外壁塗装はどこに頼む?失敗しないための業者の選び方ガイド

外壁塗装をどこに頼むべきか迷っている方へ。この記事では、ハウスメーカー・工務店・塗装専門店・リフォーム会社など信頼できる業者の選び方や、見積もり比較・保証内容のチェック方法、失敗しないポイントを具体的に解説します。これを読めば、あなたに最適な外壁塗装業者が分かり、安心して依頼できるようになります。
広島県福山市の外壁塗装、屋根塗装ならイマガワペイントにお任せください。
一級建築士、一級塗装技能士が在籍するイマガワペイントが、今回は「外壁塗装はどこに頼む?失敗しないための業者の選び方ガイド」についてご紹介します。
外壁塗装について気になる方は、ぜひ参考にしてください。
また、外壁塗装で気をつけるべきポイントについて気になる方は下記の記事で詳しく解説していますので、チェックしてみてください。
外壁塗装を依頼する前に知っておくべき基礎知識
外壁塗装の必要性と時期
外壁塗装は建物の美観を保つだけでなく、雨風や紫外線から外壁材を守り、住宅の寿命を延ばすという重要な役割があります。日々の気候変動や経年劣化により徐々に塗膜が薄くなり、防水性や耐久性が低下します。
一般的には新築時から約10年ごとに塗り替えが推奨されていますが、外壁の素材や使用している塗料、立地条件によって適切な時期は異なります。ひび割れ・コケ・色あせ・チョーキング(白い粉がつく)などの劣化症状が見られる場合は、早めの塗装が必要です。
外壁の症状 |
見られるサイン |
主な対処方法 |
色あせ |
外観のツヤが減り、色が薄れて見える |
早めの点検と塗り替え推奨 |
チョーキング |
手で触ると白い粉がつく |
防水性低下のため塗装要検討 |
ひび割れ |
小さな亀裂や大きな割れがある |
補修・塗り替えが必要 |
コケ・カビ |
緑や黒いシミ・斑点が見られる |
洗浄・塗装、場合により防カビ処理 |
塗料の種類と特徴
外壁塗装で使用される塗料は、主にアクリル、ウレタン、シリコン、フッ素などの種類があり、機能や耐久年数、価格帯に違いがあります。それぞれの特徴を理解することは、コストパフォーマンスの高い塗り替えに欠かせません。
塗料の種類 |
耐用年数 |
特徴 |
価格帯 |
アクリル塗料 |
約5~7年 |
価格が安価、発色が良いが耐久性は低い |
安い |
ウレタン塗料 |
約7~10年 |
柔軟性があり扱いやすいが近年は使用減 |
やや安い |
シリコン塗料 |
約10~15年 |
耐久性・防汚性に優れ、コストパフォーマンスが高い |
中程度 |
フッ素塗料 |
約15~20年 |
非常に高い耐久性、メンテナンス回数を減らせる |
高い |
他にも、遮熱塗料や断熱塗料、防カビ・防藻性能付き塗料など機能性塗料も登場しており、ご自宅の立地やライフスタイル、予算に合わせて選ぶことが重要です。必要な性能やメンテナンスサイクルも考慮し、信頼できる業者と相談して最適な塗料を決めましょう。
外壁塗装はどこに頼むべきかの選択肢
外壁塗装を検討する際、「どこに頼めば安心なのか」「どの業者が自分に合うのか」迷う方は多いでしょう。この章では、日本国内で一般的に選ばれている外壁塗装の依頼先ごとの特徴とメリット・デメリットについて、網羅的かつ具体的に解説します。それぞれの選択肢の違いを理解し、最適な依頼先を選ぶ参考にしてください。
ハウスメーカーの特徴とメリット・デメリット
ハウスメーカーは、積水ハウスやダイワハウス、パナソニックホームズなど住宅の新築・販売も手がける大手企業です。自宅の建築を依頼したメーカーに外壁塗装も任せることで、建物の構造を熟知したうえでのリフォームが期待できます。
下記に主なメリットとデメリットを整理します。
メリット |
デメリット |
建物の構造や過去の施工履歴を把握している |
費用が比較的高いことが多い |
長期保証やアフターサービスが充実している |
下請け業者が施工するケースが多い |
使用材料や工法の信頼性が高い |
柔軟な対応や価格交渉が難しい場合がある |
リフォーム会社やホームセンターとの違い
リフォーム会社はTOTOリモデルクラブやLIXILリフォームショップなど、大手住宅設備メーカーが運営する専門店のほか、リクシルやパナソニックリフォームの直営店があります。また、ホームセンター(カインズ、コメリ、DCM、コーナンなど)でも外壁塗装の窓口を設けている場合があります。
依頼先 |
特徴 |
リフォーム会社 |
幅広いリフォームに対応。大手は安心感があり保証も充実しがち。 自社施工・下請け会社のどちらが施工担当か確認が必要。 |
ホームセンター |
気軽に相談できる反面、ほとんどが提携業者への委託で工事品質にバラつきがある。 アフターサポートが手厚い店舗も存在する。 |
