180㎡〜 | 約100万円〜130万円 |
面積が増えると当然費用も上がりますが、業者によっては「セット割引」や「春・秋のキャンペーン」などを行っていることもあります。
広島ならではの傾向とポイント
- 地域密着型の業者が多く、価格競争が活発 → 相見積もりを取れば10万〜20万円の差が出ることも。
- 沿岸部特有の湿気や塩害に配慮した塗料選びが重要 → 耐久性の高いフッ素や無機塗料が選ばれる傾向あり。
- 一部自治体で補助金制度の活用が可能(期間・条件あり) → 広島市、呉市、福山市などでは省エネ改修の一環として助成金対象となる場合も。
塗料別価格比較:アクリル・シリコン・フッ素の違いとは?
外壁塗装の費用を左右する最大のポイントのひとつが「塗料の種類」です。見た目は似ていても、耐久性や価格、メンテナンス周期が大きく異なります。
ここでは、広島エリアでよく使われているアクリル塗料・シリコン塗料・フッ素塗料の特徴と価格帯をわかりやすく比較します。
アクリル塗料|とにかく安く済ませたい人向け
- 価格帯の目安:1,000~1,500円/㎡
- 耐用年数:約5~7年
- 特徴:
- 初期費用が最も安く、予算を抑えたい方向け
- 色あせしやすく、耐久性はやや劣る
- こまめな塗り替えを前提とした短期的な利用向き
▶ 地域限定で短期間に売却予定がある住宅などには選択肢として有効。
シリコン塗料|コストパフォーマンス重視の定番
- 価格帯の目安:2,000~3,000円/㎡
- 耐用年数:約10~13年
- 特徴:
- 価格と耐久性のバランスが良く、最も人気がある
- 防汚性・耐候性に優れ、一般的な戸建住宅に最適
- 多くの業者で標準的なプランとして採用されている
▶ 広島市内や郊外の一戸建てで、10年サイクルのメンテナンスを前提にするならベストな選択。
フッ素塗料|長持ち重視・メンテナンスを減らしたい方向け
- 価格帯の目安:3,500~4,500円/㎡
- 耐用年数:約15~20年
- 特徴:
- 高価格ながら非常に高い耐久性を誇る
- 紫外線や雨風に強く、沿岸部など過酷な環境に向いている
- メンテナンス頻度が少なく、長期的なコストを抑えられる
▶ 呉市や尾道市など、海沿い地域での選択としても人気。将来の塗り替え回数を減らしたい方におすすめ。
【価格・耐久性の比較まとめ】
塗料の種類 | ㎡単価の目安 | 耐用年数 | 向いている人 |
---|---|---|---|
アクリル | 1,000〜1,500円 | 約5〜7年 | 初期費用をとにかく抑えたい方 |
シリコン | 2,000〜3,000円 | 約10〜13年 | バランス重視・一般的な家庭 |
フッ素 | 3,500〜4,500円 | 約15〜20年 | 長持ち重視・沿岸部や高耐久志向 |
【広島エリアでの選び方のポイント】
広島の気候は温暖で雨が多く、沿岸部では塩害リスクもあります。
そのため、少し価格は高くても「耐久性の高い塗料を選ぶ方が結果的にお得になる」ケースが多いです。
また、近年は無機塗料やラジカル制御型塗料といった最新塗料も選ばれるようになってきています。
これらは高耐久・高価格帯ですが、10年以上のメンテナンスフリーを目指す方には検討の価値があります。
地元業者 vs 全国チェーン:広島で依頼するならどっち?
