費用がかかった!イメージ通りにならなかった!外壁塗装の失敗談あれこれ
あなたがお住いの住宅は、新築からどのくらいの年数が経っていますか?
住宅は、10年から15年に1度を目安に定期的なメンテナンスや補修が必要といわれていますが、
屋根や外壁などの外装は、特に劣化が気になる場所で、長い間メンテナンスをしないでいると、
劣化を進行させてしまうのはもちろん、メンテナンスにかかる費用も結果的に高額になってしまいます。
だからこそ、外壁塗装をご検討中の方は、「納得のいく金額で、適切なメンテナンスをしたい!」
「イメージ通りの仕上がりにしたい!」とお考えではありませんか?
そこで今回は、外壁塗装で実際にあった事例やトラブルについてご紹介します。
外壁塗装が初めての方はで、トラブル回避のために失敗事例を知っておきたいという方はもちろん、
すでに外壁塗装を経験された方で、疑問や不安があるという方も、参考になさってください!
事例① 費用が高額になった!
外壁塗装工事で多いと言われるトラブルが、「想定していたよりも塗装費用が高額になった!」というもの。
外壁塗装の費用は、塗装面積・使用する塗料の他、建物の劣化の度合いによって大きく違います。
例えば、シリコン系塗料を使って30坪の建物を塗装する場合の相場価格は、
一般的に70~90万円前後とされていますが、これはあくまでも塗装費用の目安でしかありません。
外壁の劣化が激しい場合には、塗装前に修繕をする必要があり、
モルタル外壁のひび割れ、サイディング外壁のシーリングの亀裂や剝がれなどがそれにあたります。
モルタル外壁のひび割れ
サイディング外壁のシーリングのひび割れ・剥離
こうした劣化をそのままにしておくと、雨漏りの発生につながったり、建物の構造にも影響を及ぼす
恐れがあるため、補修をせずに塗装をすることはおすすめできません。
事前調査や詳しい説明がないまま作成された見積書だけで決めてしまうと、追加費用を請求されるなどの
トラブルの危険があるので、必ず事前調査を依頼した上で検討しましょう。
特に、築年数が経過した住宅で、定期的なメンテナンスをしていない場合には
追加で補修費用が発生する可能性が高くなることが考えられますので、
定期的に専門業者による点検や、適切なメンテナンスをしておくことで、費用を抑えることが出来ます。
事例② 塗装後の塗りムラ・膨れ・剥がれ
外壁塗装後の外壁に「明らかな色ムラがある」「塗膜の膨れや剝がれがある」など、
施工に関するトラブルもあるようです。
多くの場合、これらの原因は施工不良が考えられます。
通常、外壁塗装をする場合には、外壁についた汚れやカビ、コケなどを洗浄し、庇や換気フードなどの
鉄部には、塗料の密着を高めるためのケレン作業を行います。
これらの下地処理が丁寧に行われていない場合、塗装がわずか数年で剥がれてしまいます。
また、塗装に使用する塗料によって、メーカーが定めている希釈率があり、守られていない場合には
塗料の効果や機能などを発揮できないため、耐久年数も短くなってしまうのです。
さらに、塗料によっては相性が良い下塗り材を指定していることがあるので、こうした塗料を使用する場合は
下塗り材も確認しておけば安心です。
施工トラブルを防ぐためには、事前に作業工程を確認し、不安や疑問をとり除いておくことが重要です。
施工後に「明らかな色ムラがある」「場所によって塗料の厚みに差がある」となど、
気になることがあった場合は、すぐに施工した塗装業者に伝えて対応してもらいましょう。
事例③ イメージしていた色と違う!
好みの色で外壁塗装をしたら、イメージ通りの仕上がりにならなかった!というのも
外壁塗装で聞かれる失敗談の1つです。
外壁塗装は、建物の美観をよみがえらせ、保護するためのメンテナンスとして行われると同時に、
色を変えることで住宅のイメージチェンジにもなります。
イメージをふくらませながら時間をかけて決めた色なのに、塗装したら「イメージと違う!」と
なるのは避けたいですよね?
そうならないために、知っておくと役立つ3つの知識をご紹介します!
★明るい色はより明るく見える
外壁塗装は、実際に塗ってみてから色を決めるということが出来ないので、塗料メーカーが作成する
色見本で色選びを進めていきますが、選んだ色を塗装してみると、「色が違う」と感じることがあります。
これは「面積効果」という、面積が小さいものと大きいものとでは色の見え方が違う現象のためで、
明るい色はより明るく、暗い色はより暗く感じるため、イメージとの違いに後悔する方もいるようです。
対策として、施工する業者にA4サイズくらいの大きめの色見本を用意してもらったりして、
外壁に塗った時のイメージを持てるようにするのがオススメです!
★色見本は必ず屋外で見る!
色の見た目は、光源や環境によって違います。
室内の照明の下で見るのと、屋外の太陽光の下で見るのとでは、同じ色でも違って見えることがよくあり、
色だけでなく、艶の有無、外壁に凹凸があるかどうかも全体の印象を左右します。
天気や時間帯によっても変わってくるので、必ず屋外で、さまざまな環境下で確認してみてください。
★カラーシュミレーションをする
せっかく塗装するなら、「自分好みの色で!」とお考えの方も多いでしょう。
ただ、「好きな色」というだけで塗装する色を決めるのは要注意です。
例えば、白にも純白・オフホワイトなどがあるように、色には明度や彩度があるので、少しの違いでも
広い外壁に塗った時の印象は大きく違ってきます。
また、アルミサッシのように色を変えられない部分との調和も考えながら、慎重な色選びをしましょう。
そして、イメージを具体化するために役立つのが、カラーシュミレーション。
塗装する住宅の写真に希望するカラーを合わせて、施工後の雰囲気を見ることができるもので、
いくつかのパターンを比較検討することもできます。
事例④ 悪徳業者だった!
外壁塗装を成功させるために最も重要なのは、業者選びと言っても過言ではありません。
ほとんどの業者は、誠実な対応をする信頼できる業者なのは言うまでもありませんが、
残念ながら一部には、手抜き工事をしたり、高額な費用を請求する業者が存在します。
特徴として、見積書に詳細な施工内容の記載がなかったり、かかる費用の明細が分からないように表記
されているという点があげられます。
「諸経費」「雑費」「一式」などとまとめて記載されている場合は、必ず内容の確認をしてください!
また、飛び込み営業の業者が訪ねてきた場合には、その場ですぐに契約することはせず、
実際に施工した方の口コミを調べてみるのもオススメです!
事例⑤ ご近所とトラブルになった!
外壁塗装工事では、足場設置や高圧洗浄時の音、塗料の匂い、工事関係者の出入りなどがあり、
近隣の方にご迷惑をおかけする場合があります。
トラブルにならないようにするには、事前の説明をしておくことが有効です。
工事が始まる前に近隣の住宅へ伺って、「外壁塗装をすること」「施工予定期間」のほか、
「音や匂いがするかもしれないこと」も伝えておきましょう。
施工業者による近隣住宅へのご挨拶があるとはいえ、長くお付き合いの続くご近所の方だからこそ、
施主様からの説明があると、気持ちよくご理解いただけるのではないでしょうか。
外壁塗装について、自分では解決できない問題がおこった場合などに相談できる窓口があります。
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広島県福山市・岡山県笠岡市で屋根・外壁塗装を検討中の方は、
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