一括見積もりサイトの活用方法と注意点
一括見積もりサイト(ヌリカエ、外壁塗装の窓口など)は、複数の業者から見積もりを取り寄せて比較検討できる便利なサービスです。簡単な入力だけで複数社の価格や提案内容を比較できるため、相場感をつかみやすく、悪徳業者を避けやすいのがメリットです。
- 信頼できるサービス運営元を選ぶ
- サイト上で口コミや事例を確認
- 断る場合にも誠実な連絡を心掛ける
- 詳細な現地調査を依頼し、内容や保証をしっかり比較すること
- 提携業者数や審査基準もチェック
外壁塗装業者の選び方のポイント
見積もり比較の重要性
外壁塗装を依頼する際は、複数業者から見積もりを取得し比較することが非常に重要です。1社だけの見積もりでは、価格や施工内容が適正かどうか判断できません。相見積もりを取ることで工事費用の内訳や、工法・サービスの違いを客観的に評価でき、不当な高額請求や手抜き工事を防ぐことができます。また、各社ごとの提案内容やアフターフォローの違いにも注目しましょう。
項目 |
見積もり時にチェックすべきポイント |
工事費用 |
総額だけでなく、内訳(足場・高圧洗浄・下地補修・塗料代・人件費) |
工事内容 |
どこまで施工するか(外壁・屋根・付帯部など)、塗料グレード・工程数 |
追加費用 |
追加費用の発生条件や想定される料金について明記されているか |
施工実績と口コミ・評判のチェック方法
過去の施工実績や口コミ・評判は、その業者の信頼性や技術力を判断する大切な基準です。自社サイトだけでなく「外壁塗装の窓口」や「ホームプロ」など第三者の口コミサイト、市町村の市民相談窓口なども活用し、多面的に情報収集しましょう。
チェックすべきポイントとしては、施工件数や地元での実績、施工後のトラブルの有無、実際の写真や施主の声の具体性などがあります。また、SNSやGoogleマップ等のレビューも参考になりますが、過度に良い評価や不自然な口コミが並ぶ場合は注意しましょう。過去の施工実績を訪問できる場合は、現地で仕上がりを確認するのも有効です。
契約前に確認すべき保証内容・アフターサービス
保証内容やアフターサービスの充実度は施工後の安心感につながる要素です。塗膜保証や工事保証がどの範囲・期間で付与されるのかを必ず確認しましょう。一般的には5年〜10年程度の保証が付く場合が多いですが、塗料や施工内容によって異なります。
保証の種類 |
内容 |
確認事項 |
自社保証 |
施工業者自身が発行する保証 |
対応範囲、免責事項、保証書の有無 |
塗料メーカー保証 |
塗料メーカーが発行する保証 |
メーカー保証と自社保証の違い、併用可否 |
アフターサービス |
定期点検、メンテナンス対応 |
無料点検の有無、連絡体制 |
保証やアフターサービスに関して、口頭説明だけでなく、必ず書面で内容を受け取りましょう。保証書がない場合や説明が曖昧な業者は信頼性に疑問が残ります。
悪徳業者の見分け方とトラブル事例
残念ながら、外壁塗装業界には悪質な業者も存在します。訪問販売で「今すぐ契約しないと大変なことになる」などと不安を煽ったり、極端に安い見積もりで受注し手抜き工事をする事例が報告されています。
- 必要以上に不安をあおる言動や、しつこい営業をする
- 見積もりが極端に安い(足場費や下地補修費が含まれていない)
- 塗料の商品名やグレード、メーカーが明確でない
- 保証内容やアフターサービスに言及しない、または説明が曖昧
- 契約を急がせてくる
国民生活センターや消費生活センターには、外壁塗装のトラブルに関する相談が多数寄せられています。事前に悪質業者の手口を把握し、信頼できる地元の業者や口コミ、紹介制度を活用しましょう。気になることや疑問点は契約前に納得できるまで質問し、曖昧な返答しかない業者は避けるのが賢明です。
外壁塗装を頼む際の流れと注意点
現地調査から契約までのステップ
外壁塗装を依頼する際は、段階ごとの適切な手順を踏むことが、満足のいく仕上がりやトラブル防止につながります。施工会社とのやり取りは、主に以下の流れで進みます。
ステップ |
具体的な内容 |
注意点 |
1. 問い合わせ・相談 |
電話やウェブフォームで見積もり依頼や質問をする |
複数社に相談し、対応スピードや受け答えを比較 |
2. 現地調査・診断 |
業者が自宅を訪問し、外壁の劣化状態や面積を確認 |
無料診断でも建物全体を丁寧にチェックしてもらう |
3. 見積もり・プラン提示 |
診断内容に基づいた工事内容と金額の提示 |
項目ごとに詳細明記のある見積書か確認 |
4. 契約締結 |
最終プラン・金額・保証内容を元に契約 |
契約書や保証書、約款に不明点がないか必ず目を通す |