外壁塗装を依頼する際、最初に悩むのが「地元の業者に頼むか?全国チェーンにするか?」という点です。
どちらにもメリット・デメリットがあり、予算や安心感、サポート体制などの観点から判断する必要があります。
ここでは、広島エリアにおける選び方のポイントを詳しく解説します。
地元業者の特徴とメリット・デメリット
メリット:
- 価格が比較的リーズナブル
→ 中間マージンが発生しにくいため、総費用を抑えられるケースが多い。 - 地域の気候や建物事情に詳しい
→ 広島特有の気候(湿気・沿岸部の塩害など)を理解した施工が期待できる。 - 小回りの効く対応とアフターサービス
→ 急なトラブルにもすぐ駆けつけてくれる安心感。
デメリット:
- 業者によって品質に差がある
→ 信頼できる会社を選ぶために、実績や口コミの確認が必須。 - 保証内容が不明瞭な場合も
→ 口約束ではなく、書面での保証内容をきちんと確認することが大切。
全国チェーンの特徴とメリット・デメリット
メリット:
- 統一された施工マニュアル・品質管理
→ 大手ならではの施工基準で、一定以上の仕上がりが期待できる。 - 保証やアフターサービスが明確
→ 長期保証(10年など)や、全国ネットのカスタマーサポートがある場合も。 - 見積りやプランの提案が丁寧
→ カラーシミュレーションなど、提案力の高さが魅力。
デメリット:
- 費用がやや高くなりがち
→ 広告費や本部経費などが価格に含まれるため、割高になる傾向。 - 実際に施工するのは地元の下請け業者
→ 「全国チェーンの看板=施工の品質」とは限らない場合もある。
【広島で選ぶなら?】
こんな方は地元業者がおすすめ:
- 価格を抑えたい
- 地域密着のサポートを重視したい
- 施工実績のある信頼できる業者がある
こんな方は全国チェーンがおすすめ:
- 保証内容を重視したい
- はじめての塗装で不安がある
- 大手のブランド力に安心感を感じる
【選ぶときのチェックポイント】
- 見積書に「使用塗料の種類・面積・工程」が明記されているか
- 口コミ・評価が良いか(Googleレビューや地域ポータル)
- アフターサービスや保証期間は明確か
- 現地調査を丁寧に行ってくれるか
どちらを選ぶにせよ、「3社以上から相見積もりを取る」のが満足のいく施工への第一歩です。
費用を抑えるポイントと補助金・助成金制度の活用法
外壁塗装は決して安い買い物ではありませんが、いくつかのポイントを押さえることで費用を抑えることが可能です。
さらに、広島県内の自治体によっては、リフォーム支援の補助金や助成金制度を利用できる場合もあります。
ここでは、賢く塗装費用を抑えるコツと、広島で利用できる公的支援制度についてご紹介します。
費用を抑える5つのポイント
1. 相見積もりを必ず取る
3〜5社の見積もりを比較することで、相場感を把握できます。業者によっては10万円以上の差が出ることも珍しくありません。
2. シーズンオフ(夏・冬)を狙う
春・秋は繁忙期で割高になる傾向があります。需要の少ない時期は値引き交渉がしやすくなるチャンスです。
3. 塗料の選び方に注意する
「とにかく長持ちする=お得」とは限りません。住まいの状況や今後のライフプランに応じて、過不足のない塗料を選ぶことが大切です。
4. 外壁以外の工事とまとめて依頼する
屋根塗装や雨樋の補修などを同時に依頼することで、足場代を1回分にできるというメリットがあります。
5. キャンペーンや紹介制度を活用する
地元業者の中には、期間限定キャンペーンやご近所紹介割引を行っているところも。HPやチラシをこまめにチェックしましょう。
広島県内で利用できる補助金・助成金制度(2025年4月時点)
広島県や各市町村では、省エネやバリアフリー、住宅の長寿命化を目的としたリフォームに対し、補助金が出る場合があります。外壁塗装も条件によっては対象になることがあります。
- 対象:断熱塗料や遮熱塗料など、エネルギー効率を高める塗装
- 補助額:上限10万円(対象工事費の1/5以内)
- 条件:市内に住民票があり、自ら居住する住宅に限る
- 対象:耐久性・省エネ性能の向上を伴う外壁塗装
- 補助額:上限15万円
- 受付期間:毎年度4月〜予算終了まで(早期終了あり)
- 内容や金額は年度・市町村ごとに異なるため、市役所の住宅課または公式サイトで最新情報を確認するのがおすすめです。
【補助金を確実に活用するコツ】
- 補助金は工事前の申請が必須です。着工後では対象外となることが多いので注意しましょう。
- 業者によっては補助金申請を代行してくれるサービスもあります。初めての方は相談してみると安心です。
まとめ
今回は「 広島における外壁塗装の最新費用相場を解説」についてご紹介しました。
外壁塗装の費用は決して安くありませんが、選び方・頼み方・制度の活用次第で大きな節約が可能です。
長い目で見て、費用対効果の高い塗装を行いましょう。
広島県福山市・岡山県笠岡市で屋根外壁塗装をご検討中の方は、
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お困りごとをお聞きして、お客様目線のご提案を心がけております。
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