この流れの中で、現地調査が丁寧か、見積もりが分かりやすいか、契約内容に不備がないかという点が、失敗しないためには重要です。金額だけでなく、どこまで説明してくれるかも業者選びのポイントとなります。
施工中・施工後のチェックポイント
外壁塗装工事が開始した後や引き渡し前後にも、消費者自身がチェックできるポイントを知っておくことが大切です。疑問や不明点がその都度クリアになることで、不安やトラブルを未然に防げます。
タイミング |
チェックポイント |
具体的な内容 |
施工前 |
近隣挨拶の有無 |
業者が施工前に近隣へきちんと挨拶してくれるか |
施工中 |
作業工程の説明 |
「高圧洗浄」「養生」「下塗り・中塗り・上塗り」など各工程ごとの写真や説明があるか |
施工中 |
現場の清掃・安全管理 |
資材や足場の整理整頓、職人の服装、養生はしっかりしているか |
施工後 |
最終仕上がりの確認 |
色ムラや塗り残し、塗料飛散の有無を施主と一緒に確認 |
施工後 |
保証書やアフターサービス書類 |
保証範囲・期間、連絡先などの書類が渡されているか |
施工期間中は職人への質問や気になる点は遠慮なく伝えることが重要です。また、工事後のアフターサービスや保証内容も事前に確認しておきましょう。万が一、施工後にトラブルが発生した場合、速やかに業者へ連絡し、対応を求めることが大切です。
外壁塗装をどこに頼むか迷った時の相談先
自治体の相談窓口や消費生活センター
外壁塗装業者選びについて中立的な第三者のアドバイスを受けたい場合、自治体の住宅相談窓口や各都道府県の消費生活センターを活用する方法があります。
これらの窓口では、悪徳業者によるトラブルの事例や対処法・契約や見積もりに関する基本的な相談・各種ガイドラインの提供など、消費者を保護する立場で情報提供やアドバイスを無料で行っています。
例えば、「住宅リフォーム・紛争処理支援センター」では、外壁塗装を含むリフォームに関する電話相談を受け付けており、工事内容や契約に関する不安・疑問を解消する一助となります。
相談機関名 |
主な相談内容 |
連絡先・特徴 |
市区町村の住宅相談窓口 |
外壁塗装の基礎知識/契約・見積もり確認/業者紹介は原則不可 |
各自治体の住宅課など/無料相談 |
消費生活センター (国民生活センター) |
クーリングオフや悪徳業者への対応/トラブル解決アドバイス |
全国共通「188」/土日祝も対応 |
住宅リフォーム・紛争処理支援センター |
リフォーム全般の相談/専門家によるアドバイス/紛争処理申請 |
電話「0570-016-100」/土日祝休み |
優良業者紹介サービスの活用方法
「どの業者を選べば安心できるのか分からない」という場合には、優良業者の紹介サービスの利用もおすすめです。これらのサービスは、審査基準をクリアした信頼性の高い外壁塗装業者を無料あるいは低コストで紹介してくれます。
代表的なサービスには、「リフォーム評価ナビ」や「ホームプロ」といった第三者運営の紹介サイトがあります。これらのサイトでは、登録業者の施工実績や口コミ・評価、資格保持状況などが掲載され、利用者同士の体験談やトラブル事例も参考にできます。
優良業者紹介サービスを利用する際の注意点としては、登録基準や保証内容、業者の所在地域なども事前に確認することです。複数のサービスで比較検討することで、より自分に合った業者を見つけることができます。
サービス名 |
主な特徴 |
利用メリット |
ホームプロ |
全国対応/厳格な審査基準/利用者口コミも豊富 |
匿名相談可能 見積もり比較が容易 |
リフォーム評価ナビ |
公共性が高い(一般社団法人運営)/第三者評価システム導入 |
実際のユーザーの評価をもとに比較できる |
住宅リフォーム推進協議会「リフォームコンタクト」 |
国土交通省認可団体/信頼できる事業者情報公開 |
中立的な立場で業者選定支援 |
自分だけで決めきれない・選び方について客観的なアドバイスがほしい時は、第三者機関や紹介サービスを活用することで安心して外壁塗装を依頼できます。それぞれの特徴をよく理解し、複数の意見や事例を確認した上で適切な依頼先を選びましょう。
まとめ
外壁塗装をどこに頼むかは、ハウスメーカー・工務店・地元の塗装専門店・リフォーム会社など各業者の特徴を比較し、ご自身のニーズに合った信頼できる業者を選ぶことが大切です。見積もり比較や口コミ確認、保証内容のチェックを怠らず、納得した上で依頼しましょう。迷った場合は消費生活センターや優良業者紹介サービスも活用し、失敗のない外壁塗装を目指してください。
広島県福山市・岡山県笠岡市で屋根外壁塗装をご検討中の方は、